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「土田の平屋」進捗状況。気になる白。

土田の現場です。
こちらは、G.W.前の状態。

 

外部は、ご趣味用のガレージを造作。
内部は、23帖のLDKを中心に、引き戸を多用し、納戸や水回りにアクセスしやすいよう気を配っています。

こちらは、先週末。
スッキリ。

 

背景と同化し、わかりにくいので恐縮ですが・・・
キッチンのこの白い擁壁が気になりますね。

 

洗面台も同仕上げの予定。
この仕上げは、お客様のご要望によるものでまだ下地の段階です。
仕上げのヒントは、ベルギー製の薄塗り左官仕上げ。

楽しみな部位です。

「鵜沼の平屋」進捗状況。ご家族の生活風景を思い描く

鵜沼の現場です。
外観は、外構工事へ突入。

外部のディテールで特徴的なのは、個性的な軒の出と面上の立体領域。

 

こちらは、内部。
PCコーナーとキッチンの間からの視点です。

全体を見渡すことのできるポジションで、ご家族の生活風景をありありと思い描くことができました。
小上がりの多目的スペースは、ご要望によるもの。

 

他にも側面にあらゆる機能を造作することで、
思い思いに過ごすご家族の距離感、同じ空気を吸いながらも自由でいられる暮らしをサポートいたします。

「広見の平屋」上棟おめでとうございます

4月上旬。
兼ねてより計画を進めてまいりました「広見の平屋」が無事上棟いたしました。

専務撮影。

チラッと見える屋根。
この家では、お客様のご要望に沿い、屋根が四方向に傾斜する寄棟としています。

 

こちらは、先週末。
向かって左は、専務が足場に頭をぶつける直前画像です。笑

 

建築規模は、現在施工中の「鵜沼の平屋」と同程度ですが、
玄関が中心に配置し公私を分断する鵜沼に対し、こちらは各部屋にアクセスするには必ずLDKを通る間取り。
後日、事例で比較されると、ご家族毎の願いを取り入れた自由設計の魅力を感じていただけるかもしれません。

さて、専務は、板金工事、断熱工事、木工事etc・・・と様々な箇所を隈なくチェック。

問題無し。
工事は順調に進行しています。

「稲辺の平屋Ⅱ」お引渡し

4月7日。
薄紅色の桜が咲き誇る中、我が娘が晴れて中学校に入学いたしました。
少し大きめの学生服に身を包んでいましたが、その背中は希望に満ち溢れ少し大きく見えました。
これから待ち受ける勉学、人間関係の方が心配ですが、笑顔溢れる中学生活を歩んでほしいものです。

そんな入学式の数日前・・・
「稲辺の平屋Ⅱ」が竣工を迎え、お引渡しをさせていただきました。

ファザードより。

お車2台分の駐車が可能な造作ガレージを母屋に連結させた平屋です。
向かって左手に母屋の玄関、右手に外部収納が備わった回遊仕様となっています。

こちらは、内部。

品の良い印象になるよう淡いグレートーンと木質感でまとめております。
この場に身を置くと、素材が主張しすぎず穏やかな時間を感じることができます。

リビングからキッチンの視線。

キッチンからダイニングにかけ機能を配置し、
8の字回遊とすることで各エリアへアクセスしやすい間取りとしています。

4月は、記事の更新があまりできておりませんが順次事例をご紹介したいと思います。
それでは、T様竣工おめでとうございました!

