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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。
「堅切の家」施工事例を追加しました。
施工事例、ようやくアップできました。
素人による撮影のため、編集の際に、なんか変なアングルじゃん・・・とか画像粗過ぎ・・・と気づくことも多々あるのですが、
弊社のカラーや無垢の雰囲気が伝わればいいな~と思います。
「堅切の家」祝!竣工。遂にお引き渡しを迎えました。
先日、畳が入り、遂に竣工した堅切の家。
今年の春先にご紹介のご縁で設計が始まり、約半年の工事期間を経て、昨日、無事にお引き渡しさせていただきました。
周辺は、似た雰囲気の外装が多い中、真っ白な外壁と濃色に着色した無垢材が映えています。
統一感のある街並みを壊すことなく、お施主様らしい「色」が出せたのではないでしょうか。
安定感のある玄関扉を開けると、、、
上からの採光を確保した明るい玄関ホールが広がります。
そして、リビングに入り、シャッターをガラガラ開けると、、、
お施主様のご要望の一つであった白を基調とした柔らかな空間が広がります。
今までの施工の中でもナチュラル感が高めの内装となりました。
ご家族の優し気な雰囲気と明るさがそのままカタチとして表れた今回の建築は、
分譲地の一画でどのように差別化をしていくか、どのように無垢の質感を魅せていくか、
既製品を使用する中で、どのように造作品と絡めていくか、ということを創意工夫した現場でした。
後々、施工事例でその辺りをアップする予定です。
そして、工事関係者の皆さん、要望通りに施工をしていただき
心より感謝しております。
今後は、点検等でお邪魔させて頂きます。
その際は、住み心地などお話を伺えたらな〜と思います。
それでは、竣工おめでとうございました!
「竪切の家」竣工間近の現場見学
先月、初顔合わせをしてヒアリングを行ったとあるお客様。
堅切の家を見学中の様子です。
この日は、運良く束の間の快晴で、自然光の明るさや暖かさも感じていただけたのではないでしょうか。
お施主様のご子女と戯れるH様ご子女。
お揃いベスト姿が本当に可愛いかったですね~。
堅切の家は、竣工間近でお施主様も心から待ち遠しいご様子。
今週末のお引渡しに向けて残りの工程を急ピッチに進めますのでもう暫くお待ちくださいね!
「堅切の家」おめかしされた玄関廻り
現場は、いよいよ大詰め。
アプローチ、駐車スペース、芝などの外構工事が進んでいます。
こちらは、造作擁壁と植栽でおめかしされた玄関廻り。
ガランとしていた玄関廻りが華やぎましたね。
施工の際に付着した土誇りは、後日綺麗にされますのでご心配なく。
シンボルツリーは、常緑樹のシマトネリコです。
未だ樹高が低く控え目な印象ですが、成長が早い樹種なので数年もすれば存在感がアップするはず。
今は小さくとも、根を張れば一気に枝を増やして広がりますよ。
さて、この外構工事ですが、ご予算や植栽管理の問題から敬遠される方も多いのが現状です。
しかし、私達は、建築と外構は一体で考えており、ぜひ周辺環境や自然と繋がるような外構工事を・・・と皆様を口説いております。
特に、植栽。
木を一本植えるだけでも構えは違ってみえますよ。
「堅切の家」フローリング材は、天然無垢のカバザクラ
昨日は、養生シートを剥がしに堅切の家へ。
養生とは、対象物の汚損を防ぐためにシートやボードなどで保護することです。
床一面を覆っていたシートを剥がすと・・・
ご覧の通り。
無垢のカバザクラが張られたフローリングがようやくお目見えしました。
淡い色調が優しく肌理が細かい樺(カバ)
白い箇所を「カバ」、赤みを帯びた箇所を「サクラ」と区別されている「カバザクラ」。
本新築物件では、その「カバ」をフローリング材として使用しましたが、
その魅力は、黄白色の淡い色調とキメ細やかな杢目ではないでしょうか。
お品の良い滑らかさを感じる材です。
表面は比較的硬く、自然オイルを塗装してあるのでキズがつきにくくお掃除がしやすいこともポイント。
明るいスッキリ空間創造に有効
