blog
「般若の家」光と風を導く
一昨日に続きまして「般若の家」の様子です。
この家のLDKは、22帖の広さを確保するため東西に長細い長方形としています。
そこで課題となるのが、LDK中心部分の採光と空間の広がり。
その課題を解決するために、北側にハイサイドの連窓を2ヶ所設け、安定して光を採り込めるように配慮しています。
南側の大開口テラス窓と比べると北側の窓は脇役的存在ですが、
対比させることで空間に立体感が生まれ、視線の抜け方が違うことで広がりも増します。
柔らかい光と活動的な光。
ハイサイド、ローサイド、大開口・・・。
どの家も用途に応じ窓を使い分け、採光・通風をコントロールしています。