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「比衣の薪ストーブのある平屋」周辺環境と親密に
先週に続きまして、内部のご紹介です。
弊社の看板玄関戸を開け、
造作木製引き戸を開けると、
ワンフロアのLDKへ繋がります。
周辺環境との繋がりを意識した空間は、煩くならないよう注意しながら木を軸に構成。
また、大開口からは外部環境がダイナミックにフロアの奥まで入り込んできます。
外部の自然が、室内の景色に奥行きと広がりを与えてくれる好例となりました。
シームレスな繋がりをもつことで、周辺環境と親密になれることを期待します。
そうそう。
OPENHOUSEでは、この化粧柱にも注目が集まりました。
構造上必要な柱なのですが、通常床の間に使用する磨き丸太と呼ばれる丸柱を使用しています。
和室が減少した近年、こうやって伝統的な建築部材を現代家屋に応用するのが我々の楽しみでもあります。
今後も若い世代に受け入れられるよう現代の生活と折り合いをつけ、伝統を取り入れていきたいところです。
以上、「比衣の薪ストーブのある平屋」のご紹介でした。
それでは、H様、今後ともお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
山間に住むことの喜びと豊かさを感じながら、のびのびとお過ごしください。