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「那加の平屋」お引渡し時の儀礼

先週のとある日。
「那加の平屋」が竣工し、無事お引渡しをさせていただきました。

そこで、今回は、儀礼の様子をピックアップ。

昔から続く伝統的なならわしとして、木造軸組では、地鎮祭と上棟式の二度、神様にご挨拶をする機会があります。
これは、地を慎め、工事の安全、家の繁栄、ご守護などを祈願するもので、
信仰心が薄れた現代でも、建築現場では、持統天皇の時代から続く古式の神祭りが行われています。

地鎮祭は、お客様の宗教観に合わせた儀式を執り行っておりますが、
上棟時の儀礼は、断熱材の特性上、執り行っておりません。
そのため、弊社では、竣工時に棟札など一式を小屋裏に納めさせていただきます。

 

今回も、専務が必要なお品をかごに入れ、

家の守り神様として大切に納めさせていただきました。
因みに、飾り物一式は弊社がご用意いたします。

その後は、窓や設備機器のご説明をさせていただき、
本キーや取説、図面一式などをお渡しいたします。


近年設備機器のハイテク化が進み、様々な便利機能が盛りだくさん。
現場でのご説明は簡潔なので、お忙しいとは思いますが取説を熟読して使いこなしてくださいね。

以上、お引き渡しの様子でした。

後日、画像処理が終わりましたら、この家の特徴をお伝えしたいと思います。
乞うご期待。