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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。
「高畑の平屋」外観イメージ
「高畑の平屋」の外観イメージです。
約100坪の敷地に計画されたのは、約33坪の平屋構造のお住まいです。
建物の雰囲気や大きさは「坂祝の平屋」と共通する感じ。
キーワードでいうと「17mの水平ライン」「ガルバリウム鋼板の殻」「袖壁に包まれた軒」といったところが共通しておりますね。
尚、こちらは、屋根の形状を利用してロフトを設けております。
現物はこのような感じです。
建具の高さを調整しておりますのでCGとはちょっと違いますが・・・。
こう見比べると、既に白×黒の外装が目に浮かびますね。
南西より。
このアングルだと軒が袖壁に包まれてる感がよく分かりますね。
全体的に超シンプル形状ですが、ググッと奥行きを感じる有効なテクニックです。
さて、工事は着々と進んでいきますので
完成までのプロセスをお伝え出来たらと思います。
「鷹之巣の薪ストーブの平屋」玄関の開口部
玄関の開口部。
戸はまだありませんが、戸を開けるとこの素材感。
色々と期待が膨らみます。
「滝田の家」外壁仕上げ
現場は、現在、外壁塗装の段階に入りました。
この家は、2階部分と平屋とでカラーリングが異なります。
又、工法も変えて予算の調整を図っております。
魅せるとこはきっちり魅せ、落とすところは落とします。
お邪魔した時は、2階バルコニーの養生を剥がしてみえました。
塗装屋さん、長友似ですよね・・・。
今度言ってみよう(笑)
目地消しと目地有り、吹付とコテ塗り。
専務がお客様や予算と相談しながら判断していきます。
さ、次は内部へ。
あ・・・。
「高畑の平屋」祝!上棟。耐久性と安全性に優れる木造軸組工法
夏本番の7月上旬のとある日。
猛暑の予感がする朝の空気を感じながら、「高畑の平屋」の建前が始まりました。
写真で見ると気持ちの良い快晴ですが、大工さん達にとっては過酷な気温。
今回も熱中症対策を万全に頑張っていただきました。
ワタクシは、他の業務がありますのでお昼に見に行きましたがすでにこの状態。
軸組みから片流れ屋根の平屋構造なのが分かりますね。
奮闘中の大工さんと奥様のお父様と談笑しながら行く末を見守る社長。
今年は、棟数が多いので新しい応援大工さんの姿も。
ワタクシも撮影やおつかいで現場へお邪魔致しますが宜しくお願いいたします。
そう言えば、茶色の現場幕が出来上がったのですが、控え目に主張していますね~。
夕方にはいつものJIOの幕が増えていました。
うん。弊社のイメージだとこのぐらいがちょうどいい。
ふふ。
以上、上棟の様子でした。
それでは、A様、上棟おめでとうございました!
又、暑い中奮闘していただいた大工の皆様ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。
「西脇の平屋」地鎮祭&地盤改良
かねてより計画してまいりました「西脇の平屋」。
先日、地鎮祭を執り行いました。
ワタクシは、学校行事で行けませんでしたので、今回はその後行われた地盤改良工事の様子を。
現場は、美濃加茂市下米田町。
分譲地の角に33坪の平屋を計画しておりますが、先立って行われた地盤調査の結果から、
鋼管杭工法によって基礎補強をさせていただきました。
この工法は、鋼管の杭を地中に貫入し建物を支えます。
周囲に響く杭を叩く音。
音がで、でかい・・・。
しかし、支持力確保及び沈下の抑制のためには、この工事を避けては通れません。
近隣住民の皆様、ご迷惑をおかけいたしましたm(_ _)m
次は、基礎工事へと進みます。
「鷹之巣の薪ストーブの家」下地材の使い道
住宅の内装と言うと、クロス貼り、板張り、コテ塗りなどが一般的な仕上げとなりますが、
この家の天井は全てラワン合板で仕上げております。
一般的には、下地材として使用される資材なので住宅メーカーでは仕上げ材としては使用しませんが、
採用に至ったのは、ソフトで素朴な風合いを重視してのこと。
ラワン合板で覆うことはプラスターボードを張っていくより手間がかかり大工さんも結構大変らしいのですが・・・
その数80枚超。
頑張っていただきました。
因みに、O様ご夫婦が自ら塗装されたんですよ。
凄い!
この家の性格を形成する大きな要素になることは間違いない。
「滝田の家」軸線
「滝田の家」内部です。
キッチンと並列に位置するダイニング。
家族との関わりや配膳のし易さから近頃ポピュラーなレイアウトです。
レンズを引くと、間仕切りはないものの空間の使い分けがされているのが分かります。
領域を分けるとその分窮屈さを感じがちなのですが・・・
視点を変えると、対角線上に抜ける視線軸が。
視線が一本の軸となって奥の奥まで抜けていくと、こうも広がりを感じるのですね。
軽い驚き。
「喜多の家」木を活かす手仕事、壁の板張り
色々な工具や建材が所狭しと並ぶ製作テレビボードの背面は、何時もの如くランダムな板張り。
大工さんが一枚一枚手仕事で張っていくので、一棟一棟その表情は異なります。
今は未だオイル塗装を施しておりませんのでぼやついておりますが、
オイルを塗布すると・・・
内部仕上げや照明の灯りも相まって全然違うでしょ。
楽しみですね^^
一方、こちらは廻り階段。
養生で見えませんが、あとは手摺をつけるのみ。
リビングで主張しない階段については、特別な施工を施さず一般的な技術で造作しておりますが・・・
注目すべきは、この手摺と採光や設置場所やスペース活用。
又、後日お伝えできればと思います。
「細やかな日常」初夏の風物詩
間宮建築の初夏の風物詩。
社長が自ら採集し調理するふきの佃煮。
大きな釜で4時間かけて作られるこの佃煮は、ふきの風味が凝縮されてご飯のお供にぴったりです。
専務もワタクシも毎日少しずついただいております。
今年は、がごめとろろ昆布のお汁と。
とても美味しい。
「鷹之巣の薪ストーブの家」現場の様子
少し前の現場の様子。
撮りためてあった写真と共にお伝えしたいと思います。
26mの隣地境界線と並行に配置された建物は、水平な直線を強調した平屋構造。
O様のご要望を考慮し、建物のカタチはL型にまとめられました。
切り取られたような空が気持ちいい!
向かって右が玄関ですね。
どんな表情になるのでしょうか。
今から楽しみです。
建物内部へ。
こちらは、建物全体を吹き付けた後、厚みの足らない部分を目視で埋めているところ。
建物全体を目視していくのは大変そうですが、ウレタンの泡でしっかり気密化してもらいます。
辺り一面モコモコ。
外気との温度差が少ない快適な住環境のために、丁寧な施工をありがとうございました。
一方、こちらは、木工事の一こまでプラスターボードをはっているところ。
塗装やクロスで見えなくなってしまう部分ですが、ただはればいいってものではなく
細かな部分に配慮しないとその後の仕上げに大きく影響が出るそうです。
現在は、各工事も仕上げの段階に入っております。
この家は、新しい試みである内装仕上げが盛り沢山なので、次回から少しずつお伝え出来ればと思います。