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「下之保のリノベーション」既存空間の面影を残した調理法

約1ヶ月ぶりの現場となりますが、ここまで工事が進んでいました。
ビフォーアフター。

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梁や柱が着色され、ロフトへと繋がる造作階段やキッチン擁壁が佇んでいます。

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中でも、既存の空間の特徴である太い梁。
眠っていた素材がそっと息を吹き返したように、存在感が高まりましたね。
歴史を繋ぐ梁として、オリジナルの姿を尊重しつつ新しい風をリミックス。
「良い処は伸ばす」「必要なものは造る」「困るところは直す」。
和室だったところをLDKへと変身させているわけですが、既存空間の面影を残した調理法で工事は進んでいきます。

「細やかな日常」9月よりブログ再始動。

今年は格別に残暑が厳しいようですが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
娘の夏休み突入と同時にストップしてしまった当ブログ・・・。
弊社の家づくりに興味をもっていただいている方には、作業風景をお伝えできずご迷惑をおかけいたしました。
7月は自由研究の手伝いに追われ、8月は、行事の他、娘が夏風邪とおたふくを続けて発症。
今週、ようやく容体が落ち着いてきたところなので、又、弊社の家づくりの様子をお伝えできたらと思います。
お休みの間、下之保のリノベーション、跡部の薪ストーブの家の工事も進み、新たな物件も着工し始めました。
乞うご期待。

「跡部の薪ストーブの家」現場の様子

連日、急ピッチに木工事が進む現場からお届けします。

まずは、軒天に着色された杉板張り。
垂木や野地板を覆う仕上げで、安定感のある落ち着いた感じになりつつあります。
無機質な外壁塗り壁との絡みが楽しみな部分。

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内部は、例のモコモコが充填されています。
断熱施工の良し悪しは住環境の快適性に直結するので、専務も隈なく確認していきます。

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お邪魔した時はフローリング材を張っている真っ最中で、下地の上に無垢のフローリング材を1枚ずつ張りつけていました。
無垢材のフローリング施工は非常に根気のいる作業ですが、仕上がりはとてもいい感じになりますよ~。

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楽しみですね!

「下之保のリノベーション」木を活かす手仕事、カマチづくり。

玄関の上がりかまちづくりの様子です。
床の高さが変わるところに渡す見切り材のことですが、ピシャッとはまるように加工中です。

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この日は、専務が奮闘。

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カンナで面が整えられた美しい一品。

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専務曰く、
空間構成において、この見切り材は非常に重要で、空間を自然に繋げたい時と異なる仕上げを強調したい時で材料を変えている。
玄関框においては、少し薄くし取り合いに配慮して納めている。
だそうです。

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スベスベ~。
出来上がり次第すぐに現場へ運ばれます。

「下之保のリノベーション」「跡部の薪ストーブの家」造作とタイルサンプル

ここ最近は、3つの現場を行ったり来たりでなかなか捕まらない専務ですが、
先程、下之保の収納を造作中でしたので激写。

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事務所には、跡部の家のタイルサンプルが届いています。

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粗い表情、マットな表情、淡い表情。
お客様のお好みに合わせて空間創造をしていきます。

「跡部の薪ストーブの家」祝!上棟。耐久性・安全性に優れる木造軸組工法

先週末、「跡部の薪ストーブの家」の建方が行われました。
この日、目覚めた時の体感温度からして猛暑の予感がしましたが、なんと今年の最高気温をマークした日でもありました。

そんな中、、、

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やってますやってます。
どんなに暑くてもどんなに寒くてもタフな大工さん達は現場で一番頼りになる存在。
ワタクシがお手伝い出来る事は、そんな大工さん達にアイスを差し入れることだけなので、現場に行くたび申し訳ない気分になるのですが
鷲見さんは、そんなワタクシにも気前よく手を振ってくれます(笑)

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郡上からいつも応援に駆け付けてくださる頼もしい超ベテラン大工さんです。
社長や専務が絶大な信頼を抱いており、現在、下之保のリノベーション工事も手掛けてくれています。

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皆さん、安全と日焼け対策で長袖を着用していますが、本当にうだるような暑さ。
本当にお疲れ様でした!

ここに住まう予定のG様ご一家も何度も差し入れをもってきてくださりありがとうございました。
山々が色づく頃が竣工予定となりますが、G様ご一家、各協力会社さん、そして我々が三位一体となって
これからの建築を愉しんでいきましょう。

「下之保のリノベーション」断熱材

現場は着々と進んでいます。
現在は、床、壁、天井へ断熱材を固定しているところ。

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壁の内部に隙間なく所定の位置に正しく固定していきます。

「建築ダイアリー」木と住まいの大博覧会

毎年恒例の大博覧会、今年も行ってきました。
所狭しと並んだ各住設・建材メーカーブースにて情報収集と建材の仕入れを少々。

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今年は、「木」に関する優れた取り組みを表彰する「ウッドデザイン賞」のセミナーコーナーが設けられてました。

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生活の中に入り込むデザインの重要性、木材を使うことで生活や社会がどのように変わっていくのかなど
消費者に木のある豊かな暮らしを提案している一員としてウッドデザイン賞の取り組みに感銘を受けたそうです。

一方、ワタクシは、パナソニックさんの新製品である4つのお鍋の過熱ができるマルチワイドIHに釘づけ。

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鍋の大きさに合わせて加熱エリアが変わるなんてビックリ。
大鍋がない我が家では真価を発揮出来なさそうですが(笑)家族の人数が多いご家庭には画期的なんじゃないかと思いました。

「跡部の薪ストーブの家」プレカット打ち合わせ

建前に向けて建材メーカーさんとプレカットの打ち合わせ。
因みに、プレカットとは、構造計算により作られた設計図データをもとに構造材を加工していく工程です。

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本日は、特殊な部材の組み方や構築の話。
ちょっとした組み方の違いでディティールが変わってくるので専務も慎重に伝達します。

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地場工務店にとっては、取引窓口となる建材メーカーの担当者さんや様々な協力をしてくれる建材商社さんとの関係が非常に重要です。
これからも良好なパートナーシップを宜しくお願い致します。

「跡部の薪ストーブの家」CGイメージ

先週から新しい現場が動き出していますが、建方の前に外観イメージをお伝えしておこうと思います。
ブログもようやく現場においついた感じ・・・ですね。

まず場所ですが、関市は武芸川町、幹線道路より一歩奥に入った静かな住宅地で、敷地面積100坪の建築跡地が計画地です。

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キーワードは、「平屋」「薪ストーブ」「グレイッシュ」「坪庭」。
「加治田の薪ストーブの家」と共通していますが、間口の狭い加治田のI型に対してこちらはL型。
動線だとか光の取り入れ方だとか当然変わってくるのでそうへんをどうまとめるかが腕の見せ所ですね。

外観CGです。
道路に正対するポーチや玄関戸を袖壁が包み込んでいるのでスッキリした印象です。
ルーバー部分は採光を取るための開口部ですが、シンプルな形状に動きも出て意匠の役割も。

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南より。
建物に環境を取り入れたり屋根勾配を緩くすることで、おのずと周囲の家とは違ったカタチとなった。
標準仕様をなぞっただけでは生まれない、いい意味での緊張感を愉しんでもらいたい。

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ご夫婦と2人のお子さんが暮らす予定の「跡部の薪ストーブの家」。
現在、配筋検査に合格し、来週に建方を控えています。
G様ご家族は、今か今かと待ちわびている状態だと思います。
こちらも体調を万全に整えて参りますのでどうぞ宜しくお願い致します。