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「建築日誌」風化を見守る楽しみ

関市の寺院「長源寺」様より。
可憐な四季桜に見とれてしまい思わず撮影。

儚げな花びらや枝ぶりは心を奪われますね。

こちらは、2021年竣工の拝殿横の参拝者様用トイレ。

 

真新しかった桧の木肌が、年月とともに銀褐色に焼けてきました。
無垢の木は、雨風や陽ざしを受けるとしっとりとした風合いに変わっていきますが、桧本来の耐腐朽性は変わりません。

境内の厳かな雰囲気に溶け込むにはもう少し月日がかかります。
その風化を見守るのも楽しみのひとつです。