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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。
「加治田の薪ストーブの家」OPEN HOUSEありがとうございました。
先週末開催いたしましたOPEN HOUSE。
多数のご参加ありがとうございました。
今回は、建物の雰囲気からか20代~30代のご家族が多かった印象です。
偶然が偶然をよんで、とある事情で顔見知りの方にお越しいただいたり、友人の友人であったり・・・
人との繋がりを感じたOPENHOUSEでもありました。
会場内では、皆さん研究熱心なご様子で活発な質疑応答が行われました。
アンケート用紙を分析すると、外観及び内装のデザインや空間コーディネートに関心が集まっており、
我々が得意とする造作、弊社ならではの空間コーディネートをお伝えできたんじゃないかな~と思います。
そんなわけで、今回で6回目のOPENHOUSEでしたが大成功となりました。
お施主様、ご来場いただきましたお客様、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
又、近隣住民の皆さん、お騒がせしましたことを心よりお詫び申し上げます。
引き渡しまで残りあと僅か。
万全な状態でお渡しできるよう最終チェックへ行ってまいります。
「加治田の薪ストーブの家」OPEN HOUSE準備
いよいよOPEN HOUSEが明日に迫りました。
今日は、会場テント組立や資料作成などの段取りでバタバタッとしています。
OPEN HOUSEでは、
WEBや住宅雑誌での写真では伝わりにくい空間構成や質感、
最高グレードのモデルハウスでは伝わりにくい等身大の建築、
弊社に注文するとどのレベルのクオリティでどんな暮らしが出来るのか、
どんな人物と家づくりを進めるのか等、体感できることが山ほどあります。
実際に建てられた建物見学は、上記のことが分かりやすいですよ~。
さて、荷造りが済んだのでこれから会場へと運びます。
OPENHOUSEは出会いの場。
これから新築・改築を検討している方お気軽にお越し下さい。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
「加治田の薪ストーブの家」TOYO KITCHEN 照明器具
台風が近づき段取りに色々影響が・・・。
そんな中、注文していた照明器具が届いたので早速取付に行ってきました。
予め、天井に器具本体を取り付けた後、このズラッと並んだクリスタルガラスを一つ一つ本体に巻いていきます。
オーナメントは5種類。
順番は?ってことで取説取説・・・。
書、書いてないやないか・・・。
ぶら下げる順番によって光の表情が変わると思いますが、5等分ずつ感覚で巻いていきました。
取付にセンスが問われるとは・・・油断してました(笑)
バランスを見ながらひたすら巻き巻き。
クリスタルの輝きが、ビューティフル&ゴージャス。
一気に華やぎました。
明かりを付けて最終チェック。
抜群のプロポーションですね。
これで大方の工事は終了しましたが、仕上げがちょこっと残ってますので竣工に向けて全力を尽くします。
「加治田の薪ストーブの家」いよいよ大詰め。薪ストーブ設置。
先日、遂に薪ストーブの本体が設置されました。
無機質な土間にクールビューティな薪ストーブがよく合います。
ブリキのバケツに薪をざっくり入れて、ミニピザなんか焼いちゃったりして・・・。
と、まるで自分のもののように妄想。
アップで。
ピカピカ。
使い込まれた感がでてきた頃、又いい味をだしてくれるに違いない。
あとは、ダイニングの照明取付を残すのみとなりました。
照明は、弊社初の試みであるTOYOKITCHENのシャンデリア。
楽しみです。
「加治田の薪ストーブの家」中庭からの採光・通風計画
9月に入り、パッとしないお天気が続いていますが時々晴れ間も・・・。
この瞬間を狙って、中庭の木製テラスの造作に取り掛かりました。
土台の上に木製テラスを造り付けます。
半日かかる見通し。
この家は、間口に対して奥行が長いのがこの敷地の個性ですが、
