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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。
「跡部の薪ストーブの家」地鎮祭
先日、スケジュールの調整により、急遽跡部の平屋の地鎮祭が執り行われました。
ここのご家族G様とのお付き合いは、OPENHOUSEにお越しいただいたのが始まりですが、
以前、同じAPの住人だったということで、顔を合わせた時はお互い驚きました。
今でも不思議なご縁を感じますが、こうやって家づくりに携われる運びとなり本当に感謝の一言です。
さて、地鎮祭の様子ですが、いつも通り和やかに進行していきました。
2人の息子さん達も、ご両親に続いてお手を清めたり玉串を奉納したり。
なんとも健気な様子に心を奪われました。
こちらは、四方にお米を撒いている様子。
真剣な様子が伝わってきますね。
今後は、プランを最終調整していきます。
着工間近。
選択や決断を余儀なくされますが、その迷いも含めて家づくりを楽しみましょう!
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
最後に、跡部の平屋は、読んで字の如く平屋構造を活かした木の家を計画しておりますが、後日、建築物の詳細などアップしていきたいと思います。
「下米田の家」故郷の風景と繋がる外構計画
プランニング時、故郷の自然を慈しむお施主様の想いを構想に取り入れていましたが、
自然をより感じられる家にするために、植栽を点在させた外構計画としました。
植樹することで、周囲に閉じた印象を与え過ぎない効果も。
通りから樹木が見えることで故郷との距離がぐっと近くなる気がしますね。
もう一つ、外構計画の目玉として、、、こちらの大和張りの板塀が挙げられます。
行き交う人々の目を引く伸びやかな塀が圧巻!
アップで。
板の枚数250枚。
一枚一枚手作業で造作された大和張りの板塀は、和を得意とする親方の案。
従来の日本伝統の木材の張り方で、採光、通風、耐久性に優れています。
割とシンプルだった佇まいに変化が起こりました。
外壁、テラス、建具、ルーバー、板塀などなどバラエティ豊かな無垢板使いが魅力的な家となりましたね。
伝統工法が、故郷の町並みにピッタリ合っている気がします。
最後に、只今、別棟のガレージを造作中です。
5つ目の見所となりますので、完成次第アップしたいと思います。
「下米田の家」鑑賞と実用のバスコート
見所3つ目は、弊社久々のバスコート案。
日常生活を愉しむ場として浴室から眺められる坪庭を計画させていただきました。
植栽も建物全体の雰囲気に合わせ、モミジなどを植樹。
デッキに腰を下ろし、夕涼みでもしながら鑑賞を愉しめます。
外部へ繋がる建具もお揃いの杉板で。
既製品じゃないところが細やかな拘りだったりします。
雰囲気を損ねず実用性も兼ねることができたと思います。
御要望としては稀なのですが、こんなプライベート空間があると暮らしが一層潤うんじゃないでしょうか。
心の癒され方は人それぞれですが、個人的には、こんな空間が自邸にあったら最高。
心にゆとりが生まれそうですね。
「下米田の家」風と光、視線が抜けるLDKの位置関係
引き続き、下米田の家の見所です。
下米田の家のお施主様が、プランニング時に一番気にされたこと。
それは、室内の風通しの良さと明るさでした。
OPENHOUSEへお越しいただいた方は、きっと「風が抜ける」心地よさを感じていただいたと思いますが、
風と光を通すため、窓の配置や間取りに気を配っています。
リビングとダイニングの位置関係を少しずらすことで、対角線上に光と風が抜け空気の淀みを解消してくれます。
真夏のエアコンの使用頻度も減り、健康志向のご家族や環境問題の視点からみても嬉しい配慮なんじゃないでしょうか。
又、領域がずれることで長~い視線軸が生まれ空間を広く感じさせてくれます。
風や光だけでなく、視線も長くなり奥行きを感じる空間構成となっています。
「下米田の家」下米田の自然に溶け込む和情緒豊かな佇まい
GW初日から2日間限定でOPENHOUSEが行われましたが、肝心の見所のご紹介が出来ていなかったので、
本日は、この場をお借りしてご説明したいと思います。
当初、「この地がお施主様にとって居心地が良い場所であるように、お施主様にとってホッとする居場所でありますように。」
との願いを込めてプランニングを進めましたが、多種多様な無垢材を多用したり、周辺環境と繋がるような外構計画によって
下米田の地と調和した佇まいを表現できたかと思います。
又、こちらの建築は、和の古文化情緒を現代の暮らしに馴染むよう工夫し、自然素材の素朴な美を追求しています。
非日常さを感じられるバスコートのコーディネートや玄関ポーチの石張り、大和張りの板塀など
随所に散りばめられた和のエッセンスが、現代の暮らしに寄り添っております。
