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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。
「大針の家」上棟おめでとうございます
2023年2月上旬。
市内を通る国道沿いに、吹き抜けが特徴である2階建てのお住まいが無事上棟いたしました。
この地は、国道沿いということで、これまでの建築で最も人目に触れる地であります。
この国道は、身近な自然を慈しむ心を重んじ、平穏な暮らしをご提案する我々にとって手強い相手。
敷地を見つめ、視線に臆することなく穏やかに暮らせますよう間取りを検討した結果、こちらの外形となりました。
北東より。
建物は、全体的に、弊社の特徴がよく表れているシンプル構成ですが、低層階の造形に変化をつけて。
といっても、変化は、ご家族様にとって自然といえる形でなければなりません。
そこで、低層部分のみ緩く勾配をつけた片流れ屋根とし庇を強調。
控えめな主張ながらも建築全体の風景に大きく関わっています。
完成が楽しみ。
お施主様ご家族様には、お寒い中、ずっと工事を見守っていただきました。
本当にありがとうございます。
今後は、現場でのお打ち合わせが増えるかと存じます。
よろしくお願いします。
それでは、M様上棟おめでとうございました!