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「鷹之巣の薪ストーブの家」スタンバイOK

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昨日、今日で木材保護塗料を塗り終えました。
右下の女性は、社長夫人の礼子さん。
一家一丸となって社長と専務を支えます。

今週2棟目の上棟へ向けてスタンバイOK。

それから、只今計画中の顧客様、ご新規様。
今週は、お打合せの都合がつきませんがご理解いただき感謝しております。
落ち着きましたら宜しくお願い致しますm(_ _)m

「滝田の家」祝!上棟。安全性と耐久性に優れる木造軸組工法

昨日、兼ねてから計画して参りました「滝田の家」が上棟致しました。
弊社事務所から車で10分の場所に位置するこの敷地は、分譲地の一画で、13区画に様々な建築会社様が入り乱れる予感。
周辺より一足お先に上棟する運びとなりましたが、
専務は、そのような環境で、自然素材と自由設計の良さを弊社の色でカタチに出来ればと意気込んでおります。

さて、本日は、上棟の様子と共に建物の外形をお伝えしたいと思います。
まずは、ファザードから。

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今回、特徴的なのがこの建物の配置です。
前面道路と並行でない。

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そして、西側道路に沿うように建物が細長くなっています。
何故、このような特徴が生まれるのか。

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それは、この個性的な敷地を読み解いたから。
やや弧を描く三角地。
この土地でしか建てられない家とまではいきませんが、この土地の個性を大いに利用した家を計画致しました。

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平屋と二階建てのエリアに分かれているのがお分かりだと思いますが、
三角地といっても狭小地ではないので間取りやボリュームの融通が利きました。
因みに、ここからのアングルは、お隣の建物が建ったら見られなくなります。
結構好きなのになぁ。

そう言えば、ワタクシはお昼休みに覗きに行っただけなので、S様ご夫妻にお会いすることは出来ませんでした。
上棟おめでとうございます!
これから撮影なんかでワタクシも出入りさせていただきますので現場でお会いした時は宜しくお願い致します~。
そして、一日中頑張ってくださった協力会社の皆様、本当にお疲れ様でした!

「上川辺の家」隣接するLDKと和室を繋ぐ。

先日、チラッと触れた和室の障子戸を閉めてみました。

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今回の和室は、LDKと隣接する汎用性の高い和室を計画致しましたが、

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LDKは、解放感。
和室は、籠り感。
建具を和室の袖壁に引き込むことで異なる領域を一体的にすることが出来ます。

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建具を閉めて独立させると、障子特有の拡散光が差し込んできます。
今回は、掃き出しの障子戸ですね。
地窓など低い位置から入る光はより和室らしい落ち着きを生みますが、ここでは採光を重視しています。

「上川辺の家」LDK

「上川辺の家」見所のご紹介が続きます。
本日は、LDKです。

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この家の間取りは、対面式キッチンの手前にダイニング、続いてリビングといった一般的なワンルームのLDK。
しかし、右の開口には軽く区分けが出来るように障子が仕込まれています。
和室に繋がる引き戸の開閉によって室内の利便性を高めていますがそこは又後程。

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さて、今回のLDK、個人的には、それぞれの無垢板の木質感や風合いがいつもより印象に残るなと感じましたが
それは・・・単純に木面積が大きいことと、

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この壁面の木の連続性にあるんじゃないでしょうか。
と言っても、視野の狭い写真とライティングでは到底伝わらないであろうこの広がり感。
連続性のある無垢板使いは、是非とも生でご覧いただきたい技ですね。

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木の技といえば、建具職人さんも忘れちゃいけません。
今回は、3,640mmのロングボードに職人技が光る扉を取り付けていただきました。

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どこから見てもビューティホー&ハイクオリティ。
ムフフ。

「鷹之巣の薪ストーブの家」一体何が始まるんです?

3月中旬から基礎工事が始まり・・・

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3月末には基礎が完成。

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基礎は、通常のベタ基礎工法であり見慣れた光景。
しかし、レンズを引くと・・・

お?

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おぉぉ?