ご覧のように、光のあたり方で色調は変化して優しげな光沢を放っております。
と言いたいところですが、肝心の光沢感が写真じゃ分かりませんね(苦笑)
その光沢が、自然光と合わさってうらうらとした陽気さを創り出しています。
又、寝転がりたい衝動が・・・。
明るい印象なので、スッキリとした室内空間を創り出したい時に有効な材ですね。
今回ピックアップした樹種はカバですが、ブラックウォールナット・チーク・オーク・ロックファー・カリン・メープル・桧・杉等
沢山の施工経験をしております。
そのお住まいに最適のフローリング提案をさせていただきます。
「堅切の家」天然無垢材の質感を活かした柔らかな内装
事務所の近隣では、只今、新築工事現場が2件。
一つは弊社監理の稲辺の家。
もう一つは、某建築会社さんの物件ですが、双方から木槌の音が響いてなんだか賑やかな感じです。
一方こちらは、事務所より車で20分の関市に位置する堅切の家ですが、
照明や建具、畳等を除いて各内装工事が完了し、空間コーディネートが表れてきました。
大きく開いた開口から南からの自然光を取り込んで、採光・通風を十分に確保したLDK。
その自然光と無垢材特有の質感が合わさって、とても開放的で柔らかな空間が出来上がりつつあります。
あいにくのお天気にも関わらず、明るく気持ちの良い室内空間。
床の養生シートを剥がしてごろ寝をしたい衝動を抑えて帰社しました。
一息ついて年賀状を作成します。
「堅切の家」木を活かす手仕事、木製バックカウンター
只今、キッチンの木製バックカウンターの内部仕切りを製作中。
仕切り一枚といえど、採寸・採寸・カット・採寸・カット・・・何やらごにょごにょ・・・
という感じで結構手間がかかります。
超スピーディなので、今回もシャッターが追いつきません。
世の中、キッチンとお揃いのカウンターやカップボードがあるにも関わらず、
なぜわざわざ手間をかけてバックカウンターを造作するのか。
弊社の場合、天然無垢材による空間コーディネートに一役買うからというのが大きな理由です。
心地良いでしょ?
天然無垢材によるキッチンバックカウンター。
メンテナンスを重視すればシステムカウンターですが、空間コーディネートのクオリティや家具の愛着度が高いのは、
断然、天然無垢材による造作品ではないでしょうか。
これからも推奨していきます。
「堅切の家」パテ処理
天井に点々模様。
可愛い天井にみえますが、実はこれ、
下地の表面の段差や凹凸を平滑にするための処理をしているところです。
炭酸カルシウムや石膏の粉末や樹脂を混ぜてペースト状にし、
ジョイント部分やビスの穴を埋めていきます。
このビス頭の処理を怠ると、一年もたたないうちにビス穴や錆がクロスに浮いてきて・・・。
悲鳴をあげることになりかねないので、とっても大事な処理といえます。
一つ一つ気の遠くなるなるような作業ですが、いつも丁寧にありがとうございます。
他のパテ処理の様子はこちら。
「加治田の薪ストーブの家」見えなくなる下処理も大切な工程
「堅切の家」現場の様子
着々と工事が進んでいる堅切の家。
白い外壁が青空に映えてとても気持ちいい!
内部木工事も一段落しご覧の通り。
キッチンの手元を隠す弊社お馴染みの木製擁壁。
ニッチ。
シャッターを閉めたまま撮影したのでちょっと暗いですね・・・。
本来は、大きい開口部のおかげで明るい陽射しが降り注ぎます。(そこ撮らないと。)
今後、設備機器が入り、木製建具が入り、仕上げ工事が進んでいくと見違えるほどのクオリティになるはず。
乞うご期待。
「堅切の家」木を活かす手仕事、外壁板張り
堅切の家では、木工事が着々と進んでいます。
只今、外装の真っ最中で、キシラデコールという木材保護塗料で濃色に着色した杉板を1枚1枚丁寧に張っています。
この木の風合いが、周りの環境とは一味違った表情をつくってくれると思います。
脇では、板金屋さんが、北面外壁の一部で使用されるガルバリウム鋼板の採寸中。
現場は、こんな感じで今日も活気に溢れています。
一方、内部は・・・
TVボード背面の内壁の板張りが終わり、木肌の美しさが目に留まります。
思わず触れてみたくなるでしょ?