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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。
「下之保のリノベーション」新と旧
最後に・・・
いい感じで経年変化している
「少々くたびれた旧の柱」をインテリアの一部として活かした例です。
まるで新と旧が対話しているかのよう。
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と言うわけで、今回の建築を振り返ってみましたがいかがでしたでしょうか。
ワタクシは、余韻に浸れて満足しました(笑)
尚、ブログでは、ピックアップしてご紹介しておりますので、
その他竣工写真は、後日アップ予定の施工事例でご確認ください。
「下之保のリノベーション」3例目の薪ストーブ計画
そうそう。
今まで姿が見えませんでしたが、お施主様のご要望で薪ストーブも計画させて頂きました。
弊社では、3例目となります。
今回は、ヨツールのF400。
扉に格子が無く炎が見やすいタイプです。
周辺環境も余分な飾り気がないところが専務仕様。
インテリア性の高い薪ストーブが際立っていますね。
和に馴染んでいい感じ。
「下之保のリノベーション」リノベーションならではの見所
喧騒から離れた陶芸家のアトリエのようなこの空気感。
リノベーションならではの見所ですね。
キッチンからの眺め。
サッシに切り取られたような既存の庭が活きています。
「下之保のリノベーション」味わったことのない空間
続きです。
自然光に誘われ内へ進むと・・・
なんということでしょう~。
一見レトロなようで新しい、今までに味わったことがない空間が広がっていました。
リノベーション前は、天井材に埋もれていた木造在来工法の大工技は、とても力強く心強い掘り出し物。
人知れず覆い隠されていたこの掘り出し物に一手間加えることで、機能が充実し視界環境も良くなりましたね。
「ここまで変わるものなのか!」と、打ち合わせに参加をしていないワタクシは一人で興奮。
因みに、こちらは解体中です。
こう見ると、建築は新築が花形ってイメージですけど、リノベーションも引けを取らないですね。
旧の歴史があるだけに、物語性を感じます。
「下之保のリノベーション」影
「下之保のリノベーション」のお引き渡しが終わり、新しい物件も続々と動き始めているわけですが、
もう少し、この家の良さをお伝えできたら・・・と思います。
(余韻に浸りたいですし。)
と言うわけで、今日から内観の見所をピックアップしていこうと思います。
早速、玄関を開けると・・・
高まる期待感。
まずは、チラ。
リノベーションならではの影のおかげで、明らむ内へと誘われます。
「下之保のリノベーション」祝!竣工。慎み深い外観。
この家が位置するのは、自然が豊かな山あいで、大らかでゆったりとした時を刻む雰囲気の場所。
昭和に建てられた青い屋根瓦の平屋は、沢山の庭木で覆われていて、
専務曰く、当初からこのゆったりとした雰囲気と情緒を継承する外観にしたかったそう。
そのようなコンセプトに基づき計画を進めたのですが、
その結果、庭木に隠れるように佇むなんとも慎み深い外観に仕上がりました。
玄関廻りアップ。
意図的に残した既存タイルのおかげで、昔の面影が残る外観に。
こうして見ると、必ずしも新しい素材が美しいわけではなく、既存素材が朽ちてみえるわけでもないんだな。
新旧のコンビネーションが独特でいい感じ。
1本のお電話から始まった今回のリノベーション計画ですが、約4ヵ月の工事期間を経て、先日お引き渡しをさせていただきました。
専務曰く、この現場は、解体してみないことにはわからない躯体を筆頭に、どのように既存環境を再構築するのか、
どうやって素材の良さを引き出すかなど普段より想像力が求められる現場だったそうです。
新しい表現をする楽しさがここにあったってことですね!
F様、竣工おめでとうございました!
明日以降は、内観の見所をお伝えしたと思います。
「下之保のリノベーション」木を活かす手仕事、造作洗面カウンター
とある午後の日。
専務が、作業場で淡々と作業をしていたのですが、
その片隅には、鏡が。
「お、いつもと勝手が違うな。どうなるんやろ~。」と思っていたのですが、
その全貌が明らかになりました。
まぁ、可愛い~。
洗面所にも、洗面ユニットなる便利な製品が存在するわけですが、味のある空間には味のある洗面を。
ということで、専務自ら手を動かし製作させていただきました。
専務曰く、新しい造作を試みることは心から楽しいのだとか。
そんな仕事ができて、ワタクシは、う・ら・や・ま・し・い。
さて、次回は、竣工写真と共に、内外観の見所をワタクシの興奮と共にお伝えしていきたいと思います。
乞うご期待。
「下之保のリノベーション」お気にのパーツでセルフプロデュース
以前、照明がいい味を出してるとお伝えいたしましたが、
このキッチン上部に取り付けたペンダントライトは、奥様が、行きつけの雑貨屋さんで手に入れたものであります。
お気にのパーツ一つで自分の世界観が広がります。
(左上)ダイニング (右上)キッチン
(左下)洗面カウンター (右下)玄関ポーチ の灯りになります。
ここぞという時のビックフェイス、落ち着きのある光の溜まりなどなど
それぞれの居場所に合わせて照明計画をしていきます。
「下之保のリノベーション」塗装で「らしさ」を創り出す
現場は室内の塗装中。
ガラッと空気が変わりました。
ここ最近の新築物件と趣きが異なり、古民家風の「らしさ」が出てきましたね。
ダイニングにぶら下がっているペンダントライトもそうですが、照明がいい味出しているので今度着目してみようと思います。
こうしてみると、空間の広がりが素晴らしい物件なのに写真じゃちっとも伝わらないという・・・。
モドカシイ。
ちょうど写真を撮り終えた頃、お外では水路遊びが始まっていました。
始まってしまったのね・・・。
君達冷たくないのですかね・・・と思いながら見ていると、どういうわけか、生きたミミズが一匹流れてきたので二人でレスキュー。
恐れることなく捕まえて畑へ戻してあげていました。
二人が水路で遊ばなければ消えていたであろう小さな命。
水路遊びも悪くない。
「下之保のリノベーション」既存のお庭
ワタクシが大好きなツワブキやコケが点在している既存のお庭。
日陰のしっとりした姿はこの家と相性がいい。