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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。

「藤倉の薪ストーブのある平屋」多数のご参加ありがとうございました

先週末開催いたしました「藤倉の薪ストーブのある平屋」のOPEN HOUSE。
お足元が悪い中、多数のお客様にご参加いただき心より感謝申し上げます。

又、今回は、美濃加茂から離れたエリアでの開催でしたので、
遠方から来てくださった方も多く深く御礼を申し上げます。

さて、OPENHOUSEですが、
今回も前回に引き続きお一組様ずつのご案内ということで、
比較的ゆっくりと設計者である専務と対話をしていただけたのではないでしょうか。

こちらのお子様達も「こう?こう?」と専務に質問。笑
薪は焚いていないのですが、シミュレーションを楽しんでいただきました。

さて、今回の建築は、
悠久の時間が流れる日常となるよう周囲の山並みや一面の田園風景を汲み取り、
薪ストーブやご夫妻の理想とする深みのあるアンティーク仕上げを取り入れた平屋といたしました。

自然を汲み取る手法といたしましては、風景を生かした窓辺や半屋外の空間づくりに重点を置き、
ワイドビューで構築された南面、室内と繋がる半屋外空間、長尺の木製テラスなどで構築。
ご来場様も自然と視線が外に導かれ、開口から広がる里の風景を眺めていらっしゃいました。

 

又、アンティーク色を濃くする照明やスイッチ、コンセントなど細部の部材も話題に。
自由設計では当然ですが、弊社の建築は「全てがお気に入り」で満たされた空間となることをご周知いただきました。

 

今回は、コロナ禍の影響で常時窓換気を行っていたため、断熱・気密・蓄熱に対し体感不足でありました。
又、これは我々目線ですが、人数制限を設けたため視野の広い市場調査が出来なかったことが悔やまれます。
しかし、初対面のお客様やご契約前のお客様も、実際の建築を目の当たりにすることで、
弊社の品質を感じ取っていただけたのではないでしょうか。
もし、今回のOPENHOUSEが印象に残っておりましたら遠慮なくお声掛けください。

それでは、編集が終わり次第、上記の設計の意図を中心にこの家ならではのこだわりをご紹介したいと思います。

ご来場いただきましたお客様、今回も貴重なお時間を頂戴いたしまして誠にありがとうございました。

「藤倉の薪ストーブのある平屋」雨天のOPENHOUSE

雨天時のOPENHOUSEは気落ちされますか?

実は、雨天時は、
水はけ、雨天時の採光、雨の音、玄関ポーチやテラスの濡れ方などもご見学できるため
住環境の理解が深まる良い機会です。


本日も雨。
細い雨がふり続く藤倉は、周辺の山々に雲が落ち集落ごとしっとり。
静けさの中に浸りに来てください。

「藤倉の薪ストーブのある平屋」夜の藤倉

夜の藤倉を少し。

夜間のテラスは静の時間が流れるとっておきの場所。
煌めく夜空に澄んだ空気。
あとは暖かくなるのを待つだけ・・・

まだまだ工事中です。
OPENHOUSE直前。
土曜日までに竣工、清掃、セッティングして
皆様のお越しをお待ちしております。

「OPENHOUSEのご案内」藤倉の薪ストーブのある平屋

この度、弊社が設計・施工・監理を進めてまいりました新築住宅がまもなく竣工を迎えます。
それに伴い、急遽内覧会を開催する運びとなりましたのでご案内申し上げます。

詳細は、以下の通りです。

◆ 開催日時
2021年1月23日(土)1月24日(日)
10:00~16:00

◆ 計画概要
・用途:住宅   
・構造:木造平屋建て
・設計施工監理:株式会社 間宮建築
・設計者:間宮嘉展

◆ 開催地
岐阜県山県市藤倉

◆ CONCEPT
1 上質におごることなくひっそり佇む
2 薪ストーブで室内環境を整える
3 セメント素材と無垢の木で和情緒を創造
4 半屋外空間で心静かに自然と向き合う
5 家事動線を暮らし方に合わせる

以上、ご見学をご希望の方は「お名前」「参加人数」「希望日時」をご記入の上
お問い合わせフォームからご連絡ください。
折り返し、案内図を送付させていただきます。
※定員に達しましたので受付終了いたしました。

尚、現在、岐阜県は、緊急事態宣言の対象地域となっております。
弊社は、以下の新型コロナウイルス感染症対策に努め、ご来場者様の安全に配慮いたします。

<新型コロナウイルス感染症対策>
対策①メール、ウェブサイトのみの告知とさせていただきます。
対策②ご予約制とし、一組ずつのご案内とさせていただきます。
対策③自動消毒器による手指の消毒を実施いたします。
対策④マスク、使い捨て手袋の着用をお願いいたします。
対策⑤定期的に2方向による窓換気を実施いたします。
※消毒、使い捨て手袋はこちらでご用意させていただきます。
※マスクをお忘れの方は使い捨てマスクをお渡しいたします。

OPENHOUSEは、顧客様や家づくりをご検討中の方に、つくり手の思惟をお伝えすることが目的です。
又、写真では感じにくい実際のスケール感や
最高グレードのモデルハウスでは想像し難い実際の仕様をご覧いただく貴重な機会となります。
開催日が差し迫っておりますが、是非ご参加ください。

因みに、直前まで工事が続きますので掲載画像が少ないのはあしからず・・・苦笑

それでは、社員一同皆様のお越しをお待ちしております。

「粟野の長期優良住宅」着工しました

新しい現場です。

こちらの現場が位置するのは、岐阜市の粟野。
近隣は山々が点在していますが、わりと開けた平地で、閑静な住宅地の一画になります。

さて、現況ですが、年末に地鎮祭を執り行い年明けに着工。

 

現在は、基礎を立ち上げるため、地面を掘削する掘り方の作業をしております。

 

平面でみると、シンプルな長方形。
しかし、立体として立ち上がると、片流れの大屋根が姿を現す予定です。
これは、敷地形状や内部空間の構造による結果ですが、屋根が特徴的ならば側面はプレーンに。
屋根は金属板で葺き、同素材で側面も覆います。

主張はほどよく。
こだわりは無数にあるものの、一点特徴主義の間宮建築です。

基礎が立ち上がったら、配筋検査を経て土台を伏せ上棟日を迎えます。
待ち遠しいですね!

