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「那加の平屋」町との距離感

本日より、各務原市で建築いたしました「那加の平屋」の特徴をお伝えしたいと思います。

こちらの建築地は、同時期に建築していた「藤倉の薪ストーブのある平屋」とは対照的に、
家が建ち並ぶ住宅地の一画で、駅が近いため前面道路の交通量も割と多い立地。

プライバシーに対する配慮や防犯意識の向上が望ましいのは一目瞭然ですが、
住宅地の場合であっても、弊社の設計では、町に対し「閉じすぎない佇まい」を意識しております。

毎回、建物と同時に敷地の隅から隅まで設計おりますが、
今回のポイントは、「町と緩やかに繋がる佇まい」です。

駐車におきましては、96坪の敷地に、自家用車2台分の造作ガレージと来客用2台分の駐車スペースをキープ。
弊社では、換気、採光、防水、コストバランスから、OPENガレージを積極的に計画しておりますが、
ガレージの大きな開口は、町に対し開けた印象も与えてくれます。

対しまして、こちらの擁壁。

 

住宅地では、高い塀で敷地をぐるりと囲い、その中で開放的に暮らすことも有りなのですが、
弊社の設計では、閉じる場合も抜けをつくってより自然に風や光を招き入れたり、
やんわりシャットアウトして町との距離を推しはかっています。

ベールに包まれた建築もとても素敵なのですが、間宮建築は、やはり抜けを重視。
どこまでOPENにするのか家ごとに調節して、町への圧迫感に配慮していく所存です。

「那加の平屋」お引渡し時の儀礼

先週のとある日。
「那加の平屋」が竣工し、無事お引渡しをさせていただきました。

そこで、今回は、儀礼の様子をピックアップ。

昔から続く伝統的なならわしとして、木造軸組では、地鎮祭と上棟式の二度、神様にご挨拶をする機会があります。
これは、地を慎め、工事の安全、家の繁栄、ご守護などを祈願するもので、
信仰心が薄れた現代でも、建築現場では、持統天皇の時代から続く古式の神祭りが行われています。

地鎮祭は、お客様の宗教観に合わせた儀式を執り行っておりますが、
上棟時の儀礼は、断熱材の特性上、執り行っておりません。
そのため、弊社では、竣工時に棟札など一式を小屋裏に納めさせていただきます。

 

今回も、専務が必要なお品をかごに入れ、

家の守り神様として大切に納めさせていただきました。
因みに、飾り物一式は弊社がご用意いたします。

その後は、窓や設備機器のご説明をさせていただき、
本キーや取説、図面一式などをお渡しいたします。


近年設備機器のハイテク化が進み、様々な便利機能が盛りだくさん。
現場でのご説明は簡潔なので、お忙しいとは思いますが取説を熟読して使いこなしてくださいね。

以上、お引き渡しの様子でした。

後日、画像処理が終わりましたら、この家の特徴をお伝えしたいと思います。
乞うご期待。

「那加の平屋」ローメンテナンスの外構づくり

先日、投稿しました記事に誤りがあったので訂正いたします。
申し訳ございません。

外構工事、着工しました。

目隠し擁壁は、コンクリートブロックではなく塗り壁仕上げ。
現在、下地となるコンクリートブロックの養生中です。

 

プライベートな中庭は芝張りの予定です。
十分な広さを確保。
因みに、建物本体の黒い線は電線等の影です。

そして、奥行きの深いアプローチ。
玄関戸が見えないことを利用して自然と奥へ引き込まれる感じに。
植栽で彩る予定です。

弊社は、外構も専務が設計しております。
お客様のニーズと無垢材のメンテナンスを優先していただきたいことを考慮して
ローメンテナンスに徹したシンプル外構が多いです。
特に、植栽は少しずつ成長しますし病害虫も懸念されます。
専務とよく話し合ってください。

因みに、当事務所の植栽はほったらかし。

 

ポーチに侵入してきたソヨゴや棒石のコケや変色もシャビーな雰囲気が出るので放置です。
自然素材の家は、時を経た方が楽しい。

「那加の平屋」住宅地にたたずむ家の外装

建物の外装が終了し、これから外構工事の「那加の平屋」です。

こちらの家は、駅や大型商業施設が近い住宅地に存在します。
ご覧いただきたいのは、田園風景や山あいの無垢材に溢れた外装との対比。

 

