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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。

「稲辺の平屋」1年後の暮らし

2020年竣工「稲辺の平屋」。
8月にお邪魔した時の様子です。

ガレージ沿いの樹木。

アプローチ添いの植栽。

 

この季節は、透き通る青葉を横目に、爽やかな気分で稲辺の家を訪れることができます。
お手入れもしっかりされておりました。

こちらは、ブラックインテリアと日常と化した造作品たち。
竣工時の造作品を手にした感動が、日常に溶け込み、無意識の感動となっていることが我々の理想なのですが・・・

各々の造作品が、自分の持ち場でしっかりとその機能を果たし、
日常のお役に立てていることを伺い知ることができました。
嬉しい瞬間です。

そうそう。
稲辺の平屋では、家電も現在の主流である黒。
ブラック家電は、各メーカー様がシリーズで展開しておりSNSを中心に大ブーム。
間宮建築の造作に、ブラック家電の陳列例としてどうぞ。

 

レンズを引いた方がよかったですね・・・苦笑

伝統技術を取り入れた造作家具は、こういったトレンド性の高い要素を取り入れても、
時代の風潮に左右されない大きな器として、皆様の暮らしを末永くお支えいたします。

こちらは、キッチンユニット、パントリーの収納です。
話の流れでご披露してくださいました。


キッチンは、リクシルのリシェルSI。
収納BOXは無印orニトリで調達、だそうです。
パントリーでは、壁掛け充電仕様の掃除機。
サッとお掃除ができるので便利ですね。

我々がお造りする大きな器が、その家ごとに役割を果たし、暮らしを支える。
暮らしのお役に立つことが目的ですから、新品よりこなれた味を醸し出すようになった方が、造作品の価値は上がるという考えでいます。
今後も、末永くお付き合いいただきたいと願います。

「稲辺の平屋」タイル選び

「稲辺の平屋」の奥様とマテリアル選びのお打合わせ。

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奥様がご自身でお取り寄せされたタイルのサンプルを専務と確認しているところです。

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光を感じるクリスタルに深みのあるストーン。
ご自身でお取り寄せされるとは、家づくりの意気込みを感じます。

これらは、水回りに使用するタイルで、個性あふれる空間づくりに一役買っています。
以下施工事例ですが、殆どの方がご自身で選択されています。

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いかがでしょうか。
お好みのサイズ・形状・面状・カラーを選ぶと愛着もひとしお。

経年劣化がしづらくメンテナンスが容易なこれらのマテリアル。
無垢の木で家を建てるなら、このような自由な表現を楽しんでみませんか?

「稲辺の平屋」外壁コテ塗り

一昨日に続きまして、弊社のご近所さんの現場です。

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約110坪の広い敷地に計画させていただいたのは、約45坪のL型平屋。
ガレージが母屋と一体となったインナーガレージを造作しているため建物のボリュームがUPしています。

現場では、ちょうど外壁のコテ塗りの真っ最中。
下塗りと中塗りが終わり、上塗り中のところお邪魔してきました。

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職人さんがコテを円状にランダムに動かしスピーディーに塗っていきます。
塗材に骨材が混合されているためジョリジョリ大きい音がします。

パターンづけ。
上下でパターンが違うことがお分かりでしょうか?

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乾くとこのようにフラットですが岩肌のような面に整います。

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因みに、ガレージの外壁1面のみで1時間半かかります。

人力作業。

弊社の工期がハウスメーカーさんより長くなる理由の一つですが、
工期が長めな分、天然素材の風合いを味わう楽しみがあります。
何を重視するのか、ご自身の要望にそった家づくりが大切ですね。