仕事始め

皆様、お久しぶりです。
弊社は、本日より仕事始めです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

専務は設計、わたくしは3Dパース作成からスタート。
少人数体制のため、1物件ずつ集中して仕上げていきます。

そんな中、2021年も一つ一つの出会いを大切に・・・と専務と話しております。

2021年は、コロナが再び猛威を奮い、深刻な社会状況からスタートしました。
間宮建築では、長期間のステイホームが苦痛とならないよう
家族との距離感、職住の共生、ジェンダーレスの家事育児導線、空気の循環・・・
など収束後の日常も見据え、身体と精神の健康を考えていく所存です。

又、様々な不安を抱えるwithコロナの中での建築は課題が山積み。
ネガティブな思考にもなりがちですが、こういう時こそ正面から立ち向かうべきであります。
その意欲を胸に秘め、一人一人の想いに対し柔軟に対応していく所存です。

 

  

10年程前リノベーションした事務所は、年季が入り益々ノスタルジックな雰囲気に。
弊社の顧客様は、ヤング層からシニア層まで年齢層が幅広いので、
誰もが気兼ねなくお話していただけるよう温かい雰囲気づくりを心がけています。

今年も、これまでのご縁に感謝しつつ、
ここでの新たなご縁を楽しみにしております。

A HAPPY NEW YEAR

自粛時だけではなく、家は人類のよりどころ。
一人の時も、家族と一緒の時も、自然といい風が吹きますように。

本年もよろしくお願いいたします。

2021.元旦

本年もご愛顧いただきありがとうございました

いよいよ年の瀬も押し迫り、本年も残すところあと2日となりました。

2020年は、新型コロナウイルスの影響で大変な一年となりました。
ただでさえ忙しい毎日なのに、コロナ対策の負担が増し息苦しい世の中に・・・。
家づくりにおいても、自粛生活により家にいる時間が増えたため、
あらゆるシーンにおいて、快適に暮らすことができる柔軟性がこれまで以上に重要となりました。
弊社では、この感染拡大で、
「社会情勢に変化が見られても、ご家族一人一人が落ち着いた生活を維持できる家」
を考えるきっかけとなり、新しい視点で建築と向き合っています。
来年もまだまだ続くであろうステイホーム。
何が心地良いのかを探り、窮屈さを感じない居場所をつくっていきましょう。

それでは、
本年も変わらぬご愛顧をいただきましたOB様。
現在共に未来を創造中の新規顧客様。
共に切磋琢磨した協力会社様。
この素晴らしいご縁に心から感謝いたします。

尚、1月5日(火)より、通常通りの営業となります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。

「那加の平屋」驚きの環境整備

今年最後の現場レポは「那加の平屋」です。

木工事が完了し、夜な夜な気になる部分を簡易チェック。


問題ございません。

それにしても・・・
ここの現場でいつも話題に上がるのがこの環境整備。
通常、木工事の際は、細かい木屑や廃棄物が大量に発生するのですが、
この現場の協力会社さんは「毎度、僕(専務)以上。このまま引き渡せるレベル。」の綺麗さを維持してくれています。

  

仕事をしやすく環境を整え、道具や材料を取り出しやすく備えることは、安全や安心に繋がります。
現場の安全に対する取り組みは、我が社が更に向上できる点でありました。

年内は、ちょうど区切りがついた木工事で終了。
年明けからクロス工事にバトンタッチです。
来年もよろしくお願いいたします。

「室原の薪ストーブの平屋」牧歌的な情景

お邪魔するたび、新しい「何か」が造作されている室原の現場です。
今回新たに登場したのは・・・

山羊さんのお遊具!
小学校の樹木を切った後の株を譲り受けたそうです。

 

実は、山羊さんの小屋もDIY。
夜になると自ら帰宅されるそうです。

これだけの重量、面積のものを置いても窮屈さを感じないこの土地の大らかさを改めて思い知りました。
大らかで、まさに牧歌的。
どこからともなく牧人の笛の音が聞こえてきそうです。

そして、発見してしまいました。
丘の上のブランコとそこへ続く道。

 

図々しくも乗らせていただき・・・

 

バリスイングならぬ室原スイングを楽しみました。
遠くに御嶽山を眺められるほど眺望がよく、一瞬ウブドに来たかと錯覚するほどの開放感。
実は、このブランコもご主人のお父様のDIY.。
様々な造作や体験を通じて、この地での自然との付き合い方を学ぶことができました。

このように、ここへ来るたび、思いきり羽を伸ばすわたくし達。
こんな山あいの地のもとで厚化粧してもねぇ・・・?と毎回思うのであります。

そこで・・・

専務が目指すのは、山あいにひっそりと佇むようなシンプル設計。
この地の特性を汲み取りつつ、仕事や家事をこなす現実をしっかりと見据え、
暮らしに緩急をつけられるような居場所をつくりたいと考えているそう。


現在は、木工事の真っ最中。
あと数日で、しばらく現場がストップしますが、来年もよろしくお願いいたします。