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「稲辺の家」柱状改良で強固な地盤づくり

先日、地盤調査が行われた稲辺の家。

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土入れが終わったところでお盆休み突入しましたが、
調査の結果、湿式柱状改良という工法で地盤改良をさせていただきました。

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地質にセメント系固化材を混入し、頑丈な地盤に改良します。

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水たまり・・・ではありません。
固化材と混ざった部分が地中柱となって、不同沈下から建築物を守ります。
沢田重機の皆さん、天候が不安定の中ありがとうございました。

注文住宅の新築費用で不確定なのが地盤改良。
おおよその予測はつくものの、調査をしてみないとわからない。
資金計画の際は、アドバイスさせていただきますので気になる方はご相談くださいね。

「稲辺の家」地盤調査

梅雨が明け、久々の晴天。
奥様方は、快適な洗濯ができてルンルンだと思いますが、建築業界に携わる私達も晴れ晴れとした気分になります。

さて、こんな建築日和の中、稲辺の家の敷地では、朝から地盤調査が行われました。
いつもお世話になっている永瀬ボーリングさんに、JIS規格のスウェーデン式サウンディング試験を行ってもらいました。

簡単にいうと、尖がった鉄棒に荷重をかけて、どのくらいの強さでどのくらいの深さまで地中に刺さるか、
という方法で地盤の固さを調べる試験です。

25kgの重りをのせていき、

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鉄棒を回転させて25cm沈むのに何回転するか調べているところ。

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その後、換算N値というものを計算します。
この結果によって、基礎の形式や地盤補強の必要性・方法を決定します。

チラッとみえている擁壁も出来上がりつつあります。
梅雨でなかなか進まなかったのですが、残すところあと数m。
もうひとふんばりです。

「稲辺の家」現場着工、造成工事

先日、モンシロチョウが飛び交う中、造成工事が始まりました。

まずは、擁壁づくり。
こちらは、コンクリートブロックを積む基礎をつくるため、地盤を掘削しているとこです。

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朝からユンボで掘削、整地。
サクサク捗ってます。

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その後、転圧機で地盤を固め、

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コンクリートを入れる型枠組みをします。
コンクリートが指定の形状になるように誘導するのです。

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稲辺の家は、しばらくこういった工事が続きます。
蒸し暑い中、本当にお疲れ様です。

「稲辺の家」外観イメージ

弊社事務所のお隣のお隣に建築予定の稲辺の家。
今年2月より顔馴染みのご近所さんの新居を計画していましたが、来週から造成工事が始まります。

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敷地です。
ちょっと見辛いですが、道路から10m程奥に入った中木の隣あたりが計画地です。
配置しやすい形状だけど、道路に面していないのがこの土地の特徴。
敷地面積110坪、とりわけ南・東からのプロポーションが重要になってきます。

外観イメージです。
プレゼンでの設計図面を気にいっていただいた為、それを元に微調整しました。
まずは、東。

稲辺の家パース

そして、南。

稲辺の家ファザード

特徴は、母屋と一体化された駐車計画と駐車場まで伸ばしたロングスパンの軒。
車から荷物を運ぶ際、軒のおかげで雨避けになります。
軒と並行して鼻隠しもいい存在感をだしていますが、その幅14m。
シンプルな形状だから映えますねー。
鼻隠し、雨樋が取り付けられるところですが、雨水の侵入防止や屋根の耐風等の役割も担っています。
形が男前なので木の素材感で柔かさをプラス。
無垢の木ってこういうところがいい。

梅雨に入りこれからは段取りが大変になりますが、まずは造成監理をしっかり務めていきます。