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「加治田の薪ストーブの家」意匠性を高める吹付塗装

当初は、杉板張りを検討していた南面の外壁。
メンテナンス性を配慮し、北のファザードと同じく塗装仕上げとなりました。

現場に着くと、いつもお世話になっている今井塗装さんが養生シートをはがしており、片隅から全貌を拝見。
黒さが一層際立つ外観となりました。

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青味がかった黒と砂壁状の質感をアップで。
とても綺麗な仕上がりです。

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北のファザードは、仕上げの効果を高める中塗りが完了したところ。
ファザードは、コテ仕上げなのでパターンがかわります。

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下地の段階で、景観とバッチリ合うのがわかりますね。
今井塗装さん、丁寧な塗装をありがとうございます。

「堅切の家」安心建築、JIO躯体検査

本日、JIO(日本住宅検査保証機構)による構造躯体検査を受けました。

躯体検査は、JIOの検査員が、柱・筋交い・梁の位置は正しいか、
適正な金物で補強されているか等、耐震性能をチェックします。

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こういった建築中の現場検査が、構造耐力の欠陥防止になり、より安心・安全なお住まいへと導きます。

さて、結果は・・・
特に指摘を受けることなく一発合格。
これで、瑕疵(かし)担保責任保険が適用され、万一の不具合でも確実に保証することができます。

この横断幕は、お客様をお守りしますって意味があるんですね。

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次は、フラット35制度を利用するための適合検査が待ち構えます。
検査機構が違えば、検査目的も違うので、これからもお客様にしっかりご説明していく所存です。

一方、木工事は、下地施工の真っ只中です。
応援大工さんに納まりの説明中。

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物件が何棟も重なる時は、信頼できる応援大工さんの力を借りて工期の調整をします。

「堅切の家」祝!上棟。耐久性・安全性に優れる木造軸組工法

午前6時起床。
窓から差す陽の光は、今日の上棟を歓迎しているようでした。
まさに、上棟日和!
を通りこし、目茶苦茶暑そう^^;
ばてないように、クーラーボックスにペットボトル50本を用意して、いよいよ建方開始です。

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猛暑日を彷彿させる夏空のもと、掛け声と金槌の音が響き渡ります。

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建方のメンバーは、熟練大工8名とレッカー作業員1名の計9名。
作業分担し、機敏に横架材の上を動きまわる精鋭大工陣とそれを見守る社長。
滴る汗で前がみえるのか?って感じですが、母屋の上を走れるんじゃないのか?ってぐらい身軽な大工精鋭陣です。

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耐震性を高める為、時代によって変化している木造軸組工法。
垂直な部材と水平な部材を接合し、床組と屋根組を組み合わせて、力強い軸組を造っていきます。
レッカーと人手があるうちに、屋根まで伏せ、雨に備えます。

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陽もまだ明るい午後5時、建方の工程が無事終了しました。
建物の形状が姿を現しましたね。
こうして形がみえてくると、協力しあって建築することに改めて感動します。
お施主さんも、打ち合わせを重ねたプランが一気に立体になり、心嬉しいのではないでしょうか。

協力していただいた大工のみなさん、猛暑日の中、本当にありがとうございました。

「堅切の家」土台伏せと床下の湿気対策

梅雨の影響が心配されましたが、無事、ベタ基礎工事が完了した堅切の家。
今日は、稲辺の家で行われている地盤調査と時を同じくして、こちらでは土台を伏せています。

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今の基礎は、昔あった風穴というものは有りません。
パッキンというものを土台の下に満遍なくひき、基礎天端全体で床下の換気を行います。
黒いやつですね。

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しかし、この工法だと、冬場の床下の温度が極端に低くなるため、
ほとんど吸水性のない高性能の断熱材を敷いておきます。

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その後、応援に駆け付けてくれた大工さんが、雄叫び?をあげつつズッシリ重い剛床版を張り付けてくれてます。
地震がおきれば床も歪もうとしますが、この面構造が床の変形を防いでくれます。
夏本番の暑さのせいか気合い入ってますね~。
雄叫び後のとある大工さんからの「怪獣がおる。」ってツッコミ、聞き逃しませんでしたよ(笑)

一気に剛床版張りまで終わり、明日の上棟を静かに待ちます。
明日も建築日和の予報。
お互い夏バテに気をつけて頑張りましょう。

「稲辺の家」地盤調査

梅雨が明け、久々の晴天。
奥様方は、快適な洗濯ができてルンルンだと思いますが、建築業界に携わる私達も晴れ晴れとした気分になります。

さて、こんな建築日和の中、稲辺の家の敷地では、朝から地盤調査が行われました。
いつもお世話になっている永瀬ボーリングさんに、JIS規格のスウェーデン式サウンディング試験を行ってもらいました。

簡単にいうと、尖がった鉄棒に荷重をかけて、どのくらいの強さでどのくらいの深さまで地中に刺さるか、
という方法で地盤の固さを調べる試験です。

25kgの重りをのせていき、

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鉄棒を回転させて25cm沈むのに何回転するか調べているところ。

