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「瑞浪の平屋」造作収納と既製収納の使い分け

これまでの画像をご覧いただいてもおわかりの通り、
モノを極力置かずシェイプアップされたお住まいの「瑞浪の平屋」。

そのミニマルな生活は、
造作収納と既製収納の使い分け、
そもそも気に入ったモノしか購入しない、
お子様たちのために散らかってもいい部屋を設けるなど、
ご夫妻の様々な努力の上で成り立っておりました。

「瑞浪の平屋」最後の見所は、その中の、
造作収納と既製収納の使い分けについてレポしたいと思います。

まず、主に食品をストックするためのパントリー。
規模こそ違えど、大体の方がキッチンに併設希望される収納庫です。
こちらは、キッチンバックカウンターに重きを置くため簡易造作で設えています。

かごやBOXを使って上手に収納されていますね。
このぐらい余白があった方が、出し入れやストック追加がしやすいのではないでしょうか。

次に、ファミリークローゼット。
瑞浪の平屋では、既製ワードローブとしてIKEAのPAXを採用されました。

 

アクセサリートレーやズボンハンガーなど希望のパーツを組み合わせ、
装飾品や小物類まで一括収納できますので、利便性は抜群のようです。

 

ショップのような陳列に、意外と洋服好きのわたくしはウットリ。
因みに、造作ですと、ハンガーラックを取りつけ、可変式オープン棚を各ご家庭に合わせおつくりするかたちとなります。


最後に、洗面脱衣室。

コンパクトな洗面台に長尺の鏡付吊戸棚を造り付け、収納力を確保した事例です。
生活必需品は、戸棚内部へしまいこみ、ここでもミニマルスタイルが徹底されていました。

 

タオル類は、弊社造作の可変式の棚にワイヤーカゴでみせる収納。

 

余談ですが、ドラム式洗濯機の後ろにみえるのは、リンナイのガス乾燥機「乾太くん」。
ガスの力でスピード乾燥・除菌・シワ伸び・ふんわり仕上げができるという便利物で、
なんと、この乾太くんを使いたいため、ガスを選択される方もいらっしゃるぐらい注目度の高い代物です。

主婦目線ですと・・・不要な理由がない。笑
洗い方にもよりますが、ランドリーの一連の家事負担は結構なウエイトを占めますから、
乾燥~取り込みまでの流れが時短できることは非常に魅力的ですね。
ただ、設置スペースや設置費用、ガス代、お手入れなど設計段階で様々なことを見極める必要があります。
詳細は、専務まで。

以上、見所満載の「瑞浪の平屋」でした。
S様らしい暮らしぶりを少しご披露いただき誠にありがとうございました。

続きまして、OPENHOUSEを開催した「太田の平屋」の見所をお伝えする予定でしたが、
図面作成が優先となりますので年明けになる予定です。
そうそう、各現場の画像も溜まっております・・・。
こちらは、年内にもう少し更新できると思いますので、お時間がございましたら是非お付き合いくださいね。

「瑞浪の平屋」個々に合わせた美的空間

続きまして、DKのご紹介です。

わたくしが、この大空間に身を置き、自然と脳内再生されたのは「ショパンのバラード1番」。
冒頭のアルペジオが、艶のある美しさとリンクして、一人ムーディーな気分に。

そんな艶感を創り出しているのはダークトーンで構成された内装です。
特に、天井のミドルグレイッシュクロスはニュアンスづくりに一役買っていて、
ここまで明度をおとした天井は、弊社としても初めての試みでした。

天井の色は一般的に白が好まれます。
それは、白は光を最大限に反射・拡散して室内を明るく広く見せる効果があるから。
しかし、何を理想とするかは、人それぞれ異なるわけで・・・
こちらに住まうご夫妻が重視されたのは、艶感を意識した美的感覚。

天井に、白とは対照的なミドルグレーを添えて明度をおとすと・・・

細やかな光のニュアンスが生まれます。
色彩の微妙な差異によって情緒的価値が高まり、どことなく秘めた印象となりました。

ダイニング。

 

キッチン。
ステンレスの反射も空間にベストマッチ。
ここでは、無垢材やモールテックスの擁壁ではなく、艶が増すオープンキッチンが正解です。

 

書斎コーナー。
個室ではなく、一つの空間に多様な役割をもたせ、多機能なリビングとしています。

 

全体的に締まった印象ですが、天然素材のテクスチャーが緊張を解き、
小さなお子様も空間に馴染めるよう温かみを添えています。
こんな美的空間で育つお嬢様達は、どんな感性の持ち主になるのだろう・・・?
と勝手に思うこのごろです。笑

以上、DKのご紹介でした。

「瑞浪の平屋」エントランス空間の構成

続きまして、エントランス空間です。

玄関戸から入ってすぐ感じるのは、ゲストも心地よいであろうこのワイド感。
物件にもよりますが、なるべく奥行きをもたせ、視覚的に広くみえるようあれこれ工夫を重ねています。