外観は、自然素材をどう使うかが全体をまとめる鍵となりますが、造園の効果も相まって
自然との関わりをデザイン出来たのではないでしょうか。
お施主様がこの地でこの家と共に心から安住できることを願います。
「稲辺の家」緑がそっと寄り添う外構計画
お引き渡しから2ヵ月が過ぎ、ここの家に住まうご家族も生活が落ち着き始めたのではないでしょうか。
無垢材の心地よさ、光や風の抜け感、真新しい設備機器などを肌で感じ、充実した日々を送ってみえることかと思います。
そんな中、、、
お施主様の中で少し迷いのあった外構工事が始まりました。
メンテ、予算、見栄えを考慮して植樹、狭範囲の芝、アプローチ、砂利敷きなどを計画しております。
ワタクシがお邪魔した時は、シマトネリコなどの樹木が植樹し終わっていました。
緑越しにみる建築は、建物にそっと寄り添っているみたいで素敵です。
シンボルツリーは、山に自生する山採りモミジ。
その樹形は、自然味溢れるなかなかの美人さん。
住宅設計というと建物本体に注視しがちですが、予算を分配して建築と外構を一体で考えられることが理想的ですね。
緑があるだけで佇まいに変化がおき、周辺環境の自然と繋がり、外部と内部を繋いでくれると思います。
ヒロさん、いつもありがとうございます。
「下米田の家」OPENHOUSE多数のご来場ありがとうございました。
GW初日から2日間限定で行われた下米田の家のOPENHOUSE。
大変多くの方にご来場いただき心から感謝しております。
今回で8回目のOPENHOUSEとなりますが、今までのモダン建築と趣向が違い、
瓦葺きや大和張りの板塀、石張りの玄関ポーチやバスコートのコーディネートなど
和のエッセンスを随所に感じることができる見学会となりました。
2日間とも、美濃加茂市民の方のみならず、近隣住民の方や通りがかりの方にもお越しいただき、新たな出会いにも恵まれました。
早速、ヒアリングへと進行していたお客様もいらっしゃいましたが、弊社の建築の空気感に共感していただけたのかな~と思います。
お施主様、ご来場いただいたお客様、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
又、日々の優先業務が慌ただしく見所のご紹介ができていませんので、
竣工写真と共にこの建築の良さをお伝えできたらな~と思います。(ゆっくり。)
「細やかな日常」GWの一こま
まるで恋人同士。
「OPENHOUSE告知」下米田の家
お施主様のご厚意により、2日間限定でOPEN HOUSEを開催致します。
以下、詳細です。
日時:4/30(土)、5/1(日)10:00AM〜4:00PM
場所:美濃加茂市下米田町小山
※HPをご覧の方は、案内図を送付致しますので、コンテンツの「お問い合わせ」からご連絡下さい。
構造:木造軸組工法による二階建て
CONCEPT
1.下米田の自然に溶け込む和情緒豊かな佇まい
2.LDKの位置関係と意匠を凝らした造作家具
3.光と風と自然を愉しむ鑑賞と実用のバスコート
4.故郷の風景と繋がる外構計画
5.建物に寄り添う別棟のガレージ計画(未着工)
以上、5点が今回の建築の見所であり、私共が特に力を注いだ点となっております。
5のガレージは、OPENHOUSEまでに間に合わない為、後々blogで仕上がりをUPしたいと思います。
これから新築や改装を検討される方のみならず、現在プラン進行中のご家族様、
この建築が気になる閲覧者様など多くのご来場をお待ちしております。
「下米田の家」オープンハウスのチラシづくり
4月に入り、娘が小学校へ入学したのですが、学童やPTA、子供会など入学直後のお便りは膨大な情報量。
娘が新生活をそつなくこなす為に、ブログが控え目中の今日この頃です。
しかし、商談中のお客様からしてみれば、この場も弊社がどんな建築を得意とするのかを知る手掛かりとなると思いますので
新生活が落ち着きましたら又更新していきたいと思います。
さて、今日は現場から離れオープンハウスのチラシについて。
和情緒豊かな下米田の家ですが、お施主様のご厚意によりオープンハウスをさせていただくことになりました。
只今、そのチラシづくりの真っ最中です。
以前からお伝えしている通り、弊社の広告宣伝費は極力カットして経営体制に反映しております。
その為、チラシは100%手作り。
撮影も文章もレイアウトも自作のため手作り感満載だったりします。
最初は、正直、プロに頼んだ方が垢抜けたものになるのに~と思っていたのですが、
いつしか、造作が好きな弊社だしチラシも手作り感があっていいかもね、と思うように。
何万と配布される折込チラシ。
このチラシなりブログなり口頭なり建築の良さをお伝えすることって難しいのですが、
このチラシが、数名の方の目に留まり、その又数名の方に見学してみたいかもと思っていただけたら幸いです。
尚、オープンハウスの日時や見所などは、後々お伝えしたいと思います。
乞うご期待。