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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。
「太田の平屋」意味のある空間
続きまして、玄関です。
その前に・・・
施工中、とある収納の中にあった一枚の絵画。

この絵画に興味を抱き、どなたの作品かをご夫妻に聞いてみますと・・・
なんと、ご主人のおじい様の作品でした。
モチーフとなっているゴリラは、ご主人が赤ちゃんのころのおもちゃで、
だっこされているのは、おそらくご主人だそう。
素敵すぎません?
おじい様の全身全霊の愛情を察知したわたくしは、一瞬で心ときめきました。
「この絵は、絶対エントラスホール。」

施工中、ご夫妻がおっしゃっていた通り、
竣工時には造作シューズクロークカウンターの上に飾られていました。
あぁ、素敵。

心が晴れないときもこの絵画が励みとなれば、これはもうかけがえのない幸せではないでしょうか。
この絵に宿る愛情が、きっと背中を押してくれるはず。
たった1枚の絵が、空間をより意味のあるものに変化させてくれた例でした。
建築には、一棟一棟ストーリーがあり大変感嘆深いですね・・・。
※因みに、向かって右側の建具部分は、土間のシューズクロークです。
外部にも物置を造り付け、収納の充実を図っています。
「太田の平屋」現代の様式に合わせた和風建築
本日より、昨年10月にOPENHOUSEをさせていただいた「太田の平屋」の特徴をお伝えしたいと思います。
図面業務優先のため4ヶ月のタイムラグはご了承ください。苦笑
さて、こちらの住宅は、ご夫妻のご要望であった和風建築を念頭に置き、
現代の生活様式に合うよう計画を進めました。
まず、外観です。
こちらの敷地は、隣家の外壁が南方に迫るため、真南よりやや東向きのゾーニングにして余白を確保し、
北道路に沿って建物を形づくることにより、全長23mに及ぶのびやかな平屋となりました。

大屋根が特徴的な外観は、まるで大空いっぱいに美しい裾野を広げている北アルプスがそびえているかのよう。
平屋ですが、山脈のような大らかさを表せたのではないでしょうか。
あらわしの梁や垂木は和風建築の象徴といえますが、
コンクリートのポーチ兼テラスや鋼板の屋根材で格式ばらない構成としています。

こちらは、夕方の表情。

木製テラスの場合は、室内領域の延長として機能させることが多いのですが、
コンクリートの場合は、土間としての機能も働くため屋外領域の方が近い存在に。
水にも強いため、BBQや家庭菜園の作業スペースなどアクティブな活動に向いています。
この家の場合、伝統の重みを和らげる働きも担っています。
最後に、南面からのアングルです。
みる角度によって様々なカタチを楽しめる山脈型の平屋ですが、
南面は、屋根と柱だけの構造が新しい既存のカーポートを設置させていただきました。
屋根材もアルミなので直射日光を遮り、汚れも気になりません。
愛車を守る術として、建物一体型造作ガレージのご紹介が多い弊社ですが、
既存カーポート設置の好例となりました。
次は、玄関をご紹介させていただきます。
「御嵩の平屋」旗竿地の平屋
新しい現場です。
こちらが位置するのは、可児郡御嵩町。
周辺に、低層の山々が点在する静かな集落です。

ちょうど北面にこんもりとしたお山があり、
新緑や紅葉、雪化粧など、お山を通して四季をみつめることができるナイスな立地。
1月に地鎮祭を執り行い、


近日、基礎のコンクリート打設が行われます。

専務が様々な個所をチェックし、しばしの間妄想。
いつもの画。笑
さて、こちらの敷地は間口が狭い「旗竿地」。
土地を宅地として分ける場合、公道に2m以上接していないとNGなので
奥の土地を路地でつなぐと旗状の敷地形状となります。
旗竿地で最も課題となるのが、駐車と採光・採風計画です。
今は更地の南面の土地は、すでに建築予定地。
幸い旗竿の奥の敷地が大きいため、十分な駐車スペースと日当たりを確保したゾーニングを計画しています。
今月中に上棟をむかえますので、段取りを一つずつしっかりと。
またレポいたします。
「室原の薪ストーブのある平屋」細かい木工事

