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「上蜂屋の家」木を活かす手仕事、材料づくり
鰹節づくりに精を出す専務。
何時もの如く木粉にまみれた文具達。
「加治田の薪ストーブの家」に続き「上蜂屋の家」もピンクの石膏ボードを使いますが、今日のメモ帳はその残骸ですね(笑)
それにしても、
お、おも、、、。
「黒岩の平屋」家づくりは協力会社さんあってこそ。
事務所は、毎日、多くの協力会社さんが出入りします。
今日は、建具職人の細江さんとレールの打ち合わせ。
新しい製品を試みるそうで、専務も実物をカチャカチャ動かし研究熱心なご様子。
いぶかしげな表情の専務ですが、すでにこの製品をどう納めるか頭の中で設計しているからだそう。
疑問点は、細江さんに相談し、二人三脚で形づくられていきます。
ふと、机上をみると、、、
細江さん作の実寸詳細図を発見。
丁寧で分かりやすいですね。
細江さんに次お会いするのは、現場で寸法取りの時。
宜しくお願い致します~。
「下米田の家」弊社に興味のあるお客様が求められる家づくり
先日記載したこの開口。
アップで見ると不思議な開口ですが、
ジャン。
段違いになっている時点でお分かりだと思いますが、階段を造作するための開口部でした。
アイアンのフレームが一際目にとまります。
こちらは、ちょうど踏面を取り付けているところ。
寸法出しをして、大小様々なノミと金槌でサイズを調整しながら一枚一枚取り付けていきます。
この微調整は、寸法を測るわけでもないので腕によるんじゃないでしょうか。
仕上がりです。
といってもすでに養生シートが、、、。
タイミングが合いませんので雰囲気だけ、、、。
早い、安い、機能的。
こんな家づくりも魅力的ですが、昔から弊社に興味のあるお客様が求められる家づくりっていうのは、
質の為に手間を惜しまず、出来ることの中から最善の策を選択し、造作の機能を向上させる為意匠を凝らすこと。
そのためには、職人さんの無垢材や納め方に対する広範な知識や技術力が必要となりますが、
求められる以上は、これからもそういった家づくりを継承していきたいと思います。
「黒岩の平屋」天然石の豊かな表情を活かした美しいエントランス
現場は、只今、洗い出し仕上げのポーチを施工中。
この道30年の左官屋さんが、手慣れた手つきで頑張ってくれています。
洗い出しとは、種石とセメントを混練りしたものを塗り付けて、その表面を水洗いする工法で、
弊社では「タイルで。」などご要望がない限りこの工法が定着しています。
以下、事例です。
無垢材の材質や光の加減で表情が変わるところも面白い。
※左下は、乾ききる前に撮影したのでムラになっています。
どのエントランスも光の通り道となって趣き深い陰影を創り出していますね。
こう並べてみると、エントランスは明るければいいってもんじゃないのがないのがよくわかりますね。
自然光の優しい光と間接照明の落ち着いた光を操っていきます。
「黒岩の平屋」鎧張り仕上がり
現場は、ライトグレーに吹付られたファザードと杉板鎧張りの組み合わせが、
主張し過ぎず周囲に馴染み過ぎずふと目を引く感じ。
ファザードをビジュアルアップさせたい時いい仕事をしてくれます、鎧張り。
といっても、このレンズでは全景が納まりきらないのでイマイチ良くわかりませんね(苦笑)
竣工写真で品評をお願いします。
「上蜂屋の家」フラットな屋根瓦
少し前の工程になりますが、躯体検査に合格して外部では胴縁の施工が進められている時の上蜂屋の家。
ふと上を見上げると、、、
屋根に瓦を葺いている真っ最中でした。
外部階段を上って葺いているところをみたかったのですが、見た目以上に恐ろしい階段が上れず断念。
ということで、地上で職人さんに瓦講義を受けました。
「この瓦は「平板瓦」といって文字通り平たい瓦だよ。
平だから軽そうにみえるけどズッシリ重いでしょ。
地震、雨風に強い防災瓦やね。
こうやって合わせていくんだよ。
これが1,500枚ぐらい。」
セ、センゴヒャクマイ!
この見た目以上にヘビーな瓦を1,500枚とは頭が下がります、、、。
おっと、納まりの相談が始まりましたのでワタクシは退散です。
お邪魔しました!
