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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。

「稲辺の家」5年の歳月が経ちました

2016年竣工「稲辺の家」。
先月8月にお邪魔した時の様子です。

 

外部にも天然素材である無垢の木を多用した木造2階建てのお住まいです。
天然素材であれサイディングであれ、外部は、雨風や紫外線により劣化するためメンテナンスがかかせません。
天然素材の方がメンテナンス頻度は高くなりますが、稲辺の家では、DIYで塗装され、綺麗な状態をキープされていました。

 

また、刈り込みや除草など、お手入れが行き届いたお庭の芝が印象的。
芝のお手入れについて、奥様のお話を包み隠さず申しますと・・・
「正直大変・・・(小声)」
しかし、ご家族で役割分担をし、管理をしているとのことです。

こちらは、アプローチ。

 

木製テラス。

色素が落ちていますが、木材の経年変化を劣化と捉えないでください。
無垢材は経年に伴い、表面の色が白っぽく変色していきますが、中が不朽しているわけではありません。
耐水、耐朽、防腐、防虫の効果は維持できないと問題ですが、変色は特性。
気になる場合は、塗装を推奨いたします。

剪定に刈り込みに除草。
「植栽管理は大変。」とおっしゃいながらも、
「もう少し木を増やしたい。」と「稲辺の家雑木化」に意欲的な奥様。笑
グリーンのある暮らしに魅せられているようです。

以上、5年の歳月を経た稲辺の家でした。
機会があったら、またレポしたいと思います。

「稲辺の家」ハーバリウム in Norty No.3

先日、「稲辺の家」のポーセラーツ教室「norty」様にて
3度目のハーバリウム体験をしてきました!

こちらが・・・

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こちらに。

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ビューティホー❤
紫陽花のパープルグラデがツボです❤

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こちらは、なんと娘の作品。
ワタクシより雰囲気でてますよね・・・く、くやしい(笑)
Mちゃん先生、冬休みもお願いしますー(*_ _)

※Norty様のブログはこちら

「稲辺の家」メンテナンス

先日、「稲辺の家」に住まう奥様からSOSがあり、
動きが鈍くなった木製建具のレール、ぐらつくようになった扉の取っ手などをお手入れいたしました。

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専務が診断し、チャチャッと補修します。

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ワタクシは取っ手をもつ係。

この他にも、収納の棚板を増やしたり、金具の出っ張りを引っ込めたりと家中お手入れ。
木の家に末永く住んでいただくには必ずメンテナンスが必要です。

そうそう。
お嬢さんが小学生となり自室を与えるそうで、

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こんな可愛い天蓋をご用意されていました。
ガーリーな雰囲気のお部屋になりそうですね❤

又何かあったらご連絡ください。

「細やかな日常」ハーバリウム in Norty No.2

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「稲辺の家」Nortyでのハーバリウム第2弾。
「いんじゃね。」
と、専務も気に入ってくれた。

「細やかな日常」ハーバリウム in norty No.1

「稲辺の家」の「norty」さんにて念願のハーバリウム体験。
講師は、勿論この家の奥様です。

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このドライフラワーを、専用のオイルを注ぎながらボトルに詰めていくと・・・

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ビューティホーな植物標本に。
因みに、右側は先生のお手本なのですが、詰め込まないところに心のゆとりが感じられなんだか大人。

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一方、ワタクシのは、詰め込みたい衝動に駆られギュウギュウ詰め(笑)
次は、詰め込まない系や!
ということで、Mちゃん来月もよろしくお願いしますm(*_ _)m

「稲辺の家」施工事例を追加しました。

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「堅切の家」に続きまして、ようやく「稲辺の家」の施工事例をアップすることが出来ました。
今回は、家具や家電がはいった状態での竣工写真となり、等身大の暮らしをイメージすることが出来ると思います。
無垢の木×モノトーンの美的コーデから、雑味のないエレガンスを感じますね。
ポーセラーツサロン併用のため、器も綺麗に飾られていて、とても女子力の高い空間となっております。

因みに、ワタクシも女子力を挙げようと?レッスンを受けてきました。
エルメス風のグラスを2つ作りましたが、専務の意向で事務所で使用することに。
私が作りましたアピールがしつこかったらすみません(笑)

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レッスン後は、エクステリアを確認中の専務に後ろめたさを感じつつもケーキセットまでいただいちゃいました。
申し訳ない(笑)
ポーセラーツ、とってもgoodな気分転換となりますよ。

「稲辺の家」緑がそっと寄り添う外構計画

お引き渡しから2ヵ月が過ぎ、ここの家に住まうご家族も生活が落ち着き始めたのではないでしょうか。
無垢材の心地よさ、光や風の抜け感、真新しい設備機器などを肌で感じ、充実した日々を送ってみえることかと思います。

