blog
Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。
「稲辺の家」とある日の打ち合わせ風景
工事も終盤に差し掛かり、お施主様の奥様とインテリアや仕上げ各種について話し合っています。
例の長い腕の持ち主さんです(笑)
時に真剣、時に笑い合う。
再び真剣、再び笑いあう。

笑声に釣られて私もいつの間にか参加してました。
初顔合わせの際は、ここまで和やかとはいきませんが、専務は人当りがいいと思いますよ♪
近頃、お電話でのお問い合わせも増えておりますが、お気軽にお越しくださいね。
「上蜂屋の家」上棟2日目
丸2日かけて組み立てられた美しき木造軸組。
シンメトリーの木組みって端正で格好良い。
見えなくなるのが残念なぐらいです。

ファザードより。
斜めの部材は、仮筋交いといって、本筋交いが取り付けられるまでの間、柱の垂直が狂わないように固定しておくものです。

西より。
濃色に着色されたW180mmの杉破風が、意匠の役割も兼ねており存在感抜群です。
因みに、後日、再び塗料の塗布を行ないます。

軒天。
垂木をそのまま仕上げにする垂木現しで仕上げています。
昔ながらの日本建築の味わいを感じますね。

夕方、桧や米松、杉の部材を適材適所に使用した軸組みが完成しました。
最後は、何時もの如くレインコートを羽織って養生。

大工の皆さん、レッカー作業員さん、ありがとうございました。
そして、お施主様及びご家族の皆さん、上棟おめでとうございました!
これからも意見交換を重ねて家づくりを楽しみましょう!
「上蜂屋の家」祝!上棟。耐久性と安全性に優れる木造軸組工法
先週末、タンポポの赤ちゃんが顔を出す陽気の中、上蜂屋の家の建前が行われました。
今週は雪模様のようですが、この暖かさは大工さんにとってはありがたいですね。

今回もお馴染みのメンバーで、皆ベテランの大工さんばかり。
現場の士気を高める親方も終始見守ります。
写真は、二階の柱を組立中。
ものの数分で二階の柱もご覧の通り。速い!




最近、設計や申請業務で寝不足気味の専務も梁の上をこっちへスタスタスタスタ、、、

あっちへスタスタスタスタ・・・

スキー(初心者コース)が唯一できるスポーツであるワタクシから見ると、身体能力高過ぎです。
因みに、専務が公園に行くと、体操選手並みの鉄棒の技に注目が集まります(笑)
鉄棒の上に立ってグルンッと回転して前方に着地ですよ?ビックリだわ、、、
今回の上棟は、材料が多く、和風建築特有の手間がかかるため2日間に渡って行われました。
無駄話?で長くなったので、後日、仕上がりをアップしたいと思います。
※他物件の上棟の様子はこちら。
「堅切の家」祝!上棟。耐久性と安全性に優れる木造軸組工法
「稲辺の家」祝!上棟。耐久性と安全性に優れる木造軸組工法
「黒岩の平屋」祝!上棟。耐久性と安全性に優れる木造軸組工法
「上蜂屋の家」現場に運ばれる躯体部材
明日に迫った建前前日。
破風や垂木になる部材の加工や塗料の塗布も完了し、


あとは、お天道様に乾かしてもらうだけ。
風通しを良くするため立てて置いておきます。


続々とトラックに積まれる躯体部材。

いってらっしゃ~い。
N様、いよいよ明日に迫りましたね!
ご家族の心境を想うとこちらまで嬉しくなります。
大工一同、全力を尽くしますので宜しくお願い致します。
「上蜂屋の家」建前に向けて準備が進んでいます。
只今、杉板に木材保護塗料を塗布している真っ最中。
これは、今週末の建前で使用予定の木材で、化粧にして見せる屋根の裏側、すなわち化粧軒裏になります。
親方が朝から手伝ってくれていますが、その数約130枚以上!
ひたすら塗り塗り。

ひたすらひたすら。

全て塗り終わった頃には、作業場が板に埋もれます。

ズラ〜ッと。
やりきった感が漂ってます。
このように、弊社は、木工事以外でも容易な工程は自分達の手で行います。
これが、限られた予算の中で高品質を死守する術の一つとなっております。
※木材保護塗料の詳細はこちら。
「稲辺の家」上手な木材保護塗料の使い方
「建築ダイアリー」敷地調査へ行ってきました。
皆様、年末年始はいかがお過ごしでしょうか。
私達は、プランに的を絞って動きつつ、餅つきや初詣や家族サービスに明け暮れる日々。
その休暇の合間に、先頃行った敷地調査の記事をアップです!
ファーストプランの為の敷地調査の場合、隣地との関係や前面道路との高低差などを確認したり、
平板測量を行って用紙に地形を表します。
こちらは、境界杭を必死に探す画。

