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「瑞浪の平屋」木製フェンスとその特性

続きまして、木製フェンスのご紹介です。

瑞浪の平屋は、教育機関に面した立地柄、いかにプライバシーを確保するかが計画当初からの課題でした。
これにつきましては、足元まで透過性をもたせた横格子の木製フェンスで解消しています。

 

専務は、地域との適度な距離感を推奨しておりますので、
閉塞感を排除したこちらのデザインが定番となっております。
因みに、横格子は、どこから見ても一定の透過性を保つことができます。

アップで。

無垢材には、日焼けや雨風、腐食に強い木材保護塗料を塗布し、耐久性を高めています。
といっても、永久に保護してくれるわけではないので、色落ちしたら再塗装する必要があります。

対しまして、こちらは、無塗装で自然の経過を見守る仕様です。

 

無塗装の場合は、何もしなくてもいいお顔となる無垢材を使用し、経年変化が意匠となるよう造作していますが、
無垢材の経年変化による変色の知識を要します。

弊社のお客様は、研究熱心な方が多いので、無垢材のメリットデメリットをすでにご存知かもしれませんが、
我々も、何事もメリットデメリットを伝達し、数年先を見越して選択していただくよう気を配っています。

又、気になるのは、数年先の変化の状態だと思いますので、
後日、その辺を掘り下げてみようと思います。