blog

Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。

「建築日誌」風化を見守る楽しみ

関市の寺院「長源寺」様より。
可憐な四季桜に見とれてしまい思わず撮影。

儚げな花びらや枝ぶりは心を奪われますね。

こちらは、2021年竣工の拝殿横の参拝者様用トイレ。

 

真新しかった桧の木肌が、年月とともに銀褐色に焼けてきました。
無垢の木は、雨風や陽ざしを受けるとしっとりとした風合いに変わっていきますが、桧本来の耐腐朽性は変わりません。

境内の厳かな雰囲気に溶け込むにはもう少し月日がかかります。
その風化を見守るのも楽しみのひとつです。

「前平の平屋」上棟おめでとうございます

10月末の秋の爽やかな青空の下、前平の平屋が無事に上棟しました。

 

この家の敷地は分譲地の一番奥。
間口も限られていたためクレーン車のポジショニングに悩みましたが、
隣地をお借りできたおかげでゆとりをもって工事を進めることができました。
関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

 

資材の搬入や作業動線も非常にスムーズ。
大工の手際の良さとチームワークも相まって安全かつ効率よく棟上げが完了しました。

この現場の空気感は、弊社の現場の持ち味で、棟が上がるたびにこのチームでよかったと思います。

さて、

建物は、中庭を中心にコの字型に配置した平屋で、
中庭を通して豊かな光と風が家全体に行き渡る、心地よい住空間を実現したいと考えています。

 

このコンセプトのもと「街並みとの調和」と「周囲に埋もれない個性」の両立を目指します。
コミュニティに溶け込みながら一つの風景として存在してほしいところです。

それでは、N様、上棟おめでとうございます。
今後も積極的な意見交換をよろしくお願いいたします。

「市橋の平屋」竣工おめでとうございます

先週「市橋の平屋」が竣工し、無事お引き渡しをさせていただきました。

外観は切妻屋根のI型平屋で、象徴的な和ではなく、
垂木や木柱のリズムで現代の価値観に合わせています。

軒とフラットなコンクリートテラスを玄関ポーチから連続させ、建物と外部空間を一体的に構成。

 

日本建築では、外部と内部の境界を柔らかくするためのさまざまな技法が使われていますが、
この家では、この場所が内と外を滲ませる役割を担っています。

こちらは内観。
多種多様なタイルで温感分布を意識した空間を設計。

目線や触感が変わり、同じ部屋でも場所ごとに異なる印象を楽しむことができます。

先日まで養生で隠されていた無垢のキッチンがいい役割を担っていますね。
空間に優しい温度を添えているかのようで、このキッチンが温もりの源といっても過言ではありません。

 

無垢材とタイルの組み合わせ、部位ごとに異なる手触りや温度感など
素材の組み合わせにより生きた空間へと導くことができた好例となりました。

U様ご家族が日常の中で素材の豊かさに包まれながら、心地よい日々を過ごしていただけたら幸いです。

そして、こちらは、省エネ基準「GX志向型住宅」の対象物件です。
今後も法改正や新基準へのご対応を積極的に行い、
環境と共生する家づくりを追求していきたいと思います。

それでは、U様、竣工おめでとうございました。今後ともよろしくお願いします。

「本郷の家」安心をつくる地道な作業

代表が何やら考え中の傍らで・・・

階段下補強の木工事が進んでいます。

親方大工が、ブログの読者さんに向けてこうするためのものとポージングしてくれました。笑

階段の接合部に金具と補強材を丁寧に取り付けることにより構造的な強度を高め、
きしみ音やたわみを防止し、長期間に渡る安全性を確保することができます。

すぐにガタがくることはないが、長期間安心していられるように。
そんな想いを込めて、地道な作業にも真摯に向き合っています。

最後に・・・先週の問いの答え。

 

先週つくっていたのは、階段の一時的な養生。
環境に配慮したリサイクルも職人の知恵の一つです。

「本郷の家」品質は「見えない精度」から

現在、内部では木工事が進んでいます。
この日は、壁をおこすための下地作りを行いました。


この作業は見た目以上に繊細で、1本1本の木材の寸法や角度をしっかり確認しながら施工していきます。
後のボード貼りや仕上げ工事に影響が出るため、配線の取合調整など細やかな施工も気を配って。

 

品質は「見えない精度」から。
弊社は、創業当時より「見えない精度」にこだわり現場力を高めています。

一方、リビングではあるベテラン大工がダンボールで何やら製作中。

木ではなくダンボール・・・
何だと思います・・・?

