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Writer/Maya 事務・CADオペレーター
「建築」や「モノづくり」の最前線に立ち、設計者の価値観に基づいた機能的及び情緒的な価値をお伝えできればと存じます。
「今泉の平屋」竣工おめでとうございます
6月上旬、「今泉の平屋」が無事竣工し、お引渡しをさせていただきました。
土地の特性を利用した結果、水平ラインを強調したフォルムに。
母家と並列に1台分のインナーガレージを確保しています。
内部は、白をベースに木質感と石目調で構成し、ソフトエレガントな空間に。
この家の司令塔キッチンは、グラフテクトを選択。
建築との一体化が求められる現代の設備機器ですが、弊社はキッチンの美観を損なわないよう限りなくシンプルに空間を納めます。
窓辺には自然エネルギーと四季の特性を活用するデザインを。
弊社は、伝統建築及び自然エネルギーを活用したパッシブ設計を得意としておりますが、その工夫が顕著に表れるのが窓辺です。
深い軒と大開口の高性能テラス窓を設け、室内の快適性は、季節によって変化する太陽光とエアコンやカーテンでコントロールします。
適温時の窓開放は体と心の健康を保つのに有効ですし、一定の断熱性能を確保しているため日射熱の蓄熱放出もしやすい。
昼間は電気エネルギーを使用せず過ごせるため、省エネルギー効果も高いです。
このように、様々な要素を考慮して、周辺環境の自然エネルギーや気候を最大限に活用しています。
また、「今泉の平屋」は、国が定めた耐震性、省エネ性、防火性などの認定基準をクリアした「長期優良住宅」で、
普段から弊社の住宅性能評価(耐震や断熱等級など)は、長期優良住宅の認定基準を満たしていますが、
行政から認定を受けることで、様々な税金の優遇、資産価値の向上などが見込めます。
但し、申請費用やクリア基準の変化、他の制度との兼ね合いなどその都度考慮が必要で、
弊社では、制度を利用することによるメリットを総合的に判断し採否を決定しています。
ケースバイケースの選択で、皆様にとって最善の道を選択していきましょう。
それでは、M様、改めまして竣工おめでとうございます。
現場では、息子さんがたくさんおしゃべりしてくださってとても楽しかったです。
今後ともよろしくお願いいたします。
「今泉の平屋」この家のキッチン動線
「今泉の平屋」は、玄関から入ってすぐキッチンへアクセス可能の間取り。
日頃のスーパーへの買い出しを例にとると、重い買い物袋をキッチンまで運ぶのは地味に大変・・・。
最短距離で荷物を置けるのは、家事のハードルが下がる要因となり得ます。
そして、グルッと周回。
普段の設計もですが、回遊動線ありきではなく、目的に応じて回遊動線を取り入れています。
因みに、モデルハウスではガレージからキッチン到着までに長い廊下を介します。
スーパー買い出し担当のワタクシにとって、これはデメリット。
ワタクシにとって重い買い物袋運びは苦痛なのです。苦笑
こんな問題点は、メリットに変える対策を。
そのお話はまた後日。
「今泉の平屋」緑のレイヤー
成長を競い合っているかのような生き生きとした樹木を15本ほど植樹。
緑のレイヤーで柔らかく目隠し。
株元は最後に割栗石で整える予定です。
縦に伸びる樹木が水平な建築を引き立てます。
「今泉の平屋」抜け感のあるソフトエレガンス
今泉の平屋より。
工事は順調に進み、現在、左官工事中です。
各種タイルを張り終えましたので少しピックアップ。
この家のベースカラーは明瞭な白。
無彩色ながらも明度差、さらに大胆なパターンや個性が際立つ凹凸タイルのおかげで空間が生き生きとしてきました。
この家のご夫妻は、空間のアクセントとして大理石調の優美なマーブル模様をご選択。
優しい木の風合いを取り入れることで、抜け感のあるソフトエレガンスな空間に仕上げます。
木が絡むと大理石調でも全く嫌味がなく、こなれた感じに仕上がるんですよね。
こちらは、筋が入った石目模様とモデルハウスでも採用したウェーブの凹凸加工の組み合わせ。
この組み合わせ、実はモデルハウスで採用したかったのですが、配色バランスの関係で断念したのです。
やはりまとまりが良く、洗練さが際立ちますね。
完成後、改めてピックアップいたしましょう。
「今泉の平屋」一つ一つコーディネート
今泉の平屋より。
現在、木工事が終了し、次の工程へと進むところです。
木工事の次は、タイル張り、クロス張り、塗装など。
事前に、我々が取り寄せたタイルやクロスのサンプルを現場で確認していただきます。
今泉の平屋では、美しいマーブル石模様を使って現代的で印象的な空間づくりを。
実際に施工させれるとどう仕上がるのか。
予め用意された住宅ではなく、一つ一つコーディネートしていく。
全ての工程がワクワクの瞬間です。
間宮建築の家づくりは、エキサイティング!