そんな中、、、
お施主様の中で少し迷いのあった外構工事が始まりました。

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メンテ、予算、見栄えを考慮して植樹、狭範囲の芝、アプローチ、砂利敷きなどを計画しております。

ワタクシがお邪魔した時は、シマトネリコなどの樹木が植樹し終わっていました。
緑越しにみる建築は、建物にそっと寄り添っているみたいで素敵です。

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シンボルツリーは、山に自生する山採りモミジ。
その樹形は、自然味溢れるなかなかの美人さん。

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住宅設計というと建物本体に注視しがちですが、予算を分配して建築と外構を一体で考えられることが理想的ですね。
緑があるだけで佇まいに変化がおき、周辺環境の自然と繋がり、外部と内部を繋いでくれると思います。

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ヒロさん、いつもありがとうございます。

「稲辺の家」OPENHOUSE多数のご参加ありがとうございました。

先週末開催された「稲辺の家」のOPEN HOUSE。
あいにくの雨模様にもかかわらず、多くの方にご来場いただき心から感謝しております。

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今回で7回目のOPENHOUSEとなりますが、初めて家具や家電が入った状態でのご見学となりました。
それにより、実際の生活ぶりを想い描きやすく、弊社の建築をより身近に感じられたと思います。

会場内では、いつもの如く活発な質疑応答が行われ、お客様の家づくりに対する熱意と情熱を感じました。
撮影の許可をいただいたので、その様子をご紹介致します。

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毎回、社長と専務の他、応援で駆けつけてくださる協力会社の方1名計3名でご案内しております。
上記3名の手が空いていない場合は、手が空くまで、ワタクシが建築話20%くだらない雑談80%の割合でご案内させていただいてます。
もう少し建築の話ができるよう勉強せねば、、、次回、リベンジです。
又、社員一同、どういった経緯でこの間取りに至ったか、どのような目的でこの仕様に至ったかなどご説明していますが、
まず第一に、この家の空気感や空間コーディネートされた諸室の居心地を肌で感じていただきたいなと思っています。

次に、ご見学前にご記入いただいたアンケート結果ですが、弊社にご興味をお持ちの方は、
①位 外観のデザイン・内装の仕上げや空間コーディネート(同票)
②位 間取りの使い勝手・価格(同票)
③位 キッチンや浴室などの設備・収納や防犯などの工夫(同票)
という順で関心が高いようです。
とりわけ、デザインにおいては、自社設計に特に力を注いでおり、近年、確固たる道筋がみえてきた。
万人受けではなく、感性が共有できる同志にこれからも巡り合えたら。
なーんてことを専務と話したりしています。

今回も、美濃加茂市のみならず近隣の市町村からもお越しいただき、大変賑やかで楽しいOPENHOUSEとなりました。
お施主様、ご来場いただきましたお客様、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
又、近隣住民の皆さん、お騒がせしましたことを心よりお詫び申し上げます。

施主様ご一家は、残りのお引越しをゆっくり行われるそう。
ワタクシは、急ぎの仕事を急いで仕上げます、、、それでは。

「稲辺の家」視線の拠り所となる木製建具

いよいよ明日に迫った稲辺の家のOPENHOUSE。
その前に、撮り溜まっていた木製建具の仕上がりをアップします。

まずフロア全体。

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ガランとした空間の中で、オーダー建具と床材の杢目が互いに呼応しています。
明日のOPENHOUSEでは、空間コーディネートされた杢目や木肌の心地良さを感じていただけたら、、、と思います。

利便性を活かした畳室の引戸とキッチンバックカウンターをアップで。

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余分な飾り気がないから洗練された感じ。
勿論、取っ手もオシャンティ。

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こういったディディールって遠目からは気づきにくいですが、「フロア全体がなんかいい感じ」になる重要な要素。
「なんか惜しい」時、そのなんかはディディールだったりします。

OPENHOUSEでは、杢目がコーディネートされた空間の中でどのような居心地を感じるかが大事だと思いますが、
建具にも是非注視してみてくださいね。
職人さんの技と心を感じます!

「稲辺の家」OSMO植物油と植物ワックスからできた自然塗料

とある日のお昼過ぎ、OPENHOUSEのチラシを作っていると専務から「ちょっといい?」とお声が、、、。
「なんやろ~。」とテクテクついて行くと、、、

あら、奥様のMさんが塗料塗ってるじゃない~!

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ということで、ワタクシもお手伝いをさせていただきました。
ヘビーな時の力量は10%ですが、今日はお役に立てそうだわ~。

「ちょっといいヤツ。」とリクエストいただいたので、専務が用意したのはコレ。

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ご存知の方も多いと思いますが、自然の植物油と植物ワックスからできた人体、動植物に安全なドイツ生まれの塗料です。
安全基準に合格していて赤ちゃんの遊具や玩具にも使えると聞くと安心して使用できますね。

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テカテカ。
あとは、乾くのを待つだけ。
Mさん、お疲れ様でした!