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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。
「本郷の家」緩やかな分節
羽島の現場より。
内部は、塗装のパテ処理が終わり、お化粧(仕上げ)待ちの状態。
ボードの継ぎ目やビス穴も丁寧に処理され、壁面はなめらかで均一な下地に整っています。

天井の木の質感を生かした板張りや自然光がたっぷり射し込む大きな開口部にも目が留まりますが・・・
本日はこちらに注目。
木格子。

一見アイアンに見えますが、正確な寸法で精密に組み立てられた木格子です。

意匠的なアクセントにもなりますが、黒の木格子で輪郭を与えることによって緩やかに空間を分節する役割も担っています。
緩やかな分節は、良好な家族関係を保つことに有効と弊社は考えていて、様々な手法で組み込んでいます。
家族との距離感は、大きなテーマ。
目に見えない心地良さもお届けします。
「伏見の平屋」上棟おめでとうございます
冷たく乾いた風が吹いた先週のとある日、
かねてより計画を進めてまいりました「伏見の平屋」の上棟を無事執り行うことができました。
南東より。

画像はちょうど造作ガレージ部分で、車2台分のボリュームを確保しています。

分譲地の奥に位置するため、ちょうどこのアングルが最も人目に留まりやすいと考えられます。
周囲に閉じ過ぎず、視線と光や風が抜ける構成としています。
これは、代表がよく提案する案の一つで、
地域や故郷との程よい繋がりを重んじている表れです。
南より。

視線と光や風が抜ける先は、庭。
大開口を設けたLDKは、プライバシーが守られ、子育てに専念する暮らしを実現します。
最後に、上部より。

運動神経ゼロの自分からすると、
平屋の梁でも歩ける気がしない。
確かな施工をありがとうございました。
それでは、K様、改めて上棟おめでとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
「伏見の平屋」上棟間近
町の60%を山林が占める御嵩町のとある分譲地にて、
平屋の新築工事を手掛けさせていただく運びとなり、まもなく上棟を迎えます。
現場は、土台伏せが完了し、上棟に向けて準備が整ったところ。

建物の形状は、造作インナーガレージを含むL型の平屋で、
LDKを中心に、水回りとプライベート空間を振り分けてレイアウト。
子育て世代の暮らしやすさを、二分割構成でしっかり押さえた間取りです。
こちらは、ガレージ部分。

こちらの現場も分譲地の一画で、現場では、近隣住民様の笑い声や子供たちの元気な姿が垣間見えます。
分譲地において、住民同士の関係性は大きなテーマで、
偶発的なコミュニケーションを予想した、
ちょうど良い距離感をプランに盛り込んでいます。
またレポしますね!
「前平の平屋」仮並べからの・・・
無垢フローリングの仮並べ。

現場で一枚ずつ床材を並べ、全体のバランスを調整したあと固定していきます。

無垢の木は、一枚ごとに色や木目が均一でないため現場であれこれ考える必要があったり、伸縮や反りを前提にした施工技術が必要。
手間を惜しまない施工によって、無垢材の魅力を最大限に引き出します。
仮並べからの・・・

この美しさ。
仕上がりの精度が、この一部分からでも感じ取れます。
「前平の平屋」お施主様がお持ちの風
前平の現場より。
現在木工事中ですが、本日は外観について。
弊社では、およそ10年前からグレーの塗り壁や黒のガルバを中心にご提案しておりますが、
今回、お施主様が新しい風を吹かせてくれました。
当初グレーの外壁を提案していましたが、打ち合わせを重ねる中でシルバーや白へ展開。
最終的には、全て白という答えに辿り着きました。

軒天の杉も白に着色。
マイルドな仕上がりが、全体の印象作りに役立っています。

お施主様がお持ちの風が加わることで、我々は新しい試みに出会えます。
こちらの想像を広げてくれるお施主様に出会えて感謝。
すでに、分譲地では、N様らしい感性がやさしく吹いています。
「本郷の家」設計史上最も広い土間空間
羽島の現場より。
足場と養生ネットに囲まれた現在の状態でも、建物が持つプロポーションや佇まいはすでに明確。

工事は、木工事が完了し、現在外壁塗装を行っています。
木工事は完了いるはずですが・・・無垢フローリングがない?

