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「建築ダイアリー」敷地調査へ行ってきました。

皆様、年末年始はいかがお過ごしでしょうか。
私達は、プランに的を絞って動きつつ、餅つきや初詣や家族サービスに明け暮れる日々。
その休暇の合間に、先頃行った敷地調査の記事をアップです!

ファーストプランの為の敷地調査の場合、隣地との関係や前面道路との高低差などを確認したり、
平板測量を行って用紙に地形を表します。

こちらは、境界杭を必死に探す画。

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割とどうでもいいですね(笑)

こちらは、測量中。

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三脚の上に平板を設置して、アリダードと呼ばれる測量器具を使って用紙に地形を移していきます。
簡易式なので迅速に図面化できます。

今回は、冬休み中の娘も一緒。
気が向くと、ちゃんと手伝ってくれますよ。

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今回は、ひっつきぼぼを取るという洗濯事情に関わる重要な任務。
お猿の蚤取りみたいね、、、。

こちらの物件は、只今、構想中。
ご要望をどう解釈してどう表すか練りに練ります。

明けましておめでとうございます。

無題

※誠に勝手ながら、本日より1/7日(木)まで年始休業とさせていただきます。

昨年は、OB様からのご紹介、オープンハウスの来場者様、WEBの閲覧者様など素敵な出会いに恵まれました。
その出会いから始まり、夢をカタチにするため切磋琢磨した一年。
建築を通してモノづくりの喜びを感じることができるのも、お客様の信頼があってこそ。
今年もそんな素敵なご縁に巡り会えることを期待しております。

「建築ダイアリー」ヒアリング後の現場見学

お電話でお問い合わせいただいたとあるお客様。
再来年までに新築をお考えで、ヒアリングのため当事務所へお越しいただきました。

緊張の初顔合わせ。
ではなく、近寄りやすい専務の前では緊張とは無縁(のはず)です。
ヒアリングも和やかに進んでいきます。

ヒアリング後は、現在工事中の「稲辺の家」と「黒岩の平屋」をご見学されました。
専務が、この家の特徴や仕様を細やかに説明したり、質疑にお答えしたり、私が横からチャチャを入れたりします。

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ご子息も建築に興味津々で、パパとママに混じって節や大工道具について勉強していました。
さしがね、覚えたかな?(笑)

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カメラが気になるのか、チラ。

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可愛い~。
こんな感じに、ゆっくりと和やかに現場見学は行われます。

現場は、加工された写真や最高グレードのモデルハウスでは感じにくい等身大の建築を体感することができます。
我々目線で言うと、ごまかしがきかない。
これが大事だと思っています。

「建築ダイアリー」休日は、ショールーム巡り。

先週末は、稲辺の家のキッチンの見積もり依頼や照明の現物確認を兼ねてショールーム巡りをしてきました。
日曜日ということで、娘も一緒に。
彼女がお城を建築中に・・・

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お仕事開始。

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とあるショールーム内は、まるで美術館。
高級志向な展示品に終始ウットリしていましたが、お値段もそれなりです。
心の中で、おぅ・・・と呟きながら平然としていましたが。

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しかし、見てるだけ〜の世界ではありません。
この中から、手が届く範囲で、当社の空間コーディネートに役立ちそうな逸品をしっかり吸収してきました。

例えば、白い花をイメージしたという照明。
グッドルッキング~。

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今後のプレゼンに役立てていきます。

「建築ダイアリー」天然無垢材を仕入れてきました。

先日、天然無垢材の展示会に行ってきました。
多種多様な銘木や資材で溢れた会場内でゆっくり品定め。

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今回は、只今計画中の物件の為に仕上げ材となる無垢材を数点仕入れました。
お世話になっている社員の方と情報交換も。

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こうして、少しでも良い仕入れができるよう数々の展示会に出向き、
企業の方と良好な関係を築くようにしています。