「加茂野の長期優良住宅」広がりを感じる大らかなテラス

先日、梅の花がほころんで春の訪れを感じていましたが、
加茂野の景色は、もうすでに薄紅色の桜が満開。
あれよあれよのうちに時は過ぎ、ブログの鮮度が落ち気味に・・・。
しかし、優先業務の合間に少しずつ記事を書いておりましたので続きをどうぞ。

お次は「加茂野の長期優良住宅」最後の特徴ですが、
OPENHOUSEでも注目度の高かった「タイルテラス」を取り上げたいと思います。

この家では、大規模の平屋に万遍なく光と風を通す手法として、
また、ガレージエリアと居住エリアを繋ぐバッファゾーンとして中庭を設けています。
リビングが主でテラスは従のような主従関係ではなく、
無限の広がりを感じるよう検討を重ねた結果、過去最大面積を誇るテラスとなりました。

積極的に外部に暮らしを延長。
お施主様のご要望は、プライバシー重視でした。
目隠し擁壁で緩く視線を遮り、上空に視線を誘導して。

大規模な平屋に万遍なく光と風を通す役割も。

ガレージと対峙するように。

テラス窓を大きく開け暮らしに外部を引き寄せて、加茂野の環境の中で生きていることを感じる。
プライバシーを重視する中で、平屋の大らかさを潰さず、最大限の楽しさが現れるよう今後も努めていきたいところです。

OPENHOUSEでは、広がりを感じる大らかなテラスに関する話題が絶えませんでした。
我々は、今後もその土地、環境、暮らしを読み解き、お客様にとって最適なテラス空間を創造したい所存です。

以上、「加茂野の長期優良住宅」の特徴でした。

今年は、今のところOPENHOUSE開催は未定ですが、またタイミングが合えば開催したいと考えています。
急遽決定することが多いので恐縮ですが、当HPに予告いたしますね。

それでは、H様、素敵なカーライフをお愉しみください。

「加茂野の長期優良住宅」孤高の美しさを誇るダイニングテーブル

続きまして、「加茂野の長期優良住宅」4つ目の特徴のご紹介を。

この家のダイニングテーブルは、弊社のオーダー家具になります。
つまり、専務のオリジナルメイキング。
ご依頼いただければ、ご家族の暮らしや家の雰囲気に合わせたダイニングテーブルを製作いたしますので事例としてご覧ください。

まず素材。
これまでナラ、アッシュ、ブビンガなど様々な木材で製作してきましたが、この家ではウォールナットを採用しています。

この家では、ミドル世代のご夫妻に合わせ落ち着きと安定感を。
今後年齢を重ねられても決して飽くことなく、静かで落ち着いた時間を過ごしていただきたい想いから選定しております。

 

次に、形状やサイズ。
業務の都合上、矩形一択になりますが、サイズはその都度異なり、空間のスケールやお客様のご要望に合わせております。

 

最後に、木材保護にかかせない塗装。
弊社では、木の内部に染み込み木の通気を妨げないクリアオイルを使用しています。

艶を消し、木目をはっきりと表す仕上がりに。
孤高の美しさを誇る無垢材ですから本来の持ち味をお愉しみください。

最後に注意点も。
無垢材は、保護をしても長時間水分を放置するとシミになるため、
ご飲食後は、硬く絞った柔らかい布で拭き、水分を完全に拭き取ってください。
また、無垢の木は乾燥に弱いため、全館空調完備の室内では割れる可能性があります。

弊社の製作家具及び造作家具は一生もの。
お手入れをして末長いお付き合いをしていただきたく存じます。

「加茂野の長期優良住宅」素材が自然にコミュニケートするLDK

図面作成のため少し間が空いてしまいましたが、
引き続き「加茂野の長期優良住宅」の特徴をお伝えしていきたいと思います。

続きましてLDKですが、玄関から奥に誘われるようグレーでまとめています。
また、多様な質感を用いてエリアごとに印象を操作しています。


今回は、その素材と素材がぶつかる「納まり」について着目したいと思います。
施工において我々が拘っている点ですが、お客様からすると「?」かもしれませんね。

例え同じ素材で組み合わせたとしても納まりによって各社の色が出るもので、
その納まりが全体に大きな影響を与え、各社違う空間となってきます。

我々が積極的に挑む納め方は、第一に「気にならないこと」。

我々は、誰も気にしない、自然に存在する納まりが最も良いとの考えでいるため、
誰も気にしないジョイントを求めて、隣り合う材料を極力シンプルに繋ぎ合わせています。

多様な素材同士が自然に繋がるようにコミュニケート。
うまくいくほどその空間は、落ち着き、違和感なく身を置くことができると考えています。

良いジョイントが集まって美しい全体が出来上がる。
違和感なく誰も気にしないように納めると人や物がすんなり受け入れられる。

 

