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「太田の平屋」パブリックエリアとプライベートエリア
続きまして、エリア別のご紹介です。
平屋において、ご家族との距離感を気にされる方も多くいらっしゃいますが、
平屋の設計では、窮屈な家族関係にならないことやON/OFFの切替も大切にしています。
天井吹抜けのワンフロアリビングは、パブリックエリアとしてどこにいてもご家族の気配を感じることができますが、
大人や思春期を迎えたお子様には少々窮屈に感じられることも。
(専務とわたくしもそのタイプ)
そこで、ワンフロアで空間を共有しながらも、
各自がその時の気分で思い思いに過ごせる空間づくりを意識しています。
キッチンは料理をつくるところで、ダイニングは食事をするところとはっきりとした役割がありますが、
リビングは・・・?ロフトは・・・?お仏壇を置かない和室は・・・?
なんとも曖昧な立ち位置。
曖昧な分、各自が思い思いに過ごせる居場所をつくり、
リビングと一体になるよう繋ぎ方や塞ぎ方などを調整をしています。
十分な容積のロフトスペース。
奥は収納、手前は多目的スペースです。
引き戸の奥は、プライベートエリア。
消灯時間は、お好みの色でカラーリングされた個室でゆっくりと。
因みに、寒色は、副交感神経を優位にすることが分かっているそうです。
一日の始まりは、廊下で気持ちをON。
光に向かうと活力が湧いてきそうです。
以上、ほんの一部分のご紹介でしたが、
お互いが快適に、自然にいられ、家族を繋ぎ、生活をも繋ぐ居場所をつくっていきましょう。