周辺環境や暮らし方を汲み取り設計しています。

「那加の平屋」驚きの環境整備

今年最後の現場レポは「那加の平屋」です。

木工事が完了し、夜な夜な気になる部分を簡易チェック。


問題ございません。

それにしても・・・
ここの現場でいつも話題に上がるのがこの環境整備。
通常、木工事の際は、細かい木屑や廃棄物が大量に発生するのですが、
この現場の協力会社さんは「毎度、僕(専務)以上。このまま引き渡せるレベル。」の綺麗さを維持してくれています。

  

仕事をしやすく環境を整え、道具や材料を取り出しやすく備えることは、安全や安心に繋がります。
現場の安全に対する取り組みは、我が社が更に向上できる点でありました。

年内は、ちょうど区切りがついた木工事で終了。
年明けからクロス工事にバトンタッチです。
来年もよろしくお願いいたします。

「那加の平屋」木工事と断熱材

 

住宅密集地でも空が映える那加の現場です。

現場は、只今、木工事の真っ最中で各所に無垢フローリングがスタンバイ。
いつもお世話になっている大工さんに、これらを手作業ではってもらっています。

納まりがきれいに仕上がるように、柱の寸法に合わせて正確に形成し、一枚一枚敷き詰めていきます。


仕上がった部分は、その後の作業で傷がつかないようにしっかりと養生をします。
いつも整理整頓された綺麗な現場を心がけていただきありがとうございます。

 

室内は、弊社が採用しているウレタン吹付断熱で覆われもこもこ状態。
この断熱材は、発砲スチロールのような軽い素材で、接着性と気密性が高く性能に優れた断熱材です。
シックハウスの心配もありません。

  

左から、壁、天井、浴室。
室内の熱は、冬は外に逃げ、夏は入ってきますので、このもこもこが非常に重要な役目を果たします。
魔法瓶のように隙間なく建物全体を覆い、温度差の少ない快適な室内環境を保ってくれます。
断熱材だけこだわっても真価は発揮できませんが、熱を通しやすい開口部や日射熱など様々ことをを考慮し性能をあげています。

いつもにこやかに話しかけてくださる大工さん。
又、次回、現場に行くことを楽しみにしています。

「那加の平屋」上棟おめでとうございます

今月、上棟が2棟続く予定ですが、
昨日、その内の1棟である「那加の平屋」が一足お先に上棟しました。

13時頃の様子です。
素晴らしいお天気に恵まれ建築日和となりました。

  

16時20分。
ルーフィングを敷いているところです。

 

ルーフィングは、屋根材の下に敷く防水シートで、築年数が増しても雨漏りの心配がないよう2次防水として大きな機能を果たします。
屋根材が劣化したり、四方八方から雨が降り屋根材だけで守りきれなかったりした場合、水滴が屋根材の下に漏れることを防ぎます。

水分は、家の劣化を早める一番の大敵。
当然ですが、野地板をすっぽりと包み破損部分も無し。
重大な瑕疵を発生させないように、見えなくなるところもぬかりなく施工を進めます。

16時40分。
予定通り、ルーフィングまで完了し、レインコートを羽織って工事が終了しました。

  

基礎工事の時、ズームした布基礎部分の本体も見えていますね。
正面から見るとこのような感じです。

道路との距離が近くても、オープンガレージなので圧迫感を感じません。
ガレージ右の駐車スペースも、普段はエクステリアの一部としてゆとりある外構を計画しています。
今後も、ガレージに注視していきますね。

それでは、Y様、上棟おめでとうございました。
又、協力会社の皆様、安心安全な工事をありがとうございました。

「那加の平屋」駐車計画とL型の狙い

こちらの現場は、現在基礎打設中。
コンクリート打設が終わり、しっかり強度が出るように養生をしている段階です。

 

基礎は建物の柱や壁に沿って打設しますので、
右の画像からこの家の形状がL型なのが分かりますね。

少し西方に身を引くと・・・

線状の基礎である布基礎部分が。
今回は、約96坪の敷地をフル活用しインナーガレージを計画しており、
ここはそのガレージ部分にあたります。
又、ガレージの隣にも2台分の駐車スペースを予定しているため間口を使い切る駐車計画としています。

変形地でもなく比較的広い敷地。
ガレージ計画はしやすいのですが、この地は大型商業施設や駅が近いため住宅が建て込んでおり、
敷地全体の採光・通風確保や居住空間が圧迫されないよう工夫が必要となってきます。

その策の一環であるL型ですがその効果はいかに。
リビングの前庭を介して光、風、視線が抜け、道路側から敷地奥まで連続感を感じさせることができれば成功です。

上棟は11月頭の予定。
まだ先ですが、その間基礎の養生をしっかりと。
外構工事等もありますので段取りをしっかりと。
良い上棟を迎えられるよう尽力します。