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「瑞浪の平屋」エントランス空間の構成
続きまして、エントランス空間です。
玄関戸から入ってすぐ感じるのは、ゲストも心地よいであろうこのワイド感。
物件にもよりますが、なるべく奥行きをもたせ、視覚的に広くみえるようあれこれ工夫を重ねています。
そして、最も目に留まるのは、シューズクロークとの境目であるこちらのアクセントウォールではないでしょうか。
こちらのタイルは、イタリアの天然石を再現したもので、
この大判タイルが、S様ご一家のソフトエレガンスな雰囲気にとてもマッチしているのです。
上質であるにもかかわらず決して嫌味でなく、
慎ましさを感じながらも人目を引く美しさを表現しております。
これぞ、間宮建築流美意識。
ソフトエレガンスであれ、和風であれ、北欧風であれ、ナチュラルであれ・・・
専務の内装表現の根底には、この一文が常に存在しています。
わたくしは、この美意識が好きで、日々のCAD業務や現場見学が楽しくて仕方ありません。
話がそれましたが・・・この表現に共感できる方は、きっと専務と建築の相性がいいと思いますよ。
又、効率的な動線を確保することができるウォークスルータイプのシューズクロークは、
近年、非常にポピュラーなご要望の一つですが、
坪数は増え、収納量は減りますので、自分たちの生活スタイルに本当に合っているか見極める必要があります。
家族専用のクロークが少々乱れても、
綺麗な玄関ホールを保つことができるわけですから、憧れ要素は高いですけどね。
因みに、画像右の扉は、ガレージに繋がる木製建具になります。
脇役感がかわいい。
以上、エントランス空間のご紹介でした。