今回も良い仕入れができて良かったです!
ありがとうございました。

「建築ダイアリー」分かりやすいプレゼン資料で建物イメージを伝える。

数日前から、とある新規物件の平面図・3Dパースを作成中です。

プレゼンテーションの際、お客様に提出する平面図は実際の工事図面と異なります。
プレゼン平面図は、着色されとてもカラフル。

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みやすい感じ。
この方が、建築情報を判断しやすいと思います。
間取りが大方決まると、実際の工事で使われる白黒図面にチェンジすることになります。

今日は、そのカラフル平面図を立体的にする作業をしています。
膨大な数のクリックの連続なので、ブログが気分転換に。
右肩がそろそろね・・・(苦笑)

今回の建物は、建築条件である箱型に高低差をつける方法で奥行き感をだしています。
ガルバリウム鋼板の使い方が悩ましいところですが、奥行きを強調するために面で切り替えました。

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一番手慣れたエクセルで編集してプレゼン資料は完成します。
ファザードは勿論、重要な方向からの視点で取り出しレイアウト。

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お客様は、このプレゼン資料で初めて自分達の家のプランを目にすることになります。
相当な期待を抱いているに違いない。
珈琲も飲んだし、気合いを入れて仕上げよう。

「建築ダイアリー」美濃加茂市のお助け工務店でありたい。

以前、地元の御宮の社殿修理と移築を承った際、多数の棟札がでてきました。
棟札とは、建築記録として棟木や梁に取り付ける札のことです。
年月が経つと忘れられてしまうことが多いのですが、今回のように、解体・修理の際に発見されることがあります。
先日、自治会さんからそれを保管するBOX製作を依頼され、数日前から社長が手作りしています。

物凄く真剣な表情。
ちょっと近寄りがたい?

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いえ。
笑って~の一声で表情は一変。
こんなに変わります(笑)

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現場や商談では厳しいことが多い社長も、本来は人情に溢れた人想いの気質。
地域の皆さんからは、「ともさ」と呼ばれ各方面から頼りにされてます。
「なんかあったらともさ」みたいな。

さて、BOXが完成したようです。
が、時すでに遅し。
現場に出ている間にすでに納品されたみたいです・・・。
この御宮の文化に関する史料になりうる棟札。
このBOXと共に永久的に残っていってほしいものです。

そして、
「私達はいつまでも地域のお助け隊でありたい」と願います。

「建築日誌」室内環境を綺麗にする第1種換気

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先日、春日井市にあるパナソニックの換気・環境ショールームを訪れました。
兼ねてから興味がありましたし、室内環境を綺麗にするための「第1種換気」を体験したかったからです。
さすが換気システム世界シェアトップのパナソニック、手厚い対応でした。

さて、第1種換気とは何か?

まず換気は、屋外の空気を取り込む「給気」と屋内の空気を追い出す「排気」をセットで行うことが重要です。

その換気の方法には、いくつかのタイプがあって、
給排気共に機械動力で行う第1種、機械動力の給気、自然排気の第2種、
自然給気、機械動力の排気の第3種に分けられます。

一般的な住宅の換気システムは第3種換気ですが、より良い室内空気環境にするためには第1種換気が理想です。
なぜなら、第1種換気は、機械で強制的に24時間給排気を行うため、空気の循環が安定しているからです。
更に、給気の際は、屋外の空気を温めて、フィルターでクリーンにしてから室内に取り込んでくれるというメリットも。
第1種全熱交換機システムといわれるだけあります。

それを、IAQハウスという実験棟で体感したり、熱交換室と非熱交換室で体感したり。
換気不足は、人の健康と建物の老朽化へ影響することを再確認しました。

しかし、最善の換気計画をする上でネックとなるのが建築コストとランニングコスト。
断熱性や気密性、間取りによって費用対効果を検討せねばなりません。
今後は、こういった、後回しになりそうな換気設計にも力を入れたいと思います。