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「那加の平屋」しなやかなReluxing Living

続きまして、リビングのご紹介です。

こちらの家で目指したのは、ほどよい緊張感のあるスタイリッシュさではなく、
心と身体を自然に緩和する「Reluxing Living」。
そのため、木質感、清潔感、静穏感、そして光、風、視線の抜け感を意識して構成しております。

天井、壁、無垢フローリング、造作家具など内装の大部分を占めるペールトーンは、クリアでしなやかな印象。
ここで副交感神経の測定は困難ですが、これらの要素が、心身を自然に整えるキーになると考えています。

このクリアさ、しなやかさ・・・女性的な面を感じるからでしょうか。
フロアに身を置くと、ショパンのノクターン2番が思い浮かびます。
今回は、ノクターンの優しいリズムにのって撮影。
楽しいひと時でした。

また、リビングの片隅にはピアノコーナーが。
向かって左側の窪み部分です。

現物が置かれていないのでわかりづらいですね。

お稽古でピアノを習っていらっしゃるお子様も多いのですが、
ピアノ置き場は、今のところ全ご家庭の方が子供部屋ではなくリビングの一角。

その思惑は、お子様がすぐにピアノと向き合えるように。
ピアノお稽古は、実は孤独で努力がかかせない習い事。
ある程度上達すると必ず壁にぶつかるため、心の負担を減らすためにもやはりリビングが妥当ではないでしょうか。

上達された暁には、ショパンのノクターン2番を是非。
このフロアが最高の舞台になりますね。

お子様のピアノの生演奏を聴きながら、Relux・・・
わたくしも秘かに夢見ています。
今は、ミスタッチや気になるところが多すぎてReluxできませんが。苦笑

以上、ReluxingLivingのご紹介でした。