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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。

「大平賀の家」内部の様子

内部では、建具職人さんが一通り仕事を終え帰宅の準備中。

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挨拶をしつつワタクシは2階へ・・・。

おぉ。

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階段の腰壁上に、黒い枠のガラス窓が入っている。
実は、ここ、2Fリビングとなっていて、ここの間取りだからこそ出来る仕切り技。
後々、竣工写真で着目してみたいと思います。

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壁も白壁に変身し、お部屋の雰囲気がありありと分かるようになってきましたが、
ここに住まうご夫妻の雰囲気にピッタリだなと思います。

そして・・・

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長ッ。
過去最長のテレビボード。
かろうじてレンズに納まりましたが、写真では実際のインパクトが伝わりませんねぇ。
竣工写真で勘考してみます。

まもなく竣工。
お引き渡しまであと僅か。
続きは、竣工写真でご確認下さい。

「大平賀の家」大詰め

「大平賀の家」、今週お引き渡し予定です。
周囲は、雑木林が点在するのどかな環境。
道路を走行していると、非常に目に留まるモスグリーンの塗り壁建築が現れます。

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後方の雑木林のグリーンと馴染んで独特の雰囲気を感じますね。

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玄関脇の足元には、アンティーク風のガーデンアイテムが合いそうなジャンクな枕木が。
モスポットや多肉植物が合いそうやね。

そしてそして・・・
ここの家の内部は、大工の手仕事による造作・製作品が多く、弊社初の施工事例となりそうな仕掛けが盛り沢山。
次回、少しアップしてみようと思います。

「大平賀の家」キッチン擁壁

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お。
可愛い!
まさかこの裏にシステムキッチンがあるなんてと思わせられます。

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キッチンに合わせたオーダーメイド擁壁です。
自由な設計をお楽しみください。

「大平賀の家」木を活かす手仕事、本物の素材がもつ質感を大切にする。

本日、2投目のアップ。
「大平賀の家」の現場の空気を吸ってきました。
気になる工事過程ですが、木による外装が一段落し、これから塗装へと進むところです。

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道路からもこの木質感が目に留まりますので今回は外装の板張りに着目。

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仕上げは、軒天、鎧張り共に年輪が際立つ杉。
使用している木材保護塗料は、木の通気性を妨げない他、風合いを保ちますのでしっとりとした安らぎが籠っています。

専務曰く、コストに制約があることを感じさせない仕上がりのためには、
納まりの他に素材そのものの良さを引き出す工夫を凝らすことが大事なんだそう。

なるほど。
それは、この玄関廻りをみて分かる気がする。

あれ?
サッシがいつものアルミ樹脂じゃない?
フフ。

「大平賀の家」木を活かす手仕事、トメ

外部は、只今ドレスアップ中。
南面を除いてぐるりとガルバの角波で覆います。

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美観と対候性に優れ、弊社でも需要の高いサイディングです。
予算の兼ね合いから目立たない部分は角波、ファザードなどは立平を採用することが多いです。

内部では・・・
応援大工さんが作業中でしたのでパパラッチ。

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専務が普段からお世話になっていて、とっても気さくなお方です。

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大工さんの手仕事は、細かな作業の連続でこの時もちょうどトメ加工の微調整を行っているところでした。
トメとは、互いの材料を45度で切断して組んでいくことをいいます。
現場によって仕様が全く異なるわけですがこの納め方も随分減ってきたそうです。
しかし、あらゆる造作で建築の質を高めるのが弊社流。

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僅かに段差があったのですが、微調整後、ご覧の通りピシャッと揃いました。
「気にしない人は気にしないけど、気にする人は気にするでね。」
造作好きな弊社のお客様は気にされると思います(笑)
丁寧で美しい仕事をありがとうございます。

「大平賀の家」外観イメージ

先月より新たな現場が動き始めました。
周囲は森林に囲まれた静かな立地ですが、住宅も点在しており、そこに弊社の建築が仲間入りすることになります。

当初は、既存の母屋が存在していましたが・・・ 

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解体され、綺麗に整地されたこの地に新しい風を吹き込みます。

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敷地面積はおよそ100坪ですが、木造2階建ての既存離れが北に位置するため必然的に四角い建物となります。
そして、CGパースを用いながら細かな修正を重ね、辿り着いた外観イメージはこちら。

無題

ガレージを建物本体に取り込んだ木造2階建て。
ガレージ造りは多数の前例があるものの、ビルトインは初だったりします。
光や風を取り込む窓の輪部に工夫を凝らしファザードの表情を豊かに仕上げているのもポイント。

年明けからデスクワークに入れ込んでいたのでレポートが途切れてしまいましたが、現在、現場は板金工事と木工事が進んでいます。
木工事は、専務が普段からお世話になっているベテラン大工さんが担当してくれています。
ワタクシは、少ししか話したことがないのですがとても頼りになりそう~。
宜しくお願いします!