割とどうでもいいですね(笑)
こちらは、測量中。




三脚の上に平板を設置して、アリダードと呼ばれる測量器具を使って用紙に地形を移していきます。
簡易式なので迅速に図面化できます。
今回は、冬休み中の娘も一緒。
気が向くと、ちゃんと手伝ってくれますよ。

今回は、ひっつきぼぼを取るという洗濯事情に関わる重要な任務。
お猿の蚤取りみたいね、、、。
こちらの物件は、只今、構想中。
ご要望をどう解釈してどう表すか練りに練ります。
明けましておめでとうございます。

※誠に勝手ながら、本日より1/7日(木)まで年始休業とさせていただきます。
昨年は、OB様からのご紹介、オープンハウスの来場者様、WEBの閲覧者様など素敵な出会いに恵まれました。
その出会いから始まり、夢をカタチにするため切磋琢磨した一年。
建築を通してモノづくりの喜びを感じることができるのも、お客様の信頼があってこそ。
今年もそんな素敵なご縁に巡り会えることを期待しております。
「下米田の家」祝上棟、耐久性と安全性に優れる木造軸組工法

今年最後の建方が無事終わりました。
フルフラットの瓦葺きの下地を伏せた段階で年越しです。
建物もまるで親子のよう。
これから、どのように洗練されていくか、乞うご期待です。
大工の皆さん、お疲れ様でした!
※他物件の建方の様子はこちら。
「堅切の家」祝上棟、耐久性と安全性に優れる木造軸組工法
「稲辺の家」祝上棟、耐久性と安全性に優れる木造軸組工法
「黒岩の平屋」祝上棟、耐久性と安全性に優れる木造軸組工法
「建築ダイアリー」ヒアリング後の現場見学
お電話でお問い合わせいただいたとあるお客様。
再来年までに新築をお考えで、ヒアリングのため当事務所へお越しいただきました。
緊張の初顔合わせ。
ではなく、近寄りやすい専務の前では緊張とは無縁(のはず)です。
ヒアリングも和やかに進んでいきます。
ヒアリング後は、現在工事中の「稲辺の家」と「黒岩の平屋」をご見学されました。
専務が、この家の特徴や仕様を細やかに説明したり、質疑にお答えしたり、私が横からチャチャを入れたりします。

ご子息も建築に興味津々で、パパとママに混じって節や大工道具について勉強していました。
さしがね、覚えたかな?(笑)

カメラが気になるのか、チラ。

可愛い~。
こんな感じに、ゆっくりと和やかに現場見学は行われます。
現場は、加工された写真や最高グレードのモデルハウスでは感じにくい等身大の建築を体感することができます。
我々目線で言うと、ごまかしがきかない。
これが大事だと思っています。
「堅切の家」祝!竣工。遂にお引き渡しを迎えました。
先日、畳が入り、遂に竣工した堅切の家。
今年の春先にご紹介のご縁で設計が始まり、約半年の工事期間を経て、昨日、無事にお引き渡しさせていただきました。
周辺は、似た雰囲気の外装が多い中、真っ白な外壁と濃色に着色した無垢材が映えています。
統一感のある街並みを壊すことなく、お施主様らしい「色」が出せたのではないでしょうか。

安定感のある玄関扉を開けると、、、
上からの採光を確保した明るい玄関ホールが広がります。

そして、リビングに入り、シャッターをガラガラ開けると、、、

お施主様のご要望の一つであった白を基調とした柔らかな空間が広がります。
今までの施工の中でもナチュラル感が高めの内装となりました。

ご家族の優し気な雰囲気と明るさがそのままカタチとして表れた今回の建築は、
分譲地の一画でどのように差別化をしていくか、どのように無垢の質感を魅せていくか、
既製品を使用する中で、どのように造作品と絡めていくか、ということを創意工夫した現場でした。
後々、施工事例でその辺りをアップする予定です。
そして、工事関係者の皆さん、要望通りに施工をしていただき
心より感謝しております。
今後は、点検等でお邪魔させて頂きます。
その際は、住み心地などお話を伺えたらな〜と思います。
それでは、竣工おめでとうございました!