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「稲辺の建替」築90年以上の日本家屋
新しい現場です。
築90年以上の日本家屋にお住まいのご夫妻に、建て替えのご依頼をいただきました。
実は、お施主様は気心の知れたお隣さんで、なんと3世代に渡りご依頼をいただいております。
このような信頼をお受けし大変恐縮ですが、ご期待に添えるよう尽力いたします。
さて、こちらは、地鎮祭の様子。
今月は、3件の地鎮祭を執り行いました。
追って現場のご紹介をしたいと思います。
こちらは、古民家ではよく見られる井戸。
井戸を埋め戻すときは、毎回、地鎮祭の時に井戸祓いを行います。
地鎮祭後は、配置の確認。
いつもの流れです。
築90年以上ともなると、井戸だけではなく色々な神様が宿っていそうです。
また、M様は、90年の重みも感じていらっしゃるわけで・・・
今回の建て替えに対し、愛着や様々なメモリーによる情や未練が存在するでしょうから、
現在、複雑な心境であることをお察しいたします。
そんな葛藤を踏まえつつも建て替え計画は着々と進み、
まずは、建築予定地となる離れの解体を10月に予定しております。
この丸太の梁に、年季の入った木製建具に、レトロなタイル・・・。
滋味豊かで、実に渋い。
専務は、こういった渋みが溢れる古民家に大変刺激を受けるそう。
また後日、建て替えに至った背景、建て替え後の暮らしなどお話できればと思います。