答えは、来週。

「市橋の平屋」空間の温度差設計

お引渡しを間近に控えた「市橋の平屋」より。

先日、床の養生を剝がしたので全貌が見えてきました。

一見したところ、以前注目したタイルが目に留まりますね。

こちらの家では、数種類のタイルを意図的に使い分け空間に温感を設計。

ただタイルを貼るだけではなく、調和と対比により、温度分布を意識した空間づくりとしています。

 

今後、キッチンと丸柱の養生を外したら、木の比率が大きくなり自然の温もりも強調されることでしょう。
U様、楽しみですね!

「本郷の家」自然素材がコミュニティを更新

唯一無二のフォルムが、この地域の新しい風となりそうな「本郷の家」より。

東側では、岐阜の地で需要がとても高い造作ガレージを製作中です。
お車2台分のボリューム。

重量を感じる木の骨格をあらわす。
力強い自然素材がコミュニティを更新することを期待しています。

以下、造作ガレージの事例です。


最後に、造作ガレージはモデルハウスでも採用しており、車のヘビーユーザーである我々にとっても頼もしい存在です。
岐阜の地では、多くの場合、生活の足となりますのでガレージをご希望の方はお気軽にご相談ください。

「市橋の平屋」重要な拠点

コンクリートテラスが綺麗に仕上がりました。

土足のままのポーチとテラスを一体としているので、日常的に外部で過ごす機会が増えることを期待しています。

 

敷地全体の中にどのように人の拠点を築いていくか。
常にそんなことを考えていますが、このテラスは、外部活動の場として重要な拠点となりそうです。

「泉島田の平屋」ありのままの生活風景

2022年竣工「泉島田の平屋」。

竣工当時、OPENHOUSEにご協力してくださったので、ご見学されたOB様もいらっしゃいますね。
こちらのお施主様にも撮影許可をいただきましたのでご紹介させていただきます。

外観は、111坪の広い敷地を有効活用した並列2台駐車の造作ガレージが特徴的で、
軒天井をあらわしで仕上げたモデルハウスよりモダンな印象となっています。

内観がまた素敵で、I様たちは、お世話が行き届いた植物に囲まれて暮らしていらっしゃいました。

たっぷりの陽光と風が入り込むLDKは、観葉植物にも好都合で本当にみずみずしく生き生きと育ってくれます。
生き生きと成長していく姿を見守る日々は、とても楽しく、心が安らぐポイントですね。

こちらは、DK。

モデルハウスでは、バックカウンターを作業台とするため家電を動線上に設けたパントリーに集合させていますが、
こちらでは、パントリーは設けず、バックカウンターに家電を置き、作業効率を上げています。
その代わり、壁面収納を充実させることで大量のモノをしまえる仕組み。

全体がスッキリとして見えるのは、ご夫妻の日々の心がけによるものですが、
モノをしまう「箱」の充実は、家をきれいに保つハードルが下がると思います。

自分たちの生活スタイルに合わせた造作収納計画。
今後も柔軟なデザインで適宜おつくりしたいと思います。

これだけ片付くのですから・・・!

これが、間宮建築で建てたお住まいのありのままの生活風景。
共に考えた生活の空間がさらにI様色に味付けされ私達もとても嬉しいです。

竣工後の暮らしを拝見させていただくことは大変興味深くエキサイティング!
またOB様に撮影許可をいただけましたらご紹介させていただきますね。

「前平の平屋」コミュニティの中の平屋

美濃加茂市のとある分譲地にて、インナーガレージを設けた平屋の基礎工事がスタートしました。

 

現場は、羽島の家と同様、整然として全体が一様に揃う分譲地の一画。

建物のボリュームや外構のレイアウトがある程度想定されながら造成されるため、おのずと全体が揃う景観へと導かれるわけですが、
その誘導を受け入れつつ、弊社の無垢の木の家が分譲地全体に良い影響を及ぼすことができたら・・・と考えています。

こちらは着工前に執り行う祭祀である地鎮祭の様子。

工事に先立ち、工事の安全や末永い守護を土地の神様に祈願していただきました。

こちらの現場では、弊社が一足お先に建築工事を開始しましたが、すぐ住宅が立ち並ぶことが予想されます。
分譲地を一つのコミュニティと捉え、新しい生活のカタチや地域との繋がりをつくることができるよう尽力します。