そして、最も目に留まるのは、シューズクロークとの境目であるこちらのアクセントウォールではないでしょうか。

 

こちらのタイルは、イタリアの天然石を再現したもので、
この大判タイルが、S様ご一家のソフトエレガンスな雰囲気にとてもマッチしているのです。

上質であるにもかかわらず決して嫌味でなく、
慎ましさを感じながらも人目を引く美しさを表現しております。

これぞ、間宮建築流美意識。
ソフトエレガンスであれ、和風であれ、北欧風であれ、ナチュラルであれ・・・
専務の内装表現の根底には、この一文が常に存在しています。

わたくしは、この美意識が好きで、日々のCAD業務や現場見学が楽しくて仕方ありません。
話がそれましたが・・・この表現に共感できる方は、きっと専務と建築の相性がいいと思いますよ。

又、効率的な動線を確保することができるウォークスルータイプのシューズクロークは、
近年、非常にポピュラーなご要望の一つですが、
坪数は増え、収納量は減りますので、自分たちの生活スタイルに本当に合っているか見極める必要があります。

 

家族専用のクロークが少々乱れても、
綺麗な玄関ホールを保つことができるわけですから、憧れ要素は高いですけどね。

因みに、画像右の扉は、ガレージに繋がる木製建具になります。
脇役感がかわいい。

以上、エントランス空間のご紹介でした。

「瑞浪の平屋」木製フェンスとその特性

続きまして、木製フェンスのご紹介です。

瑞浪の平屋は、教育機関に面した立地柄、いかにプライバシーを確保するかが計画当初からの課題でした。
これにつきましては、足元まで透過性をもたせた横格子の木製フェンスで解消しています。

 

専務は、地域との適度な距離感を推奨しておりますので、
閉塞感を排除したこちらのデザインが定番となっております。
因みに、横格子は、どこから見ても一定の透過性を保つことができます。

アップで。

無垢材には、日焼けや雨風、腐食に強い木材保護塗料を塗布し、耐久性を高めています。
といっても、永久に保護してくれるわけではないので、色落ちしたら再塗装する必要があります。

対しまして、こちらは、無塗装で自然の経過を見守る仕様です。

 

無塗装の場合は、何もしなくてもいいお顔となる無垢材を使用し、経年変化が意匠となるよう造作していますが、
無垢材の経年変化による変色の知識を要します。

弊社のお客様は、研究熱心な方が多いので、無垢材のメリットデメリットをすでにご存知かもしれませんが、
我々も、何事もメリットデメリットを伝達し、数年先を見越して選択していただくよう気を配っています。

又、気になるのは、数年先の変化の状態だと思いますので、
後日、その辺を掘り下げてみようと思います。

「瑞浪の平屋」建物一体型インナーガレージ

早いもので、気づけばもう師走ですね。
本来は、たくさんの感謝や反省を振り返る時期ですが、お先に9月以降に竣工した2棟をご紹介させていただきたいと思います。
本当は、先月ご紹介させていただく予定でしたが、図面ラッシュでタイミングが合わず。
改めて、ミニマルに暮らすS様ご一家のお宅である「瑞浪の平屋」からご紹介したいと思います。

 

「瑞浪の平屋」は、ご要望の一つであったインナーガレージを念頭に置き、
間口にゆとりがある敷地形状から、アシンメトリー切妻のファザードを特徴とするL型平屋としました。
又、ガレージやポーチなど大開口を設けることで周囲に開けた印象を与え、
ガレージとポーチの天井に高低差をつけることで、ファザードをリズミカルに演出しています。

駐車場は、雨に濡れずそのまま内部へ入ることができるルートを確保していますが、
これは、近年、集中豪雨に見舞われる機会が増えたこともあり、非常にポピュラーなご要望となっております。
岐阜では、一日に何度も車の乗降をする方が多いと思いますが、
その度に、雨に濡れる不快感を感じないって最高でしょうね。

 

因みに、デメリットとなる排気や騒音は、壁をくり抜くことで解消しています。

これまで、弊社のインナーガレージは、梁あらわしが多かったので、
シンプルガレージの好例となりました。
ガレージ検討中の方は、参考にどうぞ。

「那加の平屋」木工事と断熱材

 

住宅密集地でも空が映える那加の現場です。

現場は、只今、木工事の真っ最中で各所に無垢フローリングがスタンバイ。
いつもお世話になっている大工さんに、これらを手作業ではってもらっています。

納まりがきれいに仕上がるように、柱の寸法に合わせて正確に形成し、一枚一枚敷き詰めていきます。


仕上がった部分は、その後の作業で傷がつかないようにしっかりと養生をします。
いつも整理整頓された綺麗な現場を心がけていただきありがとうございます。

 

