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「高畑の平屋」地鎮祭と地縄張り

現在、施工中の「鷹之巣の薪ストーブの家」のご近所さんで新たな計画が動き出しました。
周囲は、ご覧の通り、田畑に囲まれのどか~な風景が広がっております。

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そして、少し先には超レトロなワンマン列車「長良川鉄道」が走っている。
乗車するたび乗り方に戸惑うのですが、昔懐かしい気分にさせてくれるので秘かにファンです。

そんなのびのびとした地に平屋を計画しておりますが、先日、地鎮祭を執り行いましたのでその様子を。

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この青空に心地良い風も感じ、終始穏やかな儀式となりました。
奥様のご両親も参列し、一人一人、榊を神前に供え祈念致しました。

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今回も、滞りなく地鎮祭を終えることが出来ました。
そして、祭事後は、工事着工の最初の作業である地縄張りを行い、建物の位置を示します。

たまにワタクシもお手伝い。

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スケールをもつだけですが。
いや、動いちゃいかんから意外と神経使うし。

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お嬢ちゃまも見守ってくださって。
可愛い。ありがとうね。

あ、そうそう。
掘りたてじゃがいもですが、娘のリクエストに応えカレーにしていただきました。
甘くてホクホクで感動物のお味でございました。
ありがとうございました!

「泉の家」大容量の収納付き洗面台

ここ最近、記事の更新が出来ませんでしたが本日から又少しずつ続けていきたいと思います。

本日は、「泉の家」ツアー最終日となります。
「和室」「書斎」「洗面室」・・・と、毎回見所を絞るのに迷うのですが、
個人的に、美し過ぎる洗面キャビネットがオシなので何時もの如く「洗面室」に着目してみたいと思います。

木製引き戸を開けると、1,820mmのスパンで設えられた洗面台の上に2,770mmのキャビネットが設えられております。
大容量の収納が可能なこのキャビネットは、小物のゴチャゴチャを解消してくれる頼もしい助っ人ですね。

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それにしても、美しい木肌に美しいフォルムだと思いませんか?
滞在時間は短いであろう洗面室ですが、毎日使用する場所なので機能性の他美しさを求めてしまいます。

アップで。

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壁面のタイルは、T様ご夫妻が選ばれたもの。
お客様の好みが表れ、毎回仕上げが楽しみなこの部分ですが、
今回は、お部屋のトーンが全体的に淡く、非常に優し気な空間に仕上がりました。

最後に、いつも造作のご紹介ばかりなのでお隣に続くユニットバスを。

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今回は、クリナップのユアシスをお選びいただきました。
入浴後30分経っても浴室内にあたたかさがとどまるまるごと保温、お湯冷めを抑える高断熱浴槽、
細かな凹凸の足ぴたフロア、お手入れ簡単ドアと排水溝などが特徴として挙げられます。
弊社は、各メーカー様の特徴最新の設備機器にも対応しておりますのでお打合せの際にご説明させていただきます。

以上、「泉の家」の見所ツアーでした。
今回の建築は、一見、良好な環境を確保するには不利と判断されがちな敷地の特徴を個性と捉え、
視線の見通し、陽射し、風通し、上下の空間の繋がりに配慮を重ね、暗くて狭いというイメージから脱却することが出来ました。
(ワタクシの撮った)写真では、その見通しや繋がりが伝わりにくいのですが、
T様ご一家が、自然光や風を感じながらのびのびと子育てをしていただけたら・・・と思います。
それでは、T様、竣工おめでとうございました!
又、今回の建築に携わってくださった協力会社の皆様、ありがとうございました。

「泉の家」曖昧な場所

ワタクシが個人的に好きなほの暗い廊下。
ほの暗さの先がパァ~と吹き抜かれているわけですが・・・

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突き当りには、廊下を活用したこんなライブラリースペースが。

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家族の誰もが気軽に使えるように、エリアを区分しない曖昧な場所。
絵本コーナー?思い出の品々コーナー?趣味のギャラリー?
そういった場所。

実は、ここは、穴場のビュースポットでもあります。

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「窓からの眺望は、森の木々が借景となり・・・」とかたまにはそんなシャレオツなことが言ってみたいのですが
そういう機会は稀でして・・・お隣さんの庭の木が若干借景となっております(笑)

エリアを区分しない曖昧な場所。
上下階を緩やかに繋ぐ場所。
空間を違った視点で見ることが出来る場所。
ここの役割は意外と多かったりします。

「泉の家」オープン階段

暫く間が空いてしまいましたが「泉の家」の見所の続きを。
今回は、これまでも見所としてお伝えして参りました「造作階段」です。

この家の階段は、LDKに設置されたオープン階段。
高さ方向への広がりを得ることが出来るので空間がとても豊かになりました。

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常に視線に晒されるため、骨格はアイアンでビジュアルアップ。
作り手からすると、万人向けではないが、T様ご一家に心から愛着を感じていただければ嬉しい限りだそうです。

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又、リビングに階段を設けると、移動の際、必ずLDKを通るので家族内のコミュニケーションが密になります。
この家は、壁で仕切らない曖昧な居場所も多数存在するのですが、ここに住まうご家族の繋がりに一役買っていただけたらと願います。

あ、そうそう。
階段下には、造作カウンターを組み込みスペースを活用しています。

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ここは、リビング学習にいいですね~。
お母さんがキッチンで目を光らせることもできますしね(笑)