でありたいです。
「今泉の平屋」小さく飾る喜びのために
機能と美しさを意識しながら丁寧にお造りしています。
職人の実力と経験が物を言う現場合わせ。
すっきりと整ったニッチを目指して綿密に計算しながら取り合いを納めます。
皆様は、お好きなモノで彩ってくださいね。
現場は、木工事が続きます。
「今泉の平屋」オーダーメイド製作
今泉の平屋より。
現場は、木工事が順調に進み、現在、造作のお品を現場製作しているところです。
この日は、テレビボードを製作。
箱組みは大工職人、扉は建具職人が製作します。
間取りにもよりますが、フロートのテレビボードは、空間が狭くなるどころか奥行、立体感が生まれ、かえって空間が生き生きとします。
こちらは、「山田の平屋」の製作テレビボード。
こういった人の手による造作品は、我々の持ち味の一つで、
量産家具と違い、造り付け家具は加工手間の占める割合が大きいので構造は至ってシンプル。
この策はコストを適正に抑えることが可能で、若い世代の方々に長期に渡り使っていただき、
暮らしの充実感を感じていただきたいと思っています。
道具ですから日々皆様の生活をお支えしていると不具合が生じることもございます。
メンテナンスは、金物の不具合の調整や傷の修繕など。
少しの手間はかかりますが、我々が製作した造作家具が、皆様の暮らしの中でお役に立てたら嬉しい限りです。
「今泉の平屋」開く設計
「今泉の平屋」より。
現在、断熱性、気密性、防音効果の優れたウレタン吹付断熱の処置が完了し、木工事を進めています。
大工が無垢フローリング、クロス張り仕上げの下地材、造作家具などを仕上げていきます。
今回注目するのはこちらのテラス窓。
我々は、生活が部屋の中で完結することなく外部環境へ広がる設計に注力しているので、このテラス窓の使用頻度は極めて高いです。
目の前の田畑や遠目に見える山々・・・。
身近な風景、当たり前の風景が最も安心することが出来、心の支えになるのはワタクシ達だけでしょうか。
連続するテラス窓を通して住まいを広げていくような「開く設計」は今後も続けていきたいところです。
「今泉の平屋」上棟おめでとうございます
1月下旬。
「今泉の平屋」では上棟の前に「土台伏せ」を行い、
その後、滞りなく上棟を終えることができました。
コミュニケーションを図りながら各自役割をまっとう。
代表はチーム全員が気持ちよく作業ができるようサポートし、技量を最大化できる環境を築いています。
その成果として、顧客様から職人の技を信頼していだいており、
職人不足の時代ですが、我々は今後も持ち味である建築技術を生かして建築に携わっていく所存です。
全長22mオーバーの躯体は圧巻ですね。
これから竣工に至るまでのプロセスを楽しみましょう。
それでは、M様、今後ともよろしくお願いいたします。
「今泉の平屋」今週末の上棟に向けて
段取りを進めています。
現場は、基礎工事が完了。
この上に土台を伏せた後上棟を迎えます。
建築規模は延床面積40坪オーバーで、
お車1台分のガレージを建物本体に含みますので全長約22m。
LDKを中心に自然光や風を取り込み暮らしの快適性向上を図ります。
ゆとりのある敷地なので、自然エネルギーを取り入れるパッシブデザインは非常に有効です。
それでは、M様。
上棟が待ち遠しいと思いますが、もう少々お待ちくださいね。
我々もプランがカタチとして現れる日を楽しみにしております。
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