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「小熊の家」変化に富む外形

週末、代表の嘉展は、現場打ち合わせのため東へ西へ行ったり来たり。
わたくしは私的な都合により同行できませんでしたが、予定通りお客様と密な現場打ち合わせができたようですね。

本日は、その西側で建築中の「小熊の家」の様子です。

こちらの画像は、正面玄関を含む北面。

諸条件から生まれた変化に富んだ外形をご覧いただきたいところですが、足場でよくわかりませんね。
CGをどうぞ。

別棟のガレージを建物本体に取り込んだ二階建て住宅で、
ガレージ及び玄関ホールを低層の平屋としてメインボリュームと繋いでいます。

 

左:ガレージ
右:南西より

各層が緩やかに繋がり、人の動きも流動的になるよう屋根や建具で調整しています。
そして、これからその動線に沿って造作家具をつくっていきます。

「般若の家」光と風を導く

一昨日に続きまして「般若の家」の様子です。

この家のLDKは、22帖の広さを確保するため東西に長細い長方形としています。
そこで課題となるのが、LDK中心部分の採光と空間の広がり。

その課題を解決するために、北側にハイサイドの連窓を2ヶ所設け、安定して光を採り込めるように配慮しています。

南側の大開口テラス窓と比べると北側の窓は脇役的存在ですが、
対比させることで空間に立体感が生まれ、視線の抜け方が違うことで広がりも増します。

 

柔らかい光と活動的な光。
ハイサイド、ローサイド、大開口・・・。


どの家も用途に応じ窓を使い分け、採光・通風をコントロールしています。

「般若の家」間取りの裾野を広げる

こちらは、昨年9月に上棟した「般若の家」の様子です。
この家の敷地は、小規模分譲地の一画で、道路2方向に面している角地にあたります。

限られた面積且つやや変形した敷地ではあるが、間取りの自由度が高く、視線が通り、光や風も抜ける。
どんな土地でも引き出しがあるものです。
今回も敷地の個性を引き出し、どんな工夫ができるか検討したとことろ、このような外形となりました。

下屋と大屋根を繋ぐ山脈屋根。
これが、間取りの裾野を広げるのに大いに役立ちます。

面積以上の解放感を確保し、安定した住環境をつくっていきましょう!

「稲辺の平屋Ⅳ」様々な活動が展開される多世帯住宅

弊社のご近所さんである「稲辺の平屋Ⅳ」の現場です。

この家は、様々な活動が展開されることが予測される多世帯住宅であり、
敷地も十分な広さがあったため間口が24mに及ぶ平屋建てとしました。

下の画像は、パブリックなエリアとなるLDK。

天井高をコントロールして各エリアを緩く分け、
キッチン・ダイニングを中心とした回遊動線としています。
インテリアが入ると8の字型にぐるぐる回れる動線です。

 

現在は、養生が外れ、木製建具も入り大分整ってきました。

外部は、外構工事中。
既存の和風樹木を残しつつ、稲辺の地に溶け込むよう整える予定です。

 

同じ地域に暮らす者として、地元の風景を愛する者として、伝統建築に携わる者として
自然と調和し、心が落ち着く外構を目指します。

あけましておめでとうございます

皆様、遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
初めに、この度の能登半島地震により、被災された多くの皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

昨年は、円安進行や軍事衝突などによる資材高騰・資材不足に歯止めがかからず、
経済環境の変化の対応に追われた一年となりました。

このような先行き不透明な状況は本年も継続する見通しで、お客様にご不便をおかけすることが予想されます。
弊社といたしましては、この困難をあるがままに受け止め、
昨年同様、在庫・工程管理や品質確保に地道に取り組み、誠意をもってお客様と対峙する所存です。

本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。