室内は、弊社が採用しているウレタン吹付断熱で覆われもこもこ状態。
この断熱材は、発砲スチロールのような軽い素材で、接着性と気密性が高く性能に優れた断熱材です。
シックハウスの心配もありません。

  

左から、壁、天井、浴室。
室内の熱は、冬は外に逃げ、夏は入ってきますので、このもこもこが非常に重要な役目を果たします。
魔法瓶のように隙間なく建物全体を覆い、温度差の少ない快適な室内環境を保ってくれます。
断熱材だけこだわっても真価は発揮できませんが、熱を通しやすい開口部や日射熱など様々ことをを考慮し性能をあげています。

いつもにこやかに話しかけてくださる大工さん。
又、次回、現場に行くことを楽しみにしています。

「藤倉の薪ストーブの平屋」内装仕上げほぼ完了

藤倉の現場です。
外壁塗り壁や天井色調のシミュレートから3週間。

内部の仕上げがほぼ完了しました。
養生を外したところなので床が汚れていますが・・・

 

内部は、お施主様のご要望通り、ダーク色でまとめ落ち着いた空間としました。
あまり比較できませんが、建具や造作家具と色合わせした木天井の色合いもバッチリ。
建物全体が同じ雰囲気に包まれるよう配色に気を使っています。

 

又、こちらの家は、LDKと主寝室を塗り壁で仕上げています。
毎回、目的やどれだけ住環境にこだわるかによってクロスと塗り壁を使い分け、
各々のご家族に最適なプランを打ち出します。

因みに、キッチンは擁壁なしのアイランド型の予定。
住設機器や家具が搬入されると、一気に見栄えの良い空間になると思います。
非常に楽しみですね。

「室原の薪ストーブの平屋」上棟おめでとうございます

先日、可児市室原で今年最後の上棟をおこないました。

わたくしは、図面業務に集中していましたので見学ができなかったのですが、
専務が画像を送ってくれました。

画像から、I型平屋の外観であることがわかりますが、
これは、周囲の景観を生かすには、視線を低い軒先に導くことができる平屋が最も有効と判断した結果です。
山に包まれているこの感じ、いいですね。

 

垂木のあらわし軒天の下には、ロングスパンのウッドテラスを造作する予定です。
軒下空間は、軒天とテラスの仕様で情緒がガラリと変わるので、
室内と同様に、全体を想像しながらマッチングやメンテナンス性を考える必要があります。

そして、チラッと見えている窓辺に沿ったL型土間空間。
個人的には、仕上がりが最も楽しみな部分です。
又、時間がある時、実際に見学しに行きたいと思います。

それでは、Y様、上棟おめでとうございました。
協力会社の皆様、安心安全な工事をありがとうございました。

「雑談」おこもり紅葉鑑賞会

 

今年の紅葉鑑賞は奥飛騨で。
人混みを避けるためおこもり鑑賞会としました。

〇〇会の日程はいつも直前で決まるため、紅葉の見ごろは過ぎていましたが、ひっそりと景色を楽しむことができました。

  

紅葉鑑賞後は、わりと身近でありながら行ったことがなかった飛騨古川の城下町をゆるゆると探訪。
飛騨匠の伝統建築を楽しんできました。

立派な観光施設より、民家や土蔵の方に興味がわく専務。


高山のような華はないのですが、商業化されていない町並みが逆に良かったです。

このところ、専務は、オンオフの境が無く週末も仕事続きだったのですが、
この会で、コンディションを整えることができたそう。
間宮建築、再び全力疾走です。

「那加の平屋」上棟おめでとうございます

今月、上棟が2棟続く予定ですが、
昨日、その内の1棟である「那加の平屋」が一足お先に上棟しました。

13時頃の様子です。
素晴らしいお天気に恵まれ建築日和となりました。

  

16時20分。
ルーフィングを敷いているところです。

 

ルーフィングは、屋根材の下に敷く防水シートで、築年数が増しても雨漏りの心配がないよう2次防水として大きな機能を果たします。
屋根材が劣化したり、四方八方から雨が降り屋根材だけで守りきれなかったりした場合、水滴が屋根材の下に漏れることを防ぎます。

水分は、家の劣化を早める一番の大敵。
当然ですが、野地板をすっぽりと包み破損部分も無し。
重大な瑕疵を発生させないように、見えなくなるところもぬかりなく施工を進めます。

16時40分。
予定通り、ルーフィングまで完了し、レインコートを羽織って工事が終了しました。

  

基礎工事の時、ズームした布基礎部分の本体も見えていますね。
正面から見るとこのような感じです。

道路との距離が近くても、オープンガレージなので圧迫感を感じません。
ガレージ右の駐車スペースも、普段はエクステリアの一部としてゆとりある外構を計画しています。
今後も、ガレージに注視していきますね。

それでは、Y様、上棟おめでとうございました。
又、協力会社の皆様、安心安全な工事をありがとうございました。