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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。
「中山道太田宿の家」この地に住むことを誇りに
1月下旬のとある日、「中山道太田宿の家」が竣工し、無事お引渡しをさせていただきました。
こちらは、お引渡し前日に取り付けられた木製4枚引き戸。
市の景観計画に沿い建具は木製、伝統的意匠を取り入れ景観形成を図っています。
町並みの眺望景観に欠かせない格子は、二階のサッシにも取り入れ宿場町界隈の統一性に配慮しています。
多くの人の往来があり、町の交流の場でもある中山道太田宿。
今回、お施主様や行政と協働で景観形成に取り組み、街並み保全のお役に立てたことを嬉しく存じます。
ご家族様には、旧来の景観や歴史文化を守る担い手として、この地に住むことを誇りに思っていただきたいかぎりです。
また、景観を保全することで、市街地が賑わい、人が和らぎ、町に対する誇りや愛着心が次世代にを受け継がれることを願います。
それでは、M様、この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。
多くの学びを得ることができ感謝しています。
また住み心地を聞かせてくださいね!
「今泉の平屋」上棟おめでとうございます
1月下旬。
「今泉の平屋」では上棟の前に「土台伏せ」を行い、
その後、滞りなく上棟を終えることができました。
コミュニケーションを図りながら各自役割をまっとう。
代表はチーム全員が気持ちよく作業ができるようサポートし、技量を最大化できる環境を築いています。
その成果として、顧客様から職人の技を信頼していだいており、
職人不足の時代ですが、我々は今後も持ち味である建築技術を生かして建築に携わっていく所存です。
全長22mオーバーの躯体は圧巻ですね。
これから竣工に至るまでのプロセスを楽しみましょう。
それでは、M様、今後ともよろしくお願いいたします。
「中山道太田宿の家」生活の流れを生み出す
お引き渡し直前の中山道の現場より。
壁掛けテレビが未施工ですが、内部工事はほぼ整い、ご夫妻がお引越しを少しずつ始められています。
計画当初からの課題は、隣家と密接することによる圧迫感の解消と明るさを確保すること。
奥へ行くほど明るさを感じられるよう光の調整をし、
場が切り替わるというより生活の流れを生み出すことによってそれらを解決しています。
こちらのご家族様は、小さなお子様がいらっらしゃる子育て世帯で、子育て中は、1日の大半をこちらのフロアで過ごされます。
おもちゃを広げるプレイ時間、安全なお昼寝の時間、食卓を囲む時間など様々な活動が予想されますが、
空間の移り変わりや居場所の豊かさが子育てのしやすさに繋がることを期待しています。
また、南に大きくとった開口と西側のハイサイドから取り入れる自然光により、日中は電気を消しても自然な明るさで過ごすことができます。
柔らかな陽光のもと、お子様たちがのびのびと健やかに成長されることを願います。
本日午後よりお引渡し予定。
その前にガレージの木製建具の設置が完了したので外観写真を撮らせていただきますね。
今週か来週に投稿いたします。
「今泉の平屋」今週末の上棟に向けて
段取りを進めています。
現場は、基礎工事が完了。
この上に土台を伏せた後上棟を迎えます。
建築規模は延床面積40坪オーバーで、
お車1台分のガレージを建物本体に含みますので全長約22m。
LDKを中心に自然光や風を取り込み暮らしの快適性向上を図ります。
ゆとりのある敷地なので、自然エネルギーを取り入れるパッシブデザインは非常に有効です。
それでは、M様。
上棟が待ち遠しいと思いますが、もう少々お待ちくださいね。
我々もプランがカタチとして現れる日を楽しみにしております。
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「鷹之巣のモデルハウス」オンオフの切り替え
鷹之巣のモデルハウスより。
各業者の方々には、お正月休みを返上して業務に従事していただき感謝しております。
お陰様で内部木工事は無事完了し、現在は外壁塗装中、今週中にクロス工事、タイル張りへと進行する予定です。
こちらはダイニングキッチンのエリア。
並列レイアウトのダイニングキッチンは、大判タイルで整える予定です。
タイルを主役にするため木擁壁は造らずアイランドキッチンを設置します。
(アイデアの変化により数年前の構想とまるで違う)
一方、リビング側は木が主役。
木製ルーバーを天井にあしらい空間にリズムを与えています。
タイルは一切使わず、木と塗り壁の素材感で構成。
リビングはつくり込まずシンプルを極めます。
先端の設備機器が設置される現代色の強いダイニングキッチンと落ち着き払ったリビングの対比。
狙いは、オンオフの切り替えで、この家に住むことで心の健康を向上させたいところです。
「中山道太田宿の家」お引渡し間近
新年一投目の投稿は、こちらの現場。
「中山道太田宿の家」です。
建物本体は完了検査に合格し、現在はインナーガレージの土間打ちや外構工事を行っています。
内装材は、強度劣化が少なく安定した品質を保つことができる素材で。
真新しいのにどこか懐かしい・・・イメージ通り!
そして、本日花木センターで植栽も数点購入。
軒が並ぶ町中でも、ご家族様や訪問者、行き交う人々が自然と触れ合っていただきたい。
そんな思いを込めています。
明けましておめでとうございます
今年は、4月から建築基準法の改正に伴い省エネ基準適合の制度が始まります。
弊社では、断熱性能を高めエネルギー消費量を抑える対策としてZEHを筆頭に精力的に取り組んで参りましたが、
これからは省エネの適合基準がより厳しくなり、それらが省エネ住宅の価値を構成する要因となります。
我々は、正しい知識を得て、次世代のために適正な業務をおこなっていく所存です。
本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
「鷹之巣のモデルハウス」バタバタな大晦日
今年も残すところあとわずかとなりました。
弊社も明日より年末年始の休暇に入りますが、モデルハウスの現場は大晦日まで動きます。
木工事は終盤を迎えています。
各業者業務が手一杯で、中々タイトなスケジュール。
バタバタな大晦日となりそうです。
年末年始休業のお知らせ
師走の候 平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼を申し上げます。
さて、誠に勝手ではございますが、以下の期間を年末年始休業とさせていただきます。
令和6年12月31日(月)~令和7年1月5日(日)
ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします。
「加治田のリノベーション」時間と経験を刻んだモノたち
加治田のリノベーション。
工事は一通り完了し、お施主様ご家族が新生活を始められました。
これからグランドジェネレーションを迎えるご夫妻のための住環境づくりとして、
断熱性能を高め空間構成をフレキシブルに改装し価値を高めています。
このリノベーションで、現代建築の新しい表現として重宝したのが時間と経験を刻んだモノたち。
それらが愛着のある日常風景をかたちづくると考え、旧の建具をそのままの状態で設えています。
これからの生活と積み重ねられた時間が交差する空間が我々の前に現れました。
無論、新たな建具製作にも力を入れていて、それらはそういった関り合いを意識して設計しています。
新たな建具は、各空間の繋がりを自由に調整するための試みでもあり、
時間ごと、季節ごとに空間を閉じたり開いたりしながら居場所を作り出す狙いがあります。
壁で仕切っただけでは得られない可変性の高い新たな建具たち。
これらの建具もお施主様ご夫妻にとって愛着のある存在となりますように・・・。