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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。

「下米田の家」木を活かす手仕事、内部木工事

梅の花弁がほころんで春の気配が漂い始めましたね。
気づけば、事務所の白梅も寒さに負けず点々と咲いています。

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春ですな~。
この風情に浸りながらちょっとお茶でも、、、といきたいところですがそんな時間はありません。
図面を仕上げて園までお迎えに行ってとママは何かと忙しい。
その園お迎えの帰り道ですが、フラッと「下米田の家」に立ち寄ってきました。

OPENHOUSEに伴い稲辺の家の更新を続けていた中大分工事が進み、現在は内部木工事の真っ最中です。
専務は、造り付けテレビボードの制作中。

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親方は、作業を見守ったり手伝ったり。
この日は大工さんが5名いて、それぞれが各々の作業を進めていますが、右下の画像に目を向けると、、、

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気になりますね、この開口。

これです。

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さて、なんでしょう。
答えは、次回の更新で。

「稲辺の家」OPENHOUSE多数のご参加ありがとうございました。

先週末開催された「稲辺の家」のOPEN HOUSE。
あいにくの雨模様にもかかわらず、多くの方にご来場いただき心から感謝しております。

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今回で7回目のOPENHOUSEとなりますが、初めて家具や家電が入った状態でのご見学となりました。
それにより、実際の生活ぶりを想い描きやすく、弊社の建築をより身近に感じられたと思います。

会場内では、いつもの如く活発な質疑応答が行われ、お客様の家づくりに対する熱意と情熱を感じました。
撮影の許可をいただいたので、その様子をご紹介致します。

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毎回、社長と専務の他、応援で駆けつけてくださる協力会社の方1名計3名でご案内しております。
上記3名の手が空いていない場合は、手が空くまで、ワタクシが建築話20%くだらない雑談80%の割合でご案内させていただいてます。
もう少し建築の話ができるよう勉強せねば、、、次回、リベンジです。
又、社員一同、どういった経緯でこの間取りに至ったか、どのような目的でこの仕様に至ったかなどご説明していますが、
まず第一に、この家の空気感や空間コーディネートされた諸室の居心地を肌で感じていただきたいなと思っています。

次に、ご見学前にご記入いただいたアンケート結果ですが、弊社にご興味をお持ちの方は、
①位 外観のデザイン・内装の仕上げや空間コーディネート(同票)
②位 間取りの使い勝手・価格(同票)
③位 キッチンや浴室などの設備・収納や防犯などの工夫(同票)
という順で関心が高いようです。
とりわけ、デザインにおいては、自社設計に特に力を注いでおり、近年、確固たる道筋がみえてきた。
万人受けではなく、感性が共有できる同志にこれからも巡り合えたら。
なーんてことを専務と話したりしています。

今回も、美濃加茂市のみならず近隣の市町村からもお越しいただき、大変賑やかで楽しいOPENHOUSEとなりました。
お施主様、ご来場いただきましたお客様、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
又、近隣住民の皆さん、お騒がせしましたことを心よりお詫び申し上げます。

施主様ご一家は、残りのお引越しをゆっくり行われるそう。
ワタクシは、急ぎの仕事を急いで仕上げます、、、それでは。

「稲辺の家」視線の拠り所となる木製建具

いよいよ明日に迫った稲辺の家のOPENHOUSE。
その前に、撮り溜まっていた木製建具の仕上がりをアップします。

まずフロア全体。

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ガランとした空間の中で、オーダー建具と床材の杢目が互いに呼応しています。
明日のOPENHOUSEでは、空間コーディネートされた杢目や木肌の心地良さを感じていただけたら、、、と思います。

利便性を活かした畳室の引戸とキッチンバックカウンターをアップで。

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余分な飾り気がないから洗練された感じ。
勿論、取っ手もオシャンティ。

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こういったディディールって遠目からは気づきにくいですが、「フロア全体がなんかいい感じ」になる重要な要素。
「なんか惜しい」時、そのなんかはディディールだったりします。

OPENHOUSEでは、杢目がコーディネートされた空間の中でどのような居心地を感じるかが大事だと思いますが、
建具にも是非注視してみてくださいね。
職人さんの技と心を感じます!

「OPENHOUSE告知」稲辺の家

表3

お施主様のご厚意により、2日間限定でOPEN HOUSEを開催致します。

日時:2/13(土)、14(日)10:00AM〜4:00PM
場所:美濃加茂市加茂野町稲辺
※HPをご覧の方は、案内図を送付致しますので、コンテンツの「お問い合わせ」からご連絡下さい。
お問い合わせAdd:info@mamiyakenchiku.com
構造:木造軸組工法による二階建て

CONCEPT
1.伸びやかな水平ラインから成るダイナミックな造形美
2.高効率発電を維持する太陽光発電システム
3.引戸ならではのフレキシブルな畳室
4.天然無垢材を活かす手仕事による設え
5.ポーセラーツサロン「Norty」併設のリビング設計

以上、5点が今回の建築の見所であり、私共が特に力を注いだ点となっております。
他にも、大胆な開口部やバイブレーション仕上げのオープンキッチン、豊富な内外部収納など
この家に住まうご家族にとっての居心地の良さをカタチにしました。

これから新築や改装を検討される方のみならず、現在プラン進行中のご家族様、
この建築が気になる閲覧者様など多くのご来場をお待ちしております。

「建築ダイアリー」プランニングの遅延について

現在、ありがたいことに新たなご縁に恵まれ、新規物件が重複している状態となっております。
それにより、お客様にはプラン提出まで1ヵ月程お待ちいただいており、この現状を深くお詫び申し上げます。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、当社の経営体制上、何卒ご理解頂けますよう宜しくお願い致します。

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今年の目標はスピードアップ。
全力を尽くします!

