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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。
「加茂野の長期優良住宅」是非スケール感を
今朝、OPENHOUSE会場のセッティング完了。
毎回、最小限の家具や家電の設置で恐縮ですが、大体のスケール感を掴んでいただければと思います。
オープンハウスでは、自身の身体がものさし。
規模や大きさ、距離などが適切で快適な空間であるかどうか、是非体験してください。
例えば、ダイニングに座ってみても。
近年、キッチンと並列ダイニングがポピュラーですが、キッチンとの関係性も掴みやすいと思います。
(テーブルはご提供品なので、お手を触れないようお願いいたします。)
又、例えば、タイルテラスに身を置いてみても。
間口が広いテラスに身を置くことで、外部との関わり方が見えてきます。
画像では掴みにくいスケール感を色々感じてみてください。
それでは、日ごろご愛顧いただいております顧客様、お問い合わせいただきました初対面のご新規様。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
又、本日、猛暑にもかかわらずご足労いただきました皆様、本当にありがとうございました。
「加茂野の長期優良住宅」OHに向けラストスパート
少しずつ撮影できるエリアが増えてきた加茂野です。
OPENHOUSE告知で特徴を5つ挙げておりますが、こちらはその一つであるガレージの一部。
ガレージインの玄関のため、開催日が悪天候でも、逆にその真価を発揮できるかなと。
因みに、今のところ開催日の降雨の確率は50%~80%です。
こちらも特徴の一つであるタイルテラス。
この時点で、開催まで1週間を切っております。
天候に左右される施工のためややピリピリ。
実は、面積が大きい。
金曜日に完工するよう左官屋さんに託します。
専務はというと、現場と自社工場を行ったり来たり。
様々な木工品を手掛けています。
「ん?それは何ですか?」
「企業秘密。」
室内へ入り、建築の情報が一気に目に飛び込んできた時、
人々の目に留まることはないであろう部位。
しかし、空間を全体として捉えた時、細部の質がクオリティに寄与するものです。
ディテールへのこだわりは人一倍強め。
専務の小技が光ります。
そして、まだまだ工事は続きます。
「御嵩の平屋」お引き渡し
これまで新築工事を進めて参りました「御嵩の平屋」が竣工を迎え、
昨日、無事お引き渡しをさせていただきました。
グレイッシュな外壁が続いておりますが、「御嵩の平屋」は、白壁の好例となりました。
弊社の外壁三大カラーは、グレイ、ベージュ、白ですが、それぞれ雰囲気がまるで異なります。
弊社は、お客様のパーソナリティを重視したカラーコーディネートを得意としています。
こちらは、内部。
「粟野の家」同様、正方形に近いLDK。
ワンフロアで居場所を共有するゾーニング、回遊動線など粟野と共通するこだわりの他に、
やはり目にとまるのはこちらの格子・・・
気になりますね。
ベーシックの中に光るユニークな仕掛け。
順次、特徴をお伝えいたします。
乞うご期待!
それでは、W様、竣工おめでとうございました!
「建築日誌」長源寺様、竣工おめでとうございます。
先日、約3ヶ月の工期を経て、長源寺様の外部トイレが無事竣工を迎えました。
久方ぶりのヒノキ建築。
随所に匠の技が生きています。
加茂野のOPENHOUSE後に、社長の想いとともに特徴をお伝えしたいと思います。
「建築日誌」長源寺様、手刻み階段
とある日の自社工場の一コマ。
社長が手掛けているのは、ささらげた階段の製作です。
ささらは山切りカットの土台で、その上に踏板を組んだ階段といえばイメージしやすいでしょうか。
階段は、手刻み。
社長曰く・・・
「経験の乏しい人間がやると傷がつくが、若かりし頃、拝殿建築を厳しく仕込まれたからその経験が生きている。」
とのこと。
因みに、こちらは、ベニヤ板に描かれた原寸図。
手刻みの場合は、手数がかからないよう原寸図から寸法をあたり製作します。
手刻みによる施工もそうですが、伝統技術を用いる職人が減少している現代。
社長曰く、自身の腕や知識は、2代目である専務に99%伝承済みとのこと。
あとの1%は・・・
気になる方は、今度わたくしに聞いてみてください。笑
「加茂野の長期優良住宅」自分の思い通りに
OPENHOUSE開催が決定いたしました加茂野の現場です。
まだ養生や下地の段階でLDK以外の撮影が出来ず、建物自体謎めいておりますが、
度々お問い合わせをいただきましてありがとうございます。
さて、本日はそんな加茂野の一コマ。
「こんなことも専務さんがやるの?」
現場で、お施主様のお母様に声をかけられました。
割とよくかけられるお言葉です。
「はは。自分の思い通りに取り付けたいので。」
一棟一棟仕様が異なる場合、こういった現場合わせの機会が多々あります。
設計者自ら工事を行うため、図面指示はありません。
確信が欲しいので、机上で結論を出すのではなくその場に身を置き自ら施工。
頼りになるのは、腕と感性です。