の現場です。

「いらっしゃ~い。」
と歓迎をうけました・・・?
さて、今回は、木工事の最中にお邪魔してきました。
工事は終盤に入り、巾木や土間コンクリートの下地貼りを施工しているところです。
こちらは、土間コンクリートの下地材を貼っているところ。

馴染みの大工さんから「今は寸法測っとるだけやん。」と突っこみが入りました。
撮りどころに遭遇するのは、なかなか難しいのです。苦笑
しかし、細かい作業や納め方を見るのはとても勉強になります。

半端な端材がでないように、材料のとり方を考えながら作業を進めます。
マニュアル施工ではないため、どの現場も信頼が厚い大工さんに任せています。
そうそう。

今回は、ご主人のバイクが納車されていました。
わたくし、バイクのことは全くわかりませんが、ツーリングは面白そうなので又お話を聞かせてくださいね。
「粟野の長期優良住宅」上棟おめでとうございます
とある日の粟野。
迫る上棟にむけ色々と確認をしにきました。
現場は、基礎の上に土台が伏せられ建方を待つ状態です。

専務が様々なところをチェック。
そして、2/16(火)今年初の建方を迎えました。
左が午前で右が午後。

足場でみえませんが、前下がりの片流れの大屋根がこの家の守護神のようです。
ファザードは軒先に視線を導き平屋っぽくみせ、
南は視界の広がりを確保しているのがポイント。
本日からは、耐震金物を取り付ける作業を行っています。
こちらの住宅は、長期優良住宅のため耐震等級は最高等級の3。
長期優良住宅は、多数の条件をクリアし、行政へ申請手続きをした上で、認定を取得することが必要です。
我々は、図面に沿って工事をおこない施工品質をきちんと確保いたします。
昨日は寒波の影響でとても寒い1日でした。
工事関係者の皆様、本当にありがとうございました。
M様、上棟おめでとうございました!
「那加の平屋」ローメンテナンスの外構づくり
先日、投稿しました記事に誤りがあったので訂正いたします。
申し訳ございません。
外構工事、着工しました。
目隠し擁壁は、コンクリートブロックではなく塗り壁仕上げ。
現在、下地となるコンクリートブロックの養生中です。

プライベートな中庭は芝張りの予定です。
十分な広さを確保。
因みに、建物本体の黒い線は電線等の影です。

そして、奥行きの深いアプローチ。
玄関戸が見えないことを利用して自然と奥へ引き込まれる感じに。
植栽で彩る予定です。

弊社は、外構も専務が設計しております。
お客様のニーズと無垢材のメンテナンスを優先していただきたいことを考慮して
ローメンテナンスに徹したシンプル外構が多いです。
特に、植栽は少しずつ成長しますし病害虫も懸念されます。
専務とよく話し合ってください。
因みに、当事務所の植栽はほったらかし。

ポーチに侵入してきたソヨゴや棒石のコケや変色もシャビーな雰囲気が出るので放置です。
自然素材の家は、時を経た方が楽しい。
「今の平屋」ガレージ造設の好例
2018年竣工の「今の平屋」。

こちらの住宅は、欧州車好きのご夫妻のご要望で、ガレージを造設させていただきました。
ガレージは、平屋の母屋と連結したつくりで3台分のお車が納車可能となっております。
普段用はOPEN、とっておきのお車はシャッター内へ格納。
用途別に格納法を変えられることも造作の魅力です。

ライトアップは防犯対策ですが、まるでギャラリーのようですね。
末永くカーライフを楽しんでいただきたいと思います。
因みに、奥に見える簡易トイレ。
今回、子供部屋を間仕切るご依頼をお受けしましたので施工させていただきました。
竣工時から現在まではプレイルームとして機能。
将来間仕切り施工を施しますと、お子様の成長に合わせ、プレイルームを個室へチェンジすることができます。

