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「上蜂屋の家」現代の建築に合うように配慮した和室

今週より2つの現場が動き始めましたが、本日は、上蜂屋の家の見所の続きをアップしたいと思います。
第4投目は、和室です。

和室といっても、略式の畳コーナーから伝統的な座敷までその形式は様々で、
ここ数年は、利便性の高い畳コーナーを多く手掛けていましたが、今回は、どちらかというと後者よりの和室です。

まず、リビングから和室を見る。
建具を引き込むと空間に繋がりが生まれます。

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伝統文化であるしっかりした和室を設けようと思うと、当然、専門的な知識や腕が必要になってきますが、
和を得意とする社長の下で修業を積んだ専務に、その腕は確かに受け継がれています。
その仕上がりは、様々なルールを見据えながらも現代の建築に合うように配慮した和室となりました。

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以下、事例です。

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こう並べてみると、畳や木材の材質の他、建具のプロポーションや障子から漏れる光、すべてが趣きや遊び心に繋がりますね。
こうして全体を考えて和室の雰囲気を出していきます。