「黒岩の平屋」木を活かす手仕事、木材加工

今日は、朝から作業場で、造作家具の材料づくりをする機械の音が響いています。
覗いた時は、採寸カットして厚みが揃えられた「戸当たり」の材料を、専務が鉋で滑らかにしているところでした。

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シャーッ。

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はやッ!
簡単そうにみえるこのシャーッて思いのほか出来ないんですよね、、、。
この技術は一朝一夕には身につかない。
天然無垢で設えられる造作のアレコレは、表面仕上げの良し悪しで質が問われると思います。

さて、現場に運ぶ準備が整いました。

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いってらっしゃ~い。

「稲辺の家」OSMO植物油と植物ワックスからできた自然塗料

とある日のお昼過ぎ、OPENHOUSEのチラシを作っていると専務から「ちょっといい?」とお声が、、、。
「なんやろ~。」とテクテクついて行くと、、、

あら、奥様のMさんが塗料塗ってるじゃない~!

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ということで、ワタクシもお手伝いをさせていただきました。
ヘビーな時の力量は10%ですが、今日はお役に立てそうだわ~。

「ちょっといいヤツ。」とリクエストいただいたので、専務が用意したのはコレ。

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ご存知の方も多いと思いますが、自然の植物油と植物ワックスからできた人体、動植物に安全なドイツ生まれの塗料です。
安全基準に合格していて赤ちゃんの遊具や玩具にも使えると聞くと安心して使用できますね。

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テカテカ。
あとは、乾くのを待つだけ。
Mさん、お疲れ様でした!

「稲辺の家」キッチン取付

現場は、キッチンを取付中です。
取り付けてくれるのは、いつもお世話になっている平泉さん。
只今、天板取付のために専務もお手伝いしています。

又「かえって邪魔。」と言われかねないのでワタクシは傍観。
がんばって~。

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「思ったより重い。」と言いながらも無事天板がのっかりました。
取付は晩までかかるので、その間残りのちょっとした作業を進めます。

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日も暮れた頃・・・
もう出来たかな~と期待を胸に稲辺の家を覗くと、、、

ドヤッ!

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おぉ~!いい感じじゃないですか~。
今回は、奥様のご要望でペニンシュラ型のオープンキッチンとなっています。

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めっちゃ笑顔・・・(笑)

今回のキッチンは、木擁壁が無いだけにこの天板がいい味出してくれるんじゃないでしょうか。
無駄のないシンク廻りやシャープなエッジになんといっても、、、

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バイブレーション仕上げが恰好いい!
平泉さん、専務共々絶賛です。
今後、使い心地とか聞けるといいですね。
平泉さん、ありがとうございました。

「稲辺の家」滋味深い空間を保つには木製建具のオーダー品

ヨッコラショット!

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と聞こえてきそうなこの画。
細江木工さんが木製建具の取付に来てくれたのですが、階段を回りきれないので外部から2階に運んでいるところです。
専務に「かえって邪魔。」と3回ぐらい言われながらワタクシもお手伝い。
10%ぐらいはお役に立てたでしょ、、、シクシク。

そんなやりとりを尻目に、細江さんが、床にストッパーを取り付けて上吊金具に建具をはめ込んでいきます。

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ここでちょっと小話。

当社の設計に引き戸が多い理由

内部建具の開閉方式には一般的に、西洋の文化である「片開き」と東洋の文化である「引き戸」がありますね。
当社では、設計に木製引戸を取り入れることが多いのですが、
理由は、少し開けるだけで風通しが確保されたり、人の動きを邪魔しない他、ハイドアにすることで空間に広がりが生まれるからです。

木製引戸の機能性は、既製品に負けず劣らず。

さて、そんな引き戸。
通常は、襖や障子のように上下に鴨居と敷居的存在が必要となるのですが、弊社の仕様は戸を吊るので床の突出がありません。
つまり、バリアフリーとなります。
又、アシスト機能で戸をわずかに開くだけで自動で開閉し、その滑りは軽やかで静か。
ここが、機能面に優れる既製品に引けを取らない点となります。

木製引戸の注意点は?

反対に、注意点を挙げるなら、既製品や片開きに対して気密性が低いこと。
そのため、扉単体で考えるのではなく、間取りや構造と関連づけてプランニングしています。

造作で設えられた滋味深い空間を保つには、やっぱり木製建具のオーダー品がいいですね。
しかし、肝心の仕上がり撮るの忘れた、、、ということで後日アップしたいと思います。

「鷹之巣の薪ストーブの家」何を想う?

プランを調整中、時たま現場へ。

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さて、何を想う?