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その後、換算N値というものを計算します。
この結果によって、基礎の形式や地盤補強の必要性・方法を決定します。

チラッとみえている擁壁も出来上がりつつあります。
梅雨でなかなか進まなかったのですが、残すところあと数m。
もうひとふんばりです。

「上蜂屋の家」図面修正

新規案件の外観パースを修正しています。
只今、打ち合わせでの変更箇所や検討内容を3D-CADに反映しているところ。

モデリングして、

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レンダリングします。

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今回は、プレゼンでのご提案をベースに、間取り・外装・バルコニーの形状を変更しています。
無垢材を活かした現代和風の建築になる予定。
お施主さんの拘りがギュッと濃縮した滋味深いお住まいになるよう全力でかたちづくっていきます。

今日は、今週末に開催される中山道太田宿「宵まつり」の特設ステージの足場を組みに行ってきます。
ジュニアダンスや名曲コンサートがありますよ~。
私共は、大切な上棟式があるのでそちらに精をだします^^

「加治田の薪ストーブの家」薪ストーブの煙突取付工事

この家の特徴となる薪ストーブは、アンコールのクラシックブラックを設置予定です。
今日は、その薪ストーブの煙突部材を日本暖炉の方に取り付けてもらってます。
いよいよ形がみえはじめましたね。

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最後に、屋根上の煙突の丸トップ設置・雨仕舞いをして、今日の煙突取付工事はここまで。
雲行きが怪しかったけど、午前中はもちこたえてホッ。
テキパキ取り付けていただいてありがとうございます。
後日、本体設置工事へと移ります。

室内は、木工事が終了し機材や廃材など綺麗に片付けました。

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さぁ、ここからの仕上げが正念場。
各施工会社の皆さん、宜しくお願いします。

「黒岩の平屋」外観イメージ

美濃加茂市のお隣の市といっても、弊社から車で5分の敷地に平屋建ての家を計画しています。

ご夫婦と二人の幼いお子様が住む家で、東・南が道路に面した角地になります。
敷地面積126坪。
高低差も僅かでオーソドックスな長方形。
写真は東から撮影してます。

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外観イメージです。
まずは、東。

東

外壁は、美観と対候性に優れるガルバリウム鋼板の立平葺き工法で統一。
玄関ポーチの屋根と壁が、全面道路からの視線を遮る目隠しと玄関庇の機能をはたしてくれます。

そして、南。

無題

シンプルなI型にもう一捻り欲しいところ。
ってことで、はきだし窓に袖壁を設けビジュアルアップさせています。
コンパクトながら、工夫が凝縮されたお住まいになると思います。

地盤調査が終わり、申請関係も終わり、今か今かと着工待ちの現在。
お待たせして本当に申し訳ないですが、現場の見通しがつき次第着工させていただきます。
乞うご期待。

「加治田の薪ストーブの家」木を活かす手仕事、内装木工事③

現場は、内装木工事が大詰めを迎え、大工仕事は巾木の造作を残すのみとなりました。
高橋建築さんに応援に来ていただき、二人できっちり木材を採寸・カット。
コツコツ巾木を張っております。

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躯体や造作家具の施工に比べて地味な作業ですが、
巾木は、掃除機がガツンガツン当たる際の壁面の傷や汚れを防いでくれる大事な箇所です。
パッと見目立たないのですが、無垢木材の巾木は、自然素材の上質な質感により空間の質を上げてくれます。
意匠性に興味が乏しければ、言われてみれば・・・って感じでしょうけど、見えるなら質を高めたいのが職人心。
細部まで拘ります。

あと、キッチン擁壁の躯体や

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洗面化粧台の造作などオリジナルメイキングの品々の木工事も完成しています。

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今後は、外壁木工事、建具取付、各部仕上げに入ります。
頭の中では、完成イメージが出来上がっているので忠実に再現できるよう工夫を凝らしていきます。

「加治田の薪ストーブの家」シックハウス症候群対策になる下地材

シックハウス症候群。
一度は耳にした事があると思いますが、建材の化学物質や換気不足など住環境によって
体に様々な不調があらわれるというアレです。

そのやっかいな化学物質であるホルムアルデヒドを吸収・分解して低減してくれるという
優秀なプラスターボード(下地材)を張り終えました。

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室内中ピンク、ピンク、ピンク。
ちょっとメルヘン気分になりそうなこのピンク色こそクリーンで快適な住環境の証です。
塗装後は、隠れてしまうのでこういう所も施工中のチェックポイントだと思います。

そして、建具屋さんと打ち合わせ。
いつもお世話になっている細江木工さん。
プロ意識が高く、手間がかかる要望も引き受けてくれるだけでなく、納まりや工夫をアドバイスしてくれる頼もしい存在です。

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熟練職人の細江さんと質疑応答しつつ現場確認がスムーズに終了。
寸法取りも終わり、これから木製建具を製作していただきます。
首をなが~くして待ってます。