現場により納め方は異なりますので、我々はその都度試行錯誤を繰り返します。
また、我々の腕を信用していただく必要があるため信頼関係が必要となってきます。
ジョイントという建設的な部分は是非お任せください。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

「加茂野の長期優良住宅」広い玄関土間のある平屋

続きまして、この家では、一般的な玄関より広い容積を確保しているので
事例としてご紹介したいと思います。

「玄関は広く。」
玄関に対するお施主様のご要望はその一言でした。

広い玄関といっても切り口は様々ですが、この家では、精神的ゆとりの要素を高くしています。
平屋の地続きの特性をいかし土間仕様に。

 

東西南北四方からの自然光、開口による視線の抜け、広狭感によりゆとりの要素を最大限にアップ。
お施主様にご満足いただくことができました。

こちらは、日常生活と密接に関係してくる玄関の造作家具。

 

空間との連携の他、ご家族の日常に合う造作家具を考えながら居場所を与えてあげると良い仕事をしてくれます。
この家では、奥行きをいかして天端が低いロングスパンの下駄箱を。

また、広い土間は、リビングへ緩やかに誘う仕掛けもつくりやすいのですが、
土間からリビングへ続く経路も採光の調整をおこない情緒性をもたせています。

 

簡素で慎み深くどこか懐かしい内装は、弊社の得意とするところ。
奥の木製建具は、リビングへの誘導口。
玄関土間から流れるようにお誘いいたします。

以上、土間玄関の特徴でした。

「加茂野の長期優良住宅」日常のワンシーンとしてのガレージ

2021.8竣工「加茂野の長期優良住宅」。
本日からこの家の特徴をお伝えしたいと思います。
この家は、OPENHOUSEでもお世話になりました。
ご来場様の注目度が高かった点を取り上げていきますね。

まずは、120坪以上の広大な敷地をどう調理するのか。
広い土地が有効かといえば必ずしもそうではなく、暮らしに適したゾーニングが必要となってきます。
そこで、この家では、ご夫妻のカーライフを支援するべく余裕のある土間コンを設けました。

道路と建物間の広大な余白を前向きにとらえ、
ラージサイズのお車が自在に旋回できる仕様としています。

 

土間コン全体が駐車間口となるため実用性が非常に高い事例となりました。
充実したカーライフを最優先させた結果ですが、シンプルな外構であればあるほど間宮建築らしい。

こちらは、格納部分。
OPENHOUSE時は、お車が無かったのでスケール感がわかりづらかったと思いますが、
ラージサイズのお車でも両側のドアの開閉、リアゲートの開閉を行えるゆとりをもたせています。

 

この家のガレージは日常のワンシーンとして。
日常のワンシーンにガレージがあり、巣ごもり生活でも愛してやまない愛車と共に豊かに暮らす。

ガレージを設ける目的によって必要な対策が変わってきますので、
どのようなカーライフをご希望か是非ご相談ください。

「建築日誌」プチリノベの参考にどうぞ

弊社のプチリノベ、着々と捗っております。
小さな工事ですが、撮り溜まった画像を公開。
プチリノベの参考にどうぞ。

昭和時代の一般的な子供部屋からスタート。

左から、無垢フローリング張り、壁の一部撤去、書類棚造作。
フローリングはウォールナット、造作も同色で仕上げます。

  

続いて、パテ処理、天然塗り壁材コテ塗り、仕上がり。
今回のリノベはローコストで。

  

壁の色をこの色にした理由は、そこにあったから。
建築屋あるあるです。苦笑

しかし、現状の事務室と調和のとれた空間になりそうです。

あとはオーダー中の木製建具を取り付けたら完成です。
またレポいたします。