「下米田の家」木を活かす手仕事、内部木工事
梅の花弁がほころんで春の気配が漂い始めましたね。
気づけば、事務所の白梅も寒さに負けず点々と咲いています。
春ですな~。
この風情に浸りながらちょっとお茶でも、、、といきたいところですがそんな時間はありません。
図面を仕上げて園までお迎えに行ってとママは何かと忙しい。
その園お迎えの帰り道ですが、フラッと「下米田の家」に立ち寄ってきました。
OPENHOUSEに伴い稲辺の家の更新を続けていた中大分工事が進み、現在は内部木工事の真っ最中です。
専務は、造り付けテレビボードの制作中。
親方は、作業を見守ったり手伝ったり。
この日は大工さんが5名いて、それぞれが各々の作業を進めていますが、右下の画像に目を向けると、、、
気になりますね、この開口。
これです。
さて、なんでしょう。
答えは、次回の更新で。
「稲辺の家」OPENHOUSE多数のご参加ありがとうございました。
先週末開催された「稲辺の家」のOPEN HOUSE。
あいにくの雨模様にもかかわらず、多くの方にご来場いただき心から感謝しております。
今回で7回目のOPENHOUSEとなりますが、初めて家具や家電が入った状態でのご見学となりました。
それにより、実際の生活ぶりを想い描きやすく、弊社の建築をより身近に感じられたと思います。
会場内では、いつもの如く活発な質疑応答が行われ、お客様の家づくりに対する熱意と情熱を感じました。
撮影の許可をいただいたので、その様子をご紹介致します。
毎回、社長と専務の他、応援で駆けつけてくださる協力会社の方1名計3名でご案内しております。
上記3名の手が空いていない場合は、手が空くまで、ワタクシが建築話20%くだらない雑談80%の割合でご案内させていただいてます。
もう少し建築の話ができるよう勉強せねば、、、次回、リベンジです。
又、社員一同、どういった経緯でこの間取りに至ったか、どのような目的でこの仕様に至ったかなどご説明していますが、
まず第一に、この家の空気感や空間コーディネートされた諸室の居心地を肌で感じていただきたいなと思っています。
次に、ご見学前にご記入いただいたアンケート結果ですが、弊社にご興味をお持ちの方は、
①位 外観のデザイン・内装の仕上げや空間コーディネート(同票)
②位 間取りの使い勝手・価格(同票)
③位 キッチンや浴室などの設備・収納や防犯などの工夫(同票)
という順で関心が高いようです。
とりわけ、デザインにおいては、自社設計に特に力を注いでおり、近年、確固たる道筋がみえてきた。
万人受けではなく、感性が共有できる同志にこれからも巡り合えたら。
なーんてことを専務と話したりしています。
今回も、美濃加茂市のみならず近隣の市町村からもお越しいただき、大変賑やかで楽しいOPENHOUSEとなりました。
お施主様、ご来場いただきましたお客様、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
又、近隣住民の皆さん、お騒がせしましたことを心よりお詫び申し上げます。
施主様ご一家は、残りのお引越しをゆっくり行われるそう。
ワタクシは、急ぎの仕事を急いで仕上げます、、、それでは。
「稲辺の家」視線の拠り所となる木製建具
いよいよ明日に迫った稲辺の家のOPENHOUSE。
その前に、撮り溜まっていた木製建具の仕上がりをアップします。
まずフロア全体。
ガランとした空間の中で、オーダー建具と床材の杢目が互いに呼応しています。
明日のOPENHOUSEでは、空間コーディネートされた杢目や木肌の心地良さを感じていただけたら、、、と思います。
利便性を活かした畳室の引戸とキッチンバックカウンターをアップで。
余分な飾り気がないから洗練された感じ。
勿論、取っ手もオシャンティ。
こういったディディールって遠目からは気づきにくいですが、「フロア全体がなんかいい感じ」になる重要な要素。
「なんか惜しい」時、そのなんかはディディールだったりします。
OPENHOUSEでは、杢目がコーディネートされた空間の中でどのような居心地を感じるかが大事だと思いますが、
建具にも是非注視してみてくださいね。
職人さんの技と心を感じます!
「OPENHOUSE告知」稲辺の家
お施主様のご厚意により、2日間限定でOPEN HOUSEを開催致します。
日時:2/13(土)、14(日)10:00AM〜4:00PM
場所:美濃加茂市加茂野町稲辺
※HPをご覧の方は、案内図を送付致しますので、コンテンツの「お問い合わせ」からご連絡下さい。
お問い合わせAdd:info@mamiyakenchiku.com
構造:木造軸組工法による二階建て
CONCEPT
1.伸びやかな水平ラインから成るダイナミックな造形美
2.高効率発電を維持する太陽光発電システム
3.引戸ならではのフレキシブルな畳室
4.天然無垢材を活かす手仕事による設え
5.ポーセラーツサロン「Norty」併設のリビング設計
以上、5点が今回の建築の見所であり、私共が特に力を注いだ点となっております。
他にも、大胆な開口部やバイブレーション仕上げのオープンキッチン、豊富な内外部収納など
この家に住まうご家族にとっての居心地の良さをカタチにしました。
これから新築や改装を検討される方のみならず、現在プラン進行中のご家族様、
この建築が気になる閲覧者様など多くのご来場をお待ちしております。