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「鵜沼の平屋」竣工おめでとうございます

毎日猛暑が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
弊社では、施工中のお客様の他、多数のお客様にお待ちいただいており、
暑さを吹き飛ばす勢いで業務を遂行しております。

そのため、最近当ブログの鮮度が落ち気味・・・。
しかし、お盆休み前に竣工物件を1棟ご紹介できたら・・・と思い更新いたします。

7月末に遡りますが、約7ヶ月の工期を経て「鵜沼の平屋」が無事竣工いたしました。

7ヶ月の工期に驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
コロナの影響で資材の遅延が発生したため通常(5ヶ月~6ヶ月)よりお時間がかかりました。
お客様のご理解に感謝いたします。

さて、鵜沼の平屋は、外壁と同じ仕上げで仕上げた擁壁で囲ったクローズ外構。

擁壁を一つの構造物として捉えると、この家のように建物と調和し動線も明確になります。
クローズ外構の好例となりました。

また、こちらのテラスでは豆柴君が喜んでいたそうで・・・。

 

住宅地においても空を仰ぎ、自然の変化に心を留められる場所。
広いテラスは、豆柴君にとっても有意義なエリアとなりそうです。

他にも、ご家族様の拘りが詰まった特徴が山のように存在いたします。
順次ご紹介できればと思います。

それでは、K様、竣工おめでとうございました!

「鵜沼の平屋」竣工直前

とある日の鵜沼。
自動的に夜間モードに切り替わるはずですが、うまく撮れませんでした。苦笑

この家では、プライバシー確保の手段として塗り壁仕様とし、
外部との関わりを極力抑え、上方から自然との距離を推し量っています。

 

町や自然とどう関りをもつかという課題が両方の焦点でしたが、
鵜沼と土田の対比がそれを物語っています。
閉じるか開くか。
その答えは、一律ではありません。

「鵜沼の平屋」手仕事重視

玄関から内部へ入った際、真っ先に目につくのはこの木枠のFIX窓。

ピュアな優しさを感じる木枠です。

グッドデザインの量産製品が溢れようとも、
間宮建築は手仕事を意識しています。

「鵜沼の平屋」進捗状況。ご家族の生活風景を思い描く

鵜沼の現場です。
外観は、外構工事へ突入。

外部のディテールで特徴的なのは、個性的な軒の出と面上の立体領域。

 

こちらは、内部。
PCコーナーとキッチンの間からの視点です。

全体を見渡すことのできるポジションで、ご家族の生活風景をありありと思い描くことができました。
小上がりの多目的スペースは、ご要望によるもの。

 

他にも側面にあらゆる機能を造作することで、
思い思いに過ごすご家族の距離感、同じ空気を吸いながらも自由でいられる暮らしをサポートいたします。

「鵜沼の平屋」建具枠

最高に小粋な建具枠を。

「鵜沼の平屋」木枠づくり

2月上旬のとある日。
玄関木製建具の木枠づくりに励んでいる様子です。

木製建具の扉は建具屋さんの仕事ですが、戸を取り付けるための枠づくりは我々の任務。
枠一つとっても完成まで様々な加工を施します。

 

左:加工前、右:加工後。
加工後は、表面も滑らか。

 

寸法や強度、デザインなど独自の考えに基づいたフルオーダーの造作品です。

こちらは、当事務所の建具枠。

機能重視のシンプル設計とハードウッドの安定感。
その家に合わせ、ベストバランスでご提供いたします。

「鵜沼の平屋」できることは自社で

とある日の自社工場。
木工事のための下準備中です。

こちらは、軒天井に使用するための羽目板に木材保護塗料を塗布している一コマ。
木工事以外でも技量に左右されない工程は、出来るだけ自社で行いコストの調整をしています。

 

ひたすら塗り塗り。

  

このまま風を通しながら乾燥させ現場へ運びます。

軒天集。


軒天のみならず、外部に使用する塗料は、木材害虫、カビなどの外敵から木材を保護する対候性顔料で、
上塗りにも適したものを使用しています。
また、メーカーの性能試験により、高い防虫、防カビ、耐候性能結果を得られています。

お次は、木工事のための材料づくり。
工場での作業が続きます。

「鵜沼の平屋」住宅地の平屋

新しい現場です。
現在は、基礎工事が完了。
基礎配筋検査にも合格し、土台伏せ待ちの状態です。

場所は、各務原市鵜沼の住宅地の一角で、敷地の周りは建て込んでいるものの車の通りが少なく穏やか。
敷地面積は、約56坪。
この密度の高い地での居心地や利便性を探すようにゾーニングした結果、
敷地全体をもて余すことなく活用する平屋プランに辿り着きました。

 

注目すべきは、56坪の敷地をいかすため、内部と外部を繋ぎ空間に奥行きを増していること。
他にも、住宅地において魅力的な平屋となるよう色々仕掛けております。
乞うご期待!