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「建築日誌」皆様の外壁下地

をつくっている時の一コマ。

木材の加工におきまして、軸組こそプレカット工場に頼るわが社ですが、
下地材や内外装、窓枠や巾木、造作家具、その他モロモロ・・・は、我々が自社工場でつくっております。

軸組以外も安定性の高い高精度の材料づくりが求められるのは言わずもがな。
今回は、その様子をどうぞ。

 

木材の表裏を切削し、ヒノキの平面を滑らかに厚みを均一に。

 

丸ノコ台で部位毎の寸法に合わせカット。
1時間半ほどで終了。

 

ワタクシもいい汗かきました。
事務所にシャワー室が必要です。笑

そもそも大工職人の数が減っているため、プレカットなしで木造建築を進めることは(少なくとも我が社は)不可能。
また、工場生産の割合が大きい住宅は、品質が一定で工期が短縮できるのも確か。

しかし、手仕事で伝統技術を培ってきた棟梁(社長・専務)からすると、
「機械が進化を遂げプレハブ化が進んでも、自分で納得いかないといころを感じ取りながら丹念にものづくりをしたい」
という想いが勝るのです。
人や伝統建築の在り方を想うと、できる限り自分たちの手でつくりたい。

従って「家の質が決まるのは我々次第」。
少々手前味噌で恐縮ですが、これまで弊社の棟梁たちは、社会から信頼される確かな仕事をしてきたとのこと。
これからも、新しい技術や新建材の知識を学びながら腕を振るいたい所存です。