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「稲辺の家」木を活かす手仕事、造作階段
爽やかな秋晴れの中、作業場では朝から機械の音が響き渡っています。
そこには、山切りカットの木板が。
実は、これは階段の部材で、只今材料づくりの真っ最中。
軽快なスピードで段板と呼ばれる足がのる部分が造られていきます。
その後は、現場施工へ移行し、頭の中に描かれている完成図通りになるよう施工していきます。
しかし、なにやら柱とにらめっこ。
トラブルか!?と思いきや・・・
再びハイスピードに手が動きます。
恰好が良くなる納まり、美しい納まり、上質なディテール。
そんな手法を考えながら施工するのでにらめっこする時間も増えるのでしょうね。
最近の階段は、工場で生産し、現場では組み立てるだけ。
ここでは、上質で美しい階段が手仕事によって生み出されます。