確かな手応えのために、現場施工が得意な設計者でありたいところです。
「OPENHOUSE告知」加茂野の長期優良住宅
この度、弊社が設計・施工・監理を進めてまいりました新築住宅がまもなく竣工を迎え、
内覧会を開催する運びとなりましたのでご案内申し上げます。
詳細は、以下の通りです。
◆ 開催日時
2021年8月7日(土)8月8日(日)8月9日(月)
10:00~17:00
※ご予約日時要相談
◆ 計画概要
・用途:住宅
・構造:木造平屋建て
・設計施工監理:株式会社 間宮建築
・設計者:間宮嘉展
・制度:長期優良住宅
◆ 開催地
岐阜県美濃加茂市加茂野町加茂野
◆ CONCEPT
① 愛車と暮らす。並列2台駐車の造作ガレージ
② 淀みなく光と風が流れる50坪の平屋
③ 色褪せない無垢の木×天然石調空間
④ 日常に溶け込む伝統建築と造作家具
⑤ タイルテラスで寛ぐおうち時間
以上、ご見学をご希望の方は「お名前」「参加人数」「希望日時」をご記入の上お問い合わせフォームからご連絡ください。
折り返し、案内図を送付させていただきます。
尚、弊社は、以下の新型コロナウイルス感染症対策に努め、ご来場者様の安全に配慮いたします。
<新型コロナウイルス感染症対策>
対策①メール、ウェブサイトのみの告知とさせていただきます。
対策②ご予約制とし、一組ずつのご案内とさせていただきます。
対策③自動消毒器による手指の消毒を実施いたします。
対策④マスク、使い捨て手袋の着用をお願いいたします。
対策⑤随時、窓換気を実施いたします。
※消毒、使い捨て手袋はこちらでご用意させていただきます。
※マスクをお忘れの方は使い捨てマスクをお渡しいたします。
OPENHOUSEは、家づくりをご検討中の方に、つくり手の思惟をお伝えすることが目的です。
又、写真では感じにくい実際のスケール感や、
最高グレードのモデルハウスでは想像し難い実際の仕様をご覧いただく貴重な機会となります。
開催日が差し迫っておりますが、是非ご参加ください。
因みに、直前まで工事が続きますので、前回に続き掲載画像が少ないのはあしからず。
それでは、皆様のご連絡をお待ちしております。
「建築日誌」長源寺様、公衆トイレ進捗状況
境内の通路に沿って配置された数々のハス。
極楽浄土に身を置いているようで尊さを感じます。
このハスの生育はご住職のご趣味だそう。
なんとも風情のあるお寺です。
そんな風情を感じる境内の片隅に、一部真壁づくりの公衆トイレ。
全貌が明らかになってきました。
上部真壁工法、下部ヒノキの板張り、壁は内外共に漆喰です。
先日、社長が製作していた観音様のお箱も設置され、一気に神聖な領域に。
こちらは内部。
床から腰の高さまでの間に傷や汚れが生じやすいため、タイルや腰壁でカバーしています。
便器設置、外部タイル貼りなどまだまだ工事は続きます。
次回は、社長自ら製作しております外部階段についてお伝えいたしますね。
伝統技術の賜物をお伝えできればと思います。
「粟野の長期優良住宅」お引き渡し
先日、「粟野の長期優良住宅」が竣工し、無事お引き渡しをさせていただきました。
弊社の挑戦にお付き合いいただく結果となったファザード板張り。
20年の経験をもってしても新たな挑戦というのは難しい。
想定外だったことで今後の課題は残りましたが、得るものも大きい。
またアクションを起こすと思います。
こちらは、内部。
実は、工事はお引渡し当日まで続きました。
先日、ギリギリまで工事が続くと書いた覚えがありますが、本当にギリ。
複数の物件を抱えている時は何かと切迫します。
ご迷惑をおかけしますがご理解いただけますと幸いです。
粟野の家は、正方形に近いLDK。
ワンフロアで居場所を共有するゾーニング、窓辺のフリースペース、回遊動線などに拘っています。
後ほど特徴をお伝えいたします。
それでは、M様、竣工おめでとうございました!
「川合の家」上棟おめでとうございます
紆余曲折を経て遂に開幕した東京オリンピック。
皆様、楽しんでいらっしゃいますか?
日本勢が各競技で金メダルを獲得し、久しぶりに明るい話題で沸いておりますね。
こんな明るい波に乗りながら、こちら「川合の家」では上棟を迎えました。
この日の最高気温は35℃。
近年の温暖化現象は、我々現場主義の職人集団には悩ましい限りですが、
熱中症予防、安全工事の環境を整え万全の態勢で挑みました。
「では、よろしくお願いします!」
専務の掛け声にわたくしまで身が引き締まる。
一人で何でもこなすので別名「何でも屋さん」の専務ですが、
上棟日は9名の職人をまとめる棟梁としての顔が際立ちます。
左午前、右午後。
この角度からだとわかりにくいのですが、久々ワイドなフォルム。
この土地の形状が、このカタチにしてくれました。
因みに、軒先の先端鼻隠しや破風は、そのラインを強調するため着色することが多いです。
下処理もぬかりなく。
気温上昇が著しい近年、夏日の上棟は職人にとって大変厳しく、見守る立場のわたくしも落ち着きません。
しかし、暑さに負けない機敏な動きや笑顔をみていると心底感動を覚えます。
大工及びクレーン運転士の皆様、本当にありがとうございました。
それでは、K様、今後は現場でのお打ち合わせが増えると思いますが、よろしくお願いいたします。