ご要望は「無垢材の壁」。
後日、撮影許可をいただけましたらレポしたいと思います。
こちらの家は、当時、図面ラッシュでブログが滞ってしまい、こだわりや特徴をお伝えできなかった家の一つです。
この休止中は、全館空調の家や2階リビングの家、様々な特徴のある平屋などご周知いただきたい事例がお伝えできず。
もやもやと過ごしておりましたが、ご協力いただける範囲で、今後もOB様の暮らしぶりをご紹介できたらと思います。
「那加の平屋」住宅地にたたずむ家の外装
建物の外装が終了し、これから外構工事の「那加の平屋」です。

こちらの家は、駅や大型商業施設が近い住宅地に存在します。
ご覧いただきたいのは、田園風景や山あいの無垢材に溢れた外装との対比。

周辺環境や暮らし方を汲み取り設計しています。
「藤倉の薪ストーブのある平屋」お引き渡し
先週末「藤倉の薪ストーブのある平屋」のお引き渡しをさせていただきました。
施主様に撮影許可をいただきましたのでその様子を少し。

お引き渡しは、主に、多種多様な窓や設備機器などの操作法をご説明した後、
本キーや取説、図面一式などを納めさせていただきます。

ご説明は、外部の照明操作や汚水枡も。

汚水枡は、生活排水が通る管の点検口で、アパートでは管理会社がお掃除をしてくれますが、
戸建てでは自分達でお掃除した方がお得な箇所。
専務が開けているのは、浴室用の桝ですが、一般的に詰まりやすいのは、油の生活排水が多いキッチンの配管。
「汚水」という名からして近寄りたくない桝ですが、
詰まるまで放置すると、小バエや悪臭、ヘドロや油の塊などが発生。
2度と開けたくない状態に陥ります。
皆様、高圧洗浄機や散水ホースで流したり、ブラシでこすったり、重曹をとかしたお湯をシンクに溜め一気に流したりと
実に様々な方法で桝掃除に取り組んでいらっしゃいます。
お掃除の頻度は生活環境や桝の種類によって変わりますが、数か月に1度は点検した方が安心です。
長年放置せず蓋を開けてみてくださいね。
以上、お引渡しの様子でした。
「藤倉の薪ストーブのある平屋」多数のご参加ありがとうございました
先週末開催いたしました「藤倉の薪ストーブのある平屋」のOPEN HOUSE。
お足元が悪い中、多数のお客様にご参加いただき心より感謝申し上げます。
又、今回は、美濃加茂から離れたエリアでの開催でしたので、
遠方から来てくださった方も多く深く御礼を申し上げます。
さて、OPENHOUSEですが、
今回も前回に引き続きお一組様ずつのご案内ということで、
比較的ゆっくりと設計者である専務と対話をしていただけたのではないでしょうか。

こちらのお子様達も「こう?こう?」と専務に質問。笑
薪は焚いていないのですが、シミュレーションを楽しんでいただきました。
さて、今回の建築は、
悠久の時間が流れる日常となるよう周囲の山並みや一面の田園風景を汲み取り、
薪ストーブやご夫妻の理想とする深みのあるアンティーク仕上げを取り入れた平屋といたしました。

自然を汲み取る手法といたしましては、風景を生かした窓辺や半屋外の空間づくりに重点を置き、
ワイドビューで構築された南面、室内と繋がる半屋外空間、長尺の木製テラスなどで構築。
ご来場様も自然と視線が外に導かれ、開口から広がる里の風景を眺めていらっしゃいました。

又、アンティーク色を濃くする照明やスイッチ、コンセントなど細部の部材も話題に。
自由設計では当然ですが、弊社の建築は「全てがお気に入り」で満たされた空間となることをご周知いただきました。

今回は、コロナ禍の影響で常時窓換気を行っていたため、断熱・気密・蓄熱に対し体感不足でありました。
又、これは我々目線ですが、人数制限を設けたため視野の広い市場調査が出来なかったことが悔やまれます。
しかし、初対面のお客様やご契約前のお客様も、実際の建築を目の当たりにすることで、
弊社の品質を感じ取っていただけたのではないでしょうか。
もし、今回のOPENHOUSEが印象に残っておりましたら遠慮なくお声掛けください。
それでは、編集が終わり次第、上記の設計の意図を中心にこの家ならではのこだわりをご紹介したいと思います。
ご来場いただきましたお客様、今回も貴重なお時間を頂戴いたしまして誠にありがとうございました。