実は、この家では、玄関からLDK、パントリーにいたるまで土間とし、
ひとつの大地の上に生活のシーンが緩やかに連続するよう計画しています。

代表の設計史上最も広い土間空間。
挑戦の機会をありがとうございます。
「東新の平屋」地域住民との繋がり
今年は分譲地での新築が続いておりますが、
この度、再び隣町の分譲地で新築住宅を手がけさせていただくことになりました。
数回目の現場確認。

何の問題も無し!
道路を歩いていると、住民同士の偶発的な出会いや会話が生まれることが期待されます。

日常的な接点が、世帯間の繋がりや助け合いを促す・・・
建物だけではなく、地域住民との繋がりを意識した設計で
住みやすさも資産価値も共に高めていきます。
「建築日誌」風化を見守る楽しみ
関市の寺院「長源寺」様より。
可憐な四季桜に見とれてしまい思わず撮影。

儚げな花びらや枝ぶりは心を奪われますね。
こちらは、2021年竣工の拝殿横の参拝者様用トイレ。

真新しかった桧の木肌が、年月とともに銀褐色に焼けてきました。
無垢の木は、雨風や陽ざしを受けるとしっとりとした風合いに変わっていきますが、桧本来の耐腐朽性は変わりません。
境内の厳かな雰囲気に溶け込むにはもう少し月日がかかります。
その風化を見守るのも楽しみのひとつです。
「前平の平屋」上棟おめでとうございます
10月末の秋の爽やかな青空の下、前平の平屋が無事に上棟しました。

この家の敷地は分譲地の一番奥。
間口も限られていたためクレーン車のポジショニングに悩みましたが、
隣地をお借りできたおかげでゆとりをもって工事を進めることができました。
関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

資材の搬入や作業動線も非常にスムーズ。
大工の手際の良さとチームワークも相まって安全かつ効率よく棟上げが完了しました。

この現場の空気感は、弊社の現場の持ち味で、棟が上がるたびにこのチームでよかったと思います。
さて、
建物は、中庭を中心にコの字型に配置した平屋で、
中庭を通して豊かな光と風が家全体に行き渡る、心地よい住空間を実現したいと考えています。

このコンセプトのもと「街並みとの調和」と「周囲に埋もれない個性」の両立を目指します。
コミュニティに溶け込みながら一つの風景として存在してほしいところです。
それでは、N様、上棟おめでとうございます。
今後も積極的な意見交換をよろしくお願いいたします。
「市橋の平屋」竣工おめでとうございます
先週「市橋の平屋」が竣工し、無事お引き渡しをさせていただきました。
外観は切妻屋根のI型平屋で、象徴的な和ではなく、
垂木や木柱のリズムで現代の価値観に合わせています。


軒とフラットなコンクリートテラスを玄関ポーチから連続させ、建物と外部空間を一体的に構成。

日本建築では、外部と内部の境界を柔らかくするためのさまざまな技法が使われていますが、
この家では、この場所が内と外を滲ませる役割を担っています。

こちらは内観。
多種多様なタイルで温感分布を意識した空間を設計。

目線や触感が変わり、同じ部屋でも場所ごとに異なる印象を楽しむことができます。

先日まで養生で隠されていた無垢のキッチンがいい役割を担っていますね。
空間に優しい温度を添えているかのようで、このキッチンが温もりの源といっても過言ではありません。

無垢材とタイルの組み合わせ、部位ごとに異なる手触りや温度感など
素材の組み合わせにより生きた空間へと導くことができた好例となりました。
U様ご家族が日常の中で素材の豊かさに包まれながら、心地よい日々を過ごしていただけたら幸いです。
そして、こちらは、省エネ基準「GX志向型住宅」の対象物件です。
今後も法改正や新基準へのご対応を積極的に行い、
環境と共生する家づくりを追求していきたいと思います。
それでは、U様、竣工おめでとうございました。今後ともよろしくお願いします。