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周囲の立ち上がったコンクリートは一体・・・。

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全長18m。
徒歩でいうとワタクシの歩幅で35歩。
スケール感わかりにくすぎですが、このコンクリートがこの家の要点となることは間違いなさそうです。

又面白いことを企んでますよ。
フフフ。

「上川辺の家」ファザード要素整理術

4月。
新年度が始まりましたね。
新しい環境を迎える方も多いと思いますが、お互いお仕事に家事に育児にがんばりましょう。
ワタクシは、とりあえず専務に怒られないよう図面の精度をあげよう。。。

さて、4月も引き続き、竣工した物件の見所を順次ご紹介していきたいと思います。
今回は、「上川辺の家」玄関廻りです。

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こうやってトリミングするとほんと無駄な飾り気がないのがよくわかりますね。
日頃からシンプルシンプル言っているだけに、そこはいつもぶれない。

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南面道路の場合、玄関のみならず窓やバルコニーなど様々な要素が入り乱れるわけですが
専務は、隠したり排除したりくり抜いたり要素を整理しながらファザードのバランスを整えるのが上手いんじゃないかと思います。

と褒めてみる。

「上川辺の家」祝!竣工。見所をご紹介致します。

先日、竣工に伴いお引き渡しを3件させていただきました。
実は、お引き渡しまでギリギリのスケジュールであった今回の建築。
無事、期日までに任務を遂行出来て専務は胸を撫で下ろしているに違いありません。

この3物件は、現場レポートがあまりできずにいたのですが、
竣工に伴って、今回から各々の見所をご紹介していきたいと思います。

まずは、加茂郡川辺町に位置する「上川辺の家」。
53坪の敷地に建てられたのは、延床面積32坪のシンプルでややミニマムなお住まいです。

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外装は、ガルバリウム鋼板+吹付+板張り。
ガルバの圧迫感を軽減させるため、白壁を強調させる手法の他、バルコニーやポーチを建物の内側に引き込んでいます。

別アングルより。

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バルコニーのルーバー工事は撮影日までに間に合わなかったのですが、現在は木ルーバーが付いています。

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専務は、「モダン」とか「シャープ」といった表現を好まないのでライティングが難しいのですが、
ガルバの外皮で覆われた外観は、白壁とのコントラストが明瞭でキレの良い感じにまとまりました。

この仕上げ方は「鷹之巣の家」と共通するのですが、弊社の建築は一軒一軒似ているようでまるで違う。
それは、専務の自己満足の設計ではなく、標準仕様をなぞる設計でもなく、
敷地やお施主様と真摯に向き合って個性を読み取っているから。
そんな風に強く思う今日この頃です。

次回は、内部へと潜入致します。

「加茂野の家」木を活かす手仕事、収納付キッチン擁壁

本日は、加茂野の現場よりお届け致します。
瓦葺きの大屋根が遠目からも印象的な「加茂野の家」ですが、現在、塗装の段階まで工程が進んでおります。

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すでに和の空気を感じる佇まい。
何時もの如く、コテ塗りと吹付を使い分けて懐かしいけど新しい和風壁を目指します。

そして、内部は・・・
プラスターボードが張り終わり空間のボリュームが一目でわかるように。
この空間の中ではキッチン擁壁に目がいきますね~。

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キッチン擁壁は、板張り、モルタル、収納付きなどバリエーションに富む箇所なので毎回仕様が楽しみだったりします。
今回は、お施主様のご要望で、事例がありそうでなかったOPEN収納付き。
造作に熱意を注ぐのであれば、お客様の「あーしてこーして」に応えられる応用力がないとね。
「Yチェアみたいな椅子作って!」とかは無理ですけど(笑)

「大平賀の家」木を活かす手仕事、トメ

外部は、只今ドレスアップ中。
南面を除いてぐるりとガルバの角波で覆います。

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美観と対候性に優れ、弊社でも需要の高いサイディングです。
予算の兼ね合いから目立たない部分は角波、ファザードなどは立平を採用することが多いです。

内部では・・・
応援大工さんが作業中でしたのでパパラッチ。

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専務が普段からお世話になっていて、とっても気さくなお方です。

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大工さんの手仕事は、細かな作業の連続でこの時もちょうどトメ加工の微調整を行っているところでした。
トメとは、互いの材料を45度で切断して組んでいくことをいいます。
現場によって仕様が全く異なるわけですがこの納め方も随分減ってきたそうです。
しかし、あらゆる造作で建築の質を高めるのが弊社流。

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僅かに段差があったのですが、微調整後、ご覧の通りピシャッと揃いました。
「気にしない人は気にしないけど、気にする人は気にするでね。」
造作好きな弊社のお客様は気にされると思います(笑)
丁寧で美しい仕事をありがとうございます。

「小山の家」ジョイント目地消し

先日、こっそり現場へ行ってきました。
外壁を左官で仕上げるための下処理中で、白い縦線が沢山みられます。

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目地は、消さなくてもカタチにはなりますが、ここで目指すのはビューティホーな面。
フラットにするためにパネルのジョイント目地を消します。

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こちらは、内部。

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荷物がいっぱいなので又次回(笑)