左右が建てこんでいるので採光・通風には何らかの対策が必要でした。
そこで、平屋をいかして中庭を囲むコの字形にすることで採光・通風を確保しました。
「中庭からの採光・通風計画」がこの家の4つ目のキーポイントとなります。
今後の工事で楽しみな部分の一つである中庭。
これからの季節は、清々しい秋風も感じられて良き団欒の場となるでしょうね。
「加治田の薪ストーブの家」周辺環境に調和する外装計画
この家のキーポイント1つ目は「暖房効率の良い薪ストーブの配置計画」。
2つ目は「インダストリアルを取り入れた唯一無二の空間づくり」と続きましたが、
3つ目は「周辺環境に調和する外装計画」となります。
建物の外装は、街並みをつくる大きな要素なので、
できる限り質感の高い材料を組み合わせて、表情豊かな外観を造るようにしています。
足場を外したので、全貌が見えるようになりました。
今後、玄関建具、照明等のディテール、外構工事を経て完成となります。
外構は、外装の質感を際立たせるようシンプルに計画しています。
コテ仕上げをアップで。
無垢材も然り、この壁も思わず触れてみたくなるんです。
サイディング仕上げ、塗装仕上げ、コテ仕上げ、それぞれ一長一短の特徴がありますが、
趣を感じる、愛着をもつなら断然コテ仕上げだと思います。
里山や田園地帯が広がる加治田町界隈。
今はまだ真新しい外装ですが、経年変化とともにこの恵まれた環境に馴染んでいくことを期待しています。
「加治田の薪ストーブの家」インダストリアルを取り入れた空間づくり②
現場は、左官工事が続いてます。
只今、土間の仕上げの真っ最中。
ここは、薪ストーブの土台部分です。
いつものモルタルより真っ黒。
それもそのはず、墨を混入しています。
色ムラやコテ跡が表情をつくってくれると思います。
一方、洗面脱衣場では、洗面化粧台のタイル張りの真っ只中。
主役タイルは、ちょっとレトロな雰囲気の花形モザイクです。
う〜ん、可愛い。
様々な形状のタイルを組み合わせて凝ったつくりにしてます。
オリジナルメイキング、楽しいですね。
「加治田の薪ストーブの家」インダストリアルを取り入れた空間づくり①
キッチンに、何故か左官屋さん。
モルタル仕上げの擁壁の中塗り中でした。
モルタルのキッチン擁壁は、弊社にとって新しい試みとなるので今からワクワクしています。
発砲スチロール入りの下処理材をネリネリして、金ゴテで均していきます。
モルタルのひび割れや剥離を防ぐ作業です。
お隣では、壁一面のレンガ張りが進行中。
モルタル擁壁とアンティークレンガ張りは、この家の見所の一つととなります。
「暖房効率の良い薪ストーブの設置計画」がこの家のキーポイントでしたが、
「インダストリアルを取り入れた唯一無二の空間づくり」が2つ目のキーポイントとなります。
新しい試みに私共も心躍りますし、完成が楽しみですね。
「加治田の薪ストーブの家」見えなくなる下処理も大切な工程
いつもお世話になっているイコマさんが、パテ処理に来てくれました。
プラスターボードを留めているビスやボードの繋ぎ目を埋め、
面を平らに均します。
造作工事も手作業ですが、パテ処理も全て手作業。
色々な人が関わり、色々な人の手によって家は造られていきますね。
目に見えなくなる下処理一つ一つがどれも大切で、
その工程一つ一つに家を守ったり繊細に仕上げる為の役割があるなと再認識。
レンズをひくと、ちょっとアートな感じ。
イコマさん、蒸し蒸しの中ありがとうございます。
「加治田の薪ストーブの家」意匠性を高める吹付塗装
当初は、杉板張りを検討していた南面の外壁。
メンテナンス性を配慮し、北のファザードと同じく塗装仕上げとなりました。
現場に着くと、いつもお世話になっている今井塗装さんが養生シートをはがしており、片隅から全貌を拝見。
黒さが一層際立つ外観となりました。
青味がかった黒と砂壁状の質感をアップで。
とても綺麗な仕上がりです。
北のファザードは、仕上げの効果を高める中塗りが完了したところ。
ファザードは、コテ仕上げなのでパターンがかわります。
下地の段階で、景観とバッチリ合うのがわかりますね。
今井塗装さん、丁寧な塗装をありがとうございます。