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「建築日誌」長源寺様、手刻み階段

とある日の自社工場の一コマ。

社長が手掛けているのは、ささらげた階段の製作です。
ささらは山切りカットの土台で、その上に踏板を組んだ階段といえばイメージしやすいでしょうか。

階段は、手刻み。
社長曰く・・・
「経験の乏しい人間がやると傷がつくが、若かりし頃、拝殿建築を厳しく仕込まれたからその経験が生きている。」
とのこと。

因みに、こちらは、ベニヤ板に描かれた原寸図。
手刻みの場合は、手数がかからないよう原寸図から寸法をあたり製作します。

手刻みによる施工もそうですが、伝統技術を用いる職人が減少している現代。
社長曰く、自身の腕や知識は、2代目である専務に99%伝承済みとのこと。

あとの1%は・・・

気になる方は、